評価の実際(脳卒中編)


ここでは特に必修の評価とその雑感についてです。


○面接
まあ、ようするに患者さんからお話を聞くってやつです。
形式的にやるというよりは「お話聞かせていただいていいですか~」
とか言って、ちょこちょこ必要な内容を盛り込んで聞き出します。
コミュニケーションがどの程度取れるのか?とか、
そもそも話しのつじつまがあっているのか(=認知面)
などもさりげなーく確かめます。私がよく聞いていたのは
病室の番号や入院した日にち。
あとは「今困っている事」を聞いて、今後の訓練で何をしたらいいかの
参考にします。この困ってる事っていうのは結構曲者?で、その場で
すっと出なくって「特にない」とか言われることも。
でも、評価したりしていくうちに「実は・・」って出てくることもあります。

○身体の状態(目でみる・触る)
脳卒中の患者さんは身体に色々な変化をきたしています。
(ここでは特に上肢(肩から手)のことを書きます)
特に麻痺した手の状態を見て、腫れとか色の変化とか熱っぽい感じがあるか
とかを観察。また麻痺の状態によっては、肩の周囲の筋が腕を支えきれずに
下がってしまっている事もあるので、それを観察します。
痛みやしびれ、感覚が鈍くなっていないかを確認したり。















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