GACK&NYOTAN 

がっく誕生(うごめき) 

2001年12月3日



その日は雪がかなり降っていたので昼間もそして夜にも雪かきに明け暮れていました。
まだ出産予定日の1週間前の出来事です。

数日前からおなかをこわしていてまったく気づかなかった、今思えばそれが陣痛のはじまりだったようです。
PM9:00 おなかも張るので雪かきを中断。



2001年12月4日



日が明けて夜中の1:00
実はこの日は旦那の月1回の泊まり会議の日で、家には私ひとり。
ただなんとなく腹痛の為に寝られずに起きていたがようやくこれが陣痛ではないかということに気づく。

初めての出産なのに自分ひとりしかいないのになぜか落ち着いていた。
シャワーに入り、私が入院中に旦那が着るYシャツやらハンカチやらにアイロンをかけ、5分間隔にくる陣痛を確認して近所に住む母親と病院へ電話。

AM3:00 入院
急きょ、雪道1時間30分の道のりを帰ってきた旦那も病院に到着。


痛みは続くが子宮口はまだ4~5センチ程度。
LDRに移され、そしてそばには旦那がいた。
無表情でつらそうな私の顔をじっと見ている。

「大丈夫かい?がんばれよ!」とか一緒に頑張って欲しかったのに・・・
(そういえばそんな情熱的な人じゃなかったな。前言撤回。)

もともと立ち会い出産は希望していなかったので、
「気が散るからここにいなくていいよ」って言ったら
「あっそう?」って出て行った。

「初産だからすぐには生まれませんから」
そんな病院の方の一言で母と旦那は帰宅しました。

初めてだしすごく不安はあった。
でもそれ以上に自分のもがいてる姿を旦那に見られたくなかった。

ひとりLDRで痛みに耐えながら
(おなか空いたな~腹痛のせいで夜ご飯食べてなかったな~)


がっく誕生(たんじょう) へつづく





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