千夜一夜

千夜一夜

天使の唄は聴こえない 2005/12/24


君を送る帰り道
降り出したぼたん雪
真夜中の歩道橋 
立ち止まり 二人見上げた空

長いマツゲ動かしもせず「魂が降ってくるよ」
そう言った手をギュッと 力いっぱい掴んだ
君の言葉を借りたなら それはまるで
「導かれ昇りゆくエンジェル」に見えた

抱きしめる腕の力加減
できないほど怖かったんだ 
独りになること 君を失うこと

今年もまた降り積もり
空へと帰る雪
さよなら 言えないまま
響いてるChristmas song
天使の唄は聴こえない

あれは君のシグナルで
弱虫な僕のため
神様のプレゼント
立ち止まり 君が見上げた空

あの日 君の肩ごしに見た透き通る白い羽
ただひとり手をかざし 落ちる雪を見上げる
君の言葉を借りたなら きっと言うね
「悲しみは孤独より暖かいものよ」

涙なら今もここに有るよ
凍りついた思い出を
暖め溶かして 君を探している

今年もまた降り積もり
空へと帰る雪 
さよなら 言えないまま
響いてるChristmas song
天使の唄は聴こえない 


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