シェレグの変な日記

シェレグの変な日記

ご対面




夜、11時半。

仕事から帰り、外から見ると家の電気がついている。


“あれ?!帰ってるのかな?彼女もいるのかな?”


リビングに行くと・・・。



知らない女が一人、寝ている。



 ・・・弟はいない。


いくら見渡したっていない。


しかもテーブルには酒を飲んだ跡がある。


ワインだ。



家族が誰も開けてなかった、オカンのワインだ。




嘘でしょ?!?!・・・だ。

残念ながら、本当だ。

コルクは無残にも転がっている。


そうしてその女は、酔っ払って寝ているのだ。

人んちのリビングで。


こんなことってあるか。

私は、なぜその女だけが家にいて、オカンのワインを飲んだくれて寝ているのか、全然理解できなかった。

どうやって入ったのか理由もわからぬまま、仕事で疲れて帰ってきた私の方が、彼女を起こさないように気を遣っていた。


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