志鬼朗の部屋

志鬼朗の部屋

第7回:無意味に走る意味


第七回:アーケード編
無意味に走る意味:メトロクロス(1985)

レビュー:
メトロクロスというゲームをご存知でしょうか?FCにも出たのである程度に認知はされているかと思いますが、舞台は近未来。ゴールに向けて一人の男が走っていくというゲームなのですが、ただ目的はそれのみ。設定とかあるのでしょうが、ゲーマーにはさほどそれはいりませんでした。

このゲームをプレイするきっかけになったのは、どちらかというとそのゲームでなく音楽を聴きたいがためだったように思います。いろいろなレビューを書いてきていますが、私がゲームを選ぶ基準になっているのは、音楽がいいか悪いかがかなり左右しているように思います。

 まっ、それはさておきこの曲が、ステージを盛り上げ、一種ミュージカルをみているような気分になります。缶に踏みつけられたとき、穴に落ちたとき、クラッカーを踏んだとき、スケボーに乗ったときなどいろいろな表情をみせてくれ、ゴールの暁にはポーズまで決めてくれます。

またタイムオーバーで電気ショックで呆然と立ち尽くす姿にも脱力感を感じてしまいます。そのすべてに音楽がシンクロしていて実に充実したゲームライフを提供してくれます。走ってどうという内容はあまりないゲームですが、ゲームの楽しさを教えてくれるゲームとは思いますが、どうでしょうか?




CGIレンタル



© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: