うーん
あれは別に放射線教育ではないからねぇ

表向きは戦争と核兵器への反対表明で
実のところは「確かに敗けたし悪い部分もあるんだろうけど、何もあんな仕打ちしなくてもよくない? さすがにあれは酷くない?」っていう日本のアピールだと思うんだよね。
だから被爆した人がどんなに恐ろしい症状で苦しんだのかを中心に書かれている (2011.04.07 11:10:19)

せんだって日記

せんだって日記

2011.04.06
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
twitterなどでけっこう見られたんだけど。
原発の爆発以降、知的で冷静だと思っていた人たちが被曝に対しておどろくほど強い恐怖を示し、浮き足立っていたり、不安やデマを拡散したりしていた。
その恐怖心のあらわれに驚いた。

僕はそこまで放射線が怖くないからだ。

いやもちろん怖いけども。
なんというか、慌てて逃げ出したり正気を失ってしまったり冷静さを欠いてしまったりというほどではないのである。マスクしないと外出できないとか、水道水を飲めないとかにはならなかった。
信頼している理系の人たちの意見をtwitterで読んで、東京はまだそこまでの状況ではないと思っていたのだ。

しかし妻は違った。
心なしかそわそわして、ネットや本でいろいろ勉強しはじめた。


つまり、視野を狭めて恐怖するだけの態度をやめた。妻が言うには「影響はわずかだろうけど、逃げ出すよりも検体として生きるほうが価値がある」ということだ。

僕と妻の、放射線被曝への反応の違いはなんだろうということになって、原爆教育の違いだってことになった。

原発がアレしたとき、妻は僕に「ピカドンが起きることは無いんでしょう」と確認したがった。
なるほど。
僕は子供の頃、あまり強烈に原爆教育を受けなかった。妻は『ガラスのうさぎ』や『黒い雨』などの教材によって「原爆は恐ろしい。核は怖い」という恐怖を教えられていた。

恐怖だけを教えられていた。

どういうふうに怖いのか。なぜ怖いのか。どこまでなら危険ではないのか。
そういうホントに大事な部分は教えられず、恐怖だけを教えられたっぽい。

原爆教育は子供の心に恐怖だけを植えつけるものだったのだろうか。

恐怖は視野を狭くし判断力を鈍らせる。もうそういうものである。

普段は知的で冷静な人が、あっというまに視野を狭くし慌てふためいてしまった。そこには逆らいがたい恐怖があったのだろうか。



原爆教育は、放射線の恐ろしさだけを植えつけ、対処法は教えないものだったのだろう。被曝は程度問題だから子供には難しいってのもあるだろうし。

放射線を「対処の仕方をしらない見えない恐怖」としてしか教えられていなければそうなっちゃうよね。無知のままでは怖いだけだ。

妻は数日勉強してどの程度危険なのかを知った。その結果、落ち着いて対処する用意ができた。

最近は慣れてきたとはいえ、少し前はパニック寸前だった。年寄りが無意味に水を買い占めたりな。
いや、無知ゆえに食べられる食料が廃棄されたり農業や漁業などの経済活動が縮小したりしているのはいまも同じだ。


冷静に対処しないといけない場合なんだから、恐怖ばかりしているヒマはない。

なにが言いたいのかって、放射線被曝に対する人々の反応の違いで。

いつからマジで逃げないといけないのか判断できる人は放射線の怖さも知ってて、プチパニックになってる人は放射線をとにかく絶対恐ろしいものというあいまいな感じに考えていて。
その差には、原爆教育、ピカドンへの根深い恐怖心があるのではないかと。
原爆教育って、どんなんでした?
「怖いから、もしもの時はこうしなさい」っていう処方箋とセットでしたか?
そうじゃないなら、それはよくないと思います。


【送料無料】朽ちていった命

【送料無料】朽ちていった命
価格:460円(税込、送料別)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011.04.07 02:14:52
コメント(4) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:原爆教育の恐怖(04/06)  
YUI さん

Re[1]:原爆教育の恐怖(04/06)  
YUIさん

どうもです。

>表向きは戦争と核兵器への反対表明で

あー! そうなんでしょうね。
で、恐怖の情動だけを強化する教育が、ことここに来てパニックを誘発し、やるべき対処をできなくさせているという。
放射線の知識も合わせて教えてくれないと!

「正しい知識を教えない教育」の副作用がよりによってヤバい時にヤバい形で出てしまったのかなと思います。
(2011.04.07 13:48:45)

知的な方々は、  
acoyo さん
「自分語り」にもシフトしてますね。さるところで「震災ハイ」と書かれていて、思わず笑いました。
私は、自分を覗く周囲が理系集団で、彼らがこぞって冷静だったし(東京在住者も含んで)、住んでる場所も場所だもんで。
「原爆」教育については、私も考えていました。ものすごく情緒的にしか語ってなかったなと。
私は真面目な左翼少女だったんで、その手の本は軒並み読破した口ですがw(ただ高校になると「黒い雨」批判文を書いて職員室に呼び出されました)、処方箋の類は一切なかったですね。その理由については既にコメントされてる方と同意見です。何せ、黒澤の「夢」に、誰も文句言わなかったんですから(あれは私でさえひどいと思います)。
ちなみに、東京の場合、放射「線」は大丈夫だと思いますよ。物理で17点ですから胸張っては言えませんがw。 (2011.04.14 23:01:28)

Re:知的な方々は、(04/06)  
acoyoさん

どうも。
高校物理でヒトケタ点とった僕が来ましたよ。
「震災ハイ」wwwそうね! あれはハイなのね!
「不安だ不安だ不安がれ、不安がらないおまえらは愚民!」みたいになってましたからね。
自分語りになるのも仕方なくて、そもそも興味が自分の内側の恐怖にあったわけですから、内側を見ますわな。

そうそう、情緒的。
理科じゃなくてどっちかというと道徳教育だったんですもんね。
千葉で、福島から疎開した子供に対して「放射線がうつる」というエンガチョがあったというニュースがありましたが、この際必要だったのは放射線の教育だったのだろうと妻が言っていました。
「差別いくない」ではなくて、どうやって放射線を遠ざけるかとか、そもそもホーシャノーとはどういうものなのかを教育する機会を持つべきと。
きっとエンガチョした子供の親もよくわかっていないんでしょうし、くっだらねえ差別は無知から発するわけで。
正しく怖がるためにも、しっかり「脱原発」するにも、まだまだこの国は「知性」が足りないという、例の話ですね。

なんだか反戦と反核をいっしょくたにした原爆教育の罪ってもんが、まだまだこれから痛いくらい出てきそうですね。
結局マイナス効果しかなかったんじゃないかしら。
被曝は怖いけど、怖がって閉じこもっていても復興はできないですから正しく怖がるべきですよ。
(2011.04.16 03:40:36)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

せんだって日記

せんだって日記

カレンダー

コメント新着

背番号のないエース0829 @ 稲垣潤一 “ September Kiss ” に、上記の内容に…
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: