フリーページへアップしてみて
大学を卒業して、もう十年以上経過している。
改めてこの原稿を開いて、誤字脱字や当時使用していたワープロの誤変換の多いこと。
これを手直しせずに文芸賞に送ったのだから、入選などあり得ないだろう。
今回、フリーページへのアップにあたり、誤字を修正し、文章表現も若干変更を加えた。
当時、自分を支えていたのは、夢をかなえるためなら人より遅れを取ってもいいではないかという強い気持ちだっただろうか。
先輩方からも、「周囲からはやっかみとかいろいろあるものだ」と助言を受けていたが、職場からの嫌がらせもあった。
それでも、この原稿を作成した翌年、卒業出来たのは一生の宝物である。
苦労も絶えなかったが、貴重な6年間でもあった。
そして、三島を訪れる機会まで与えてもらえたことが何より嬉しいことだ。
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