さすらいの若旦那の日記。

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2007.01.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
カブトムシがいた。

空調は暖かく保たれ、
人間でも夏と勘違いしそうな温度の空間。

ここは、とあるペットショップ。
おそらく子供達のお年玉を狙って用意されたのだろう。

しばらく見ていると、何人かの子供がカブトムシの入ったかごを手に取り
嬉しそうにレジに持っていった。

彼らにとってカブトムシはもはや生き物ではないのかもしれない。
ただの「おもちゃ」なのである。


カブトムシが私なら、一瞬でストレス性の胃潰瘍になってしまうだろう。

実際、置かれてあるかごの中のカブトムシは弱弱しかった。
何かにおびえているように、身動きひとつしなかった。

生き物を飼うということは、死を間近に体験することでもある。
そこから痛みを感じたり、涙を流したり、他者への思いやりを学ぶのだ。

果たして真冬のカブトムシを携えた子供達はそこから何を感じ取るのだろうか。
お金さえ払えばいつでも何でも手に入るということしか学ばないとしたら……。

どうか少しでも長い間、世話をしてやるんだよと、子供の背中に願った。
カブトムシも必死に生きているのだから。


2005-11-26 12:37:32 ←←←ぽちっとな!

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最終更新日  2007.01.10 00:37:00
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Re:真冬のカブトムシ。(01/09)  
学天坊  さん
例えばですよ、たとえば仮に、ある日突然、自分の家族や友人が何の前兆もなくカブトムシやメダカやスズメに変わってしまう奇病がまん延したら・・・(そんな感じのSFもあったっけ)カブトムシの気持ちや生態を真剣に考える人たちも出て来るのかも。
あはは、荒唐無稽だし哀しすぎますね。 (2007.01.10 21:03:02)

なんだか深いですね  
ペットショップの動物って、ショップの人に可愛がられてはいるんでしょうけど所詮は品物。
そこにいる動物たちはどこと無く悲しく見えます。

でも、ペットがブームとなっている今必要な業界ですね。全ての生きものが共存する世界になればいいです。 (2007.01.10 21:28:40)

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