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メーカー不明の輸入サッシですが、尾張旭市のお客様からバランサーの交換についてご相談を頂きました。先日現地調査を行ってきたのですが、日本に輸入されたサッシでは珍しく、螺旋状になったスパイラル・バランサーというものが装着されていました。樹脂製の建具(障子)を吊っているのがそのバランサーですが、金属製の棒をクルクル巻いたような形になっています。カナダのサイトなどではたまに見掛けるタイプなのですが、日本の輸入住宅に施工された輸入サッシでは初めてみました。交換には多少コツのようなものがあるようですが、形は違えど機能は同じバランサーですから、適正な部品さえ調達出来れば修理メンテナンスは可能だと思います。勿論、このバランサーに適合する部材は、全て部品メーカーで供給可能であることも確認済みです。それにしても、こういう珍しいバランサーの交換も可能だなんてマニアックですよねぇ。輸入住宅やそこに使われている輸入資材の調達や修理に関して、全てに対応出来るというのがホームメイドの真骨頂ですから、今後もこうした部材のメンテナンスをしていきたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月30日
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輸入サッシで横に開いていく窓をケースメントと呼びますが、開閉させる為に付けられている金物をオペレーターと言います。オペレーターには、写真のようなオペレーション・アームが付いていて、これが建具を開閉させているのです。一見手前と奥のオペレーターは同じように見えますが、よーく見るとその違いが分かります。そう、アームの先端が、上に曲がっているか、下に曲がっているかという微妙な違いが存在します。ただ、オペレーターにそういうちょっとした違いが存在するものがあるなんてことを知っている人はまずいません。大体大きさや開き勝手に左右があることくらいしかチェックしないのが実情です。だからいざ部材が届いてそれを装着しようとすると、何だかうまく付けられない。でも、付けなければ仕事が完結しないということから、無理やり取り付けて施工完了ということになります。そんな修理でうまくサッシが直る訳はありませんから、そのうちまた修理・メンテナンスが必要となります。そういうことを勉強している専門家は、あまり国内には存在していません。勿論、英語で書かれた海外のサイトをチェックもしません。知識と価格は比例します。高い見積をする処は、余分な気遣いをしながら調達から施工まで行うことを理解して下さいね。私は、相見積もりを取るのであれば、高い処に頼むことが一番安心出来ると思います。これって、天邪鬼でしょうかねぇ?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月29日
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湯気や湿気が充満する浴室に設置された輸入サッシ、マーヴィン(Marvin)のケースメントを交換してきました。新しい建具(障子)は、防水処理をした上で無事窓枠内に納まりました。そして、写真の建具が外してきた古い建具です。トラック・レールやウィンドウ・ヒンジは錆び付き、アルミクラッドの木枠は腐って脱落寸前でした。問題の第一は、木製のサッシを浴室のような場所に採用したことです。そういう非常識な設計や施工が行われていたということが、輸入住宅ブームを終わらせた原因かも知れません。次に問題なのは、木部に適切な塗装がされなかったこと。内装用の塗装をしたり、木部には不向きな油性塗料を塗っていたり、不適切な施工が木製サッシをこんな状態にしたと思います。最後には、メンテナンスをしてこなかったこと。建築会社もお客様も輸入サッシに十分な知識がなく、常に窓を開けて乾かしたり、水滴等を拭き取ったりするという日頃のケアがされていなかったことも大きいでしょう。輸入住宅は、自然素材のいいものが使われているということを忘れずに、常に気を遣ってあげるという気持ちを持って頂きたいと思います。そうすれば、100年という年月が経っても財産として生き続けてくれるはずですから・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月28日
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ビニールの袋に入ったたくさんのプラスチック製部品。これらは、今回お客様の為に輸入した網戸フレームのコーナー材です。輸入サッシの網戸用コーナー材は様々あるのですが、こちらはマーヴィン(Marvin)のサッシに使われているものとなります。このコーナー材に両方からアルミフレームを差し込んで網戸を形作りますが、コーナー材は殆どフレームに隠れてしまい、こんな形をしているということはフレームを外してみないと分かりません。逆に言えば、紫外線による劣化の影響は、他のコーナー材と比べて少ないとも言えるかも知れません。ただ、樹脂で出来ていますから、そのうち劣化してくることは間違いありませんから、20年もしたらスクリーンと共に交換した方がいいと思います。今後もこうした部材を調達していこうと思いますので、欲しいという方はお問い合わせ願います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月27日
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輸入サッシ、マーヴィン(Marvin)のインテグリティ(Integrity)という名前のお値打ちバージョンのサッシがあります。外側はグラスファイバー製のフレームで室内側は木製ですから、木の温かみを感じさせてくれる反面、熱によるフレームの伸縮が少ないという特徴を兼ね備えています。20年以上前に登場してから、私たちも多くの現場で施工させて頂いているのですが、最近屋外側のフレームの表面が剥がれている古いインテグリティを見掛けました。最初はフレームをカバーしているものが剥がれたのかと思いましたが、メーカーに確認した処表面は塗装を施してあるそうです。精度の高い塗装だったので、私も樹脂製のカバーがしてあるのかと一見勘違いをしましたが、そうではありませんでした。こうしたインテグリティ・サッシの外部塗装の剥がれは、他のお客様の現場でも見受けられました。表面は塗装に過ぎませんから、剥がれるのは仕方ないとは思いますが、これはちょっとひどい感じがします。アンダーセンも木製建具の外部に塗装をしたサッシがありますが、外部がアルミだと思っている人も少なくないと思います。インテグリティやアンダーセンのサッシは、屋外側は定期的に塗装が必要となることを覚えておかなければいけません。外壁を塗り直しする際は、出来ればサッシの塗り直しをするようにして下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月26日
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カナダの高級輸入サッシ、ローウェン(Loewen)のダブルハングの両サイドに付いている金属チューブに入ったバランサー。ロックを外すとアッパーサッシュ(上窓)が下がってきてしまうということで、バランサーを交換したいという相談を頂きました。20年近く経っている輸入住宅ということで、このサッシ以外にもバランサーが機能しなくなっているものがいくつかある。バランサーの確認をしようと思い、建具(障子)を外そうとしたのですが、サイドジャムに余裕がなくて建具を外すだけの隙間がありません。どうにか無理やり建具を外すことは出来たのですが、この状況はあまりよくない。もしかしたら、建物の重量がサッシに圧し掛かっていて、サッシを圧迫しているのかも・・・。そういう将来の不具合をなくす為に、大工は工夫を凝らす訳だが、輸入サッシのことを知らない人間はあまり考えずに施工をしてしまう。こうなってしまったら、外壁を剥がしてサッシの取付けを修正する以外には直せないのですが、そこまでする余裕のない人であれば、このまま開閉が少し固い状況を受け入れて頂く以外仕方がない。次にバランサーの交換についてですが、ローウェンは上下の建具を外した上で、トップジャムに付いている戸当りを外してやれば、サイドジャムを外すことが出来る。そうすれば、比較的簡単にバランサーを外すことが可能なんだが、大工の施工方法によってはそれが意外に難しいこともある。やはり、輸入住宅のメンテナンスをしたければ、輸入材のプロに任せることがいいかもしれませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月25日
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輸入のアンダーセン(Andersen)社製ダブルハング・サッシのバランサーの紐が切れたということで、交換作業をしに大垣市へ伺いました。アンダーセンのバランサーは、窓の上枠の中に内蔵されていて、カバーを外さないとバランサーを交換することが出来ません。その上枠のカバーを外す為には、窓の側面に付いているサイドジャム(ジャムライナー)を外す必要があります。更に、サイドジャムを外す為には、上窓と下窓の両方の建具を外す必要があります。つまり、単にバランサーを交換すると言っても、その前にいくつもの窓部材を外しながらでないとバランサーが外れない構造となっているんですね。まあ、これだけであれば、私たちはいつものことと慣れたものなんですが、室内側の窓の周囲にケーシングと呼ばれる飾り枠材が回してあります。これを付ける時の隠し釘が、上枠の樹脂製カバーやサイドジャムに刺さっていて、木製のケーシングを外さないと釘が外せない状況だったのです。でも、ケーシングは釘だけでなく接着剤でも固定されているので、下手をすればケーシングや内装の壁を壊さなければいけないということにもなりかねません。通常、ケーシングを外すなんてことをしなくても、ジャムライナー等が外せなければいけないのですが、輸入サッシを知らない大工やビルダーさんが適当に納めてしまった結果、メンテナンスで支障をきたすことになるのです。幸い少し傷が付いた程度でケーシングを外すことが出来ましたが、その分慎重に作業をしなければならず、時間や労力は半端ないものとなってしまいました。ですから、一日で8ヶ所分の窓バランサーを交換する予定だったのが、4ヶ所しか完了することが出来ませんでした。来週再度大垣まで出張修理をしに伺わなければなりませんが、家を壊さずに済んだのは不幸中の幸いでした。お客様も当初自分で交換しようかと考えていたようですが、私たちに依頼して正解でしたね。ただ、ジジイの私にとってはきつい作業で、体が痛いですぅ~。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月24日
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輸入のシングルハング樹脂サッシのチャネル・バランサーを交換する際に絶対必要となるテイクアウト・クリップ。多くは、亜鉛メッキされた金属製のものなんですが、一部には写真のようにプラスチックで出来た部品も存在します。耐久性から言えば、金属製のものが遥かにいいのですが、取り付けする取付穴が金属製のものでは小さい場合があって、この樹脂製クリップが最適なサッシもあるのです。シングルハング・サッシのバランサーは、10年に一度くらいしか交換しないものですから、このテイクアウト・クリップを使うのもそのくらいの頻度でしかないので、然程丈夫さは必要ないかも知れません。でも、必ず使うクリップですから、私たちはアメリカから定期的に調達しています。チャネル・バランサーを交換したいという方は、交換の際にはこのテイクアウト・クリップも交換するようにして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月23日
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こちらは、クイックセット(Kwikset)とワイザー(Weiser)の2社から新しく発売されたドアノブ、「Pismo」です。スクエアにも見えるシャープなデザインですが、細かな部分に曲線を使い、シンプルですが温かみを感じさせるドアノブです。色は、写真のアイアン・ブラックだけではなく、ベネチアン・ブロンズやクローム色、ツヤ消しのクローム色やニッケル色があります。また、鍵(キー)が掛けられる外部ドア用、内鍵を掛けられるトイレ用もありますから、おうちのドアノブをこれで揃えることも可能です。ドアノブ一つを取っても海外のものは何故かオシャレですから、新築やリフォーム・リノベーションの際に使ってみては如何でしょうか。きっと、愛着のあるおうちになると思いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月22日
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昨日に引き続き、大阪府豊中市のお宅でのボレアル・ウィンドウのメンテナンスについて書かせて頂きます。今回は、下窓だけが開閉する上げ下げ窓、シングルハング・サッシのバランサー交換の様子です。開けた窓が下がらないように支えてくれる役目を果たすのが、バランサーなんですが、10年程度で経年劣化によって壊れてしまうのが一般的。バランサーにもいろいろ種類があるのですが、ボレアル・ウィンドウや菊竹産業のシュエット(Chouette Window)などは、ゼンマイ式のバネを使用したコイルバランサーを採用していました。このコイルバランサーは、サッシ枠に付けられたレールの溝の中に内蔵された状態になっているので、普段は建具に隠れた状態になっています。ただ、巻いたバネが切れてしまった時、このバランサーを交換するのは至難の業なんです。樹脂製の溝の中に入っていますから、それより大きなバランサーを取り出す為には、レールの一部をカットして溝の幅を広げる必要があります。そうすると、サッシの見た目も悪くなりますし、窓枠を傷付けるという点で心に引っ掛かる方もいらっしゃるかも知れません。そんな状態になることを回避する為に、私たちはレールの幅を広げるカナダ製の特殊な工具を使います。勿論、あまり広げ過ぎると樹脂の枠が破損してしまいますから、慎重に作業を行わなければなりません。でも、この作業は結構力がいる仕事ですから、ジジイの私にとっては腕の筋肉が数日痛い状況になります。まあ、本当に困っていらっしゃるお客様の為ですから、頑張りますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月21日
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カナダの技術を導入してOEMで製作されていたIMS カナダ社製ボレアル・ウィンドウ。メーカーは既になくなってありませんから、サッシの不具合があった時にはお客様は相当お困りだと思います。今回は、大阪府豊中市の輸入住宅にお住まいのお客様からのご依頼でペアガラスの交換とコイル・バランサーの交換をしてきました。写真は、シングルハングのサッシから割れたペアガラスを取り外す前の状態です。フレームの四方に取り付けられたガラス押えを取り外して、ガラス全体を露出させた処です。このサッシは、ガラス押えが樹脂のフレームに塩ビ溶接されていて、簡単には外せない状態になっていました。屋外側ならまだしも、室内側でそうした処置をしてある窓は初めて見ました。ですから、このガラスの押し縁を外すのが一苦労。適切な道具や知識がないと絶対に外せません。その後、シール材をきれいに外し、新しい断熱ペアガラスを入れ込みましたが、採寸通りピッタリでした。前もって用意してきたものを予定通りに施工出来ると、何だか嬉しいものですね。最後にガラスの屋外側を防水処理して、建具(障子)は見事窓枠に装着出来ました。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月20日
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スチール製の勝手口ドアの塗装の相談を頂きました。ピーチツリーなどのドアの場合、ドアの上端や下端から雨水や湿気がドアの内部に侵入してくることがよくあり、ドアの中から錆が浮いてくるというトラブルが発生します。これを防ぐ為にはドアの上端や下端を塗装したり、隙間を埋めるといった防水処理をしてやる方法や、ドアを雨から守る庇(ひさし)を付けてやることをしなければなりません。ただ、ドア本体以外にも劣化してくる部分があります。それは、屋外側のドア枠(ブリック・モールディング)。古いドア枠は木製であることが多く、それにも拘わらず木部用の防水塗料が使われていないケースが殆どです。ですから、木が呼吸をしようとして塗装を剥がし、塗装に細かな亀裂が出てきます。そうした部分から雨水が木に浸透し、そのうち木を腐らせることとなります。次に問題なのは、木のドア枠が勝手口台のコンクリートの土間に接していたり、ドア枠がコンクリートに埋め込まれて固められていることもあります。コンクリートは水を通す性質がありますから、その水がドア枠を徐々に襲ってきます。また、表面張力が働いてドア枠の下端に水が溜まるなんてことにもなるのです木製ドア枠は、床面から数センチでも上げて装着し、常に乾燥した状態を作ることこそ長持ちの秘訣です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月17日
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マーヴィン(Marvin)のケースメント・サッシを開く為に回すクランクハンドルを外した写真です。お客様からハンドルを回しても空回りするという不具合の相談を頂き、お送り頂きました。折れた回転軸がハンドル側に付いた状態で外れますから、一見するとオペレーターから軸が抜けただけのように思うのですが、実はこの回転軸はオペレーター本体の一部品だったのです。ですから、軸が外れたというよりは、軸が折れたと言った方が正確なのだと思います。こういう場合不具合を修理する為には、オペレーターそのものを交換することが必要です。回転軸が折れた原因は、材質が鋳物で強いストレスには弱いこと、窓を開閉しづらくなった際に無理にハンドルを回してしまったこと、建具の建て起こし(水平・垂直)が狂って、窓を閉める際に建具が窓枠に引っ掛かってしまうといった状況があったことです。恐らく少し変だなと感じた瞬間はあったと思いますが、それを早めに調整していれば破損することはなかったように思います。一つの問題がいくつもの箇所に不具合を起こし、それが最終的に破損につながるのです。輸入サッシは、ちゃんとしたメンテナンスをしてあげれば、それ程悪くなるものではありません。悪くなるには訳があるのです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月16日
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1Fのリビングの天井に雨染みが出来た一宮市の輸入住宅。リビングの上の階には、半分オーバーハングして、半分セットバックしたバルコニーがある。セットバックした2階の外壁には掃出しサッシが付けられているから、そこから雨漏れしてリビングの天井の中ほどにある処に染みが出来たのではないかと考えたのだが、サッシ付近にホースで水を掛けても雨漏れするような兆候はない。強い雨の際にボタボタ落ちたというから、ホースで水を掛ければ同様のことが起こっても不思議ではない。 でも、それ以外から雨漏れしそうな場所が見つけられない。そんな時、サーモカメラで撮った写真を検証してみた。天井の一番端の外壁に近い処の温度が低い。もしかしたら、バルコニーと1階の外壁とが接している部分であるバルコニーの軒裏部分に何か問題があるのかも知れない。でも、普通雨が当たることがない軒裏から雨漏れがあるのだろうか?そして、お客様が再度ご自宅を見回してみた処、発見したのがこの写真。バルコニーの床に溜まった雨を下に落とす為の雨樋が付いているのですが、その雨受け部材がバルコニーの下で外れ掛かっていたのです。外れているからと言って、それがすぐに雨漏れにつながる訳ではありませんが、こういう部分から強い風で吹き上げられた雨水が入り込むなんてことがないとも言えません。こんな処からは考えられないという場所から、実際には侵入していたなんてことはよくあることなのです。今までの思い込みを捨てて、どんな処からも入る可能性があると考えて、検証を進めていくべきかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月15日
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浴室に取り付けられた樹脂製オーニング・サッシのワンハンド・オペレーター。ハンドルを左右させると、カニの足のようなアームが伸び縮みして窓を開閉させる仕組みです。浴室なので湿気や湯気で金物が錆びてしまい、オペレーターを交換することになったのですが、このオペレーターの取外し方がよく分からないのです。普通だったら、ハンドル側の根本に取り付けてあるカバーを外して、ハンドルをフレームに明いている取付け穴から抜くのですが、カバー部分が外れない構造になっているのです。。 であれば、その逆で外側から内側へオペレーターを引き抜くというやり方になるはずですが、外側の金物が穴より大きくて、どう考えても穴を通すことが難しいのです。これって、どうやって最初取り付けたの?ってことなんですが、それも全くの謎なんです。サッシの窓枠自体は樹脂の一本もので、穴付近にはつなぎ目やビス留めしたような箇所もありません。こういう場合、取付け穴を何らかの方法で大きくする以外には、交換することは難しいのですが、下手に穴を広げれば元に戻すことは出来なくなります。最後手段はあるにはありますが、少し技術が必要となります。何れにしても何とかフレームからオペレーターを外して、新しいものと交換したいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月14日
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こちらは、岐阜県大垣市のお客様から相談頂いたフレンチドアのドアヒンジ。ドア側の蝶番部分が破損して、内蔵された調整金物が露出しています。このドアは、高級輸入サッシのローウェン(Loewen)社のテラスドアなんですが、ドアの位置を調整する為の金物が仕込まれた特殊なヒンジが組み込まれているのです。こういう調整金物が仕込まれたテラスドアは、高価なものでは多くあるのですが、その中でも細かく調整が可能なタイプだと思います。 機能が付加されている分、このヒンジの価格は普通のヒンジと比べて何倍もするのですから、さすがローウェンと言えるかも知れません。このように破損するケースは少ないのですが、長く使っていればどうしてもヒンジがすり減ってきてしまいます。勿論、それを補正する機能が付いている訳ですが、それでも調整の限界というものがあるでしょうから、寿命が来たら交換となります。今回のようにヒンジが破損した場合は、他に取り付けられたヒンジも劣化してきているでしょうから、全てのヒンジを新しく交換すべきだと思います。高価なヒンジに調整作業の費用も加えると、そこそこの金額になってしまいますが、長く使う為にはどうしてもやっておかなければいけません。皆さんの輸入住宅でも破損や劣化した場所があるようでしたら、悪くなって費用が嵩む前に修理・交換するようにして下さいね。防犯上すぐ交換したいと思っても、輸入部材の入荷は数ヶ月掛かることもありますから・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月13日
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10月15日に20年以上前に建てた家の水道配管から水漏れが発生したという記事を書かせて頂きましたが、無事不具合箇所を突き止めました。駐車場の埋込み散水栓付近が怪しいとのことでしたが、水道企業団が更に調査を行った処、本管から散水栓が分岐している箇所だということが分かりました。分岐させる部品でT字のチーズと呼ばれる管継手そのものに穴が明いて、水漏れを起こしてたようです。普通だったら、継手に差し込んだ塩ビ管の接着が悪くなって、管が抜けてしまって漏れているということが多いのですが、部品自体が悪くなっていることもあるんですね。丁度修理の作業を行う前日に、家のトイレのタンクからも水が漏れているという相談がありましたので、それもついでに直しました。 タイミングがよく、これぞ不幸中の幸いだったかも知れません。それにしても、もう少し水漏れ箇所がはっきりしてから、企業団も教えてくれればよかったのに、結局違う場所も穴を掘る羽目になってしまいました。まあ、微量な漏れでしたから、分かりづらいのも仕方ないですね。20年もお使い頂いていれば、水道管も劣化してくるかも知れません。どうぞ皆さんのおうちも、たまには水道メーターをチェックしてみては如何でしょうか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月11日
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昨日、木部の防水塗装とガラス周りのマスキング・テープを張った状態の写真をお見せしましたが、今日はコーキング等でガラスの防水処理を行った処の写真です。昨日上げた写真と見比べると、サッシの木枠の内側に白いラインが追加されているのが分かるかも知れません。(2~3mm程度の幅のラインですから分かりにくいですし、逆に言えばあまり気にならない程度で仕上がっていると言えます)当然、木枠と木枠とのつなぎ目も少し隙間が感じられる部分もありますから、そういう部分も念入りに隙間を潰しています。こうしておけば、浴室内の湯気やシャワーの飛沫が掛かってもある程度木枠も耐えてくれると思います。 ただ、どうしたってどこかから湿気が入り込むとは思いますから、お風呂の後は窓を開けて必ず乾燥させて欲しいものです。屋外側については、たまに降る雨程度であれば、10年程度は十分防水してくれるように丁寧に施工してあります。如何でしょうか、マーヴィン(Marvin)のアルミクラッドサッシの美しさを感じて頂けていますでしょうか。こういう建具が、浴室ではなく通常の部屋やリビングにあったら更に素敵になるはずです。これから新築で輸入サッシを使うという方は、浴室には樹脂サッシかファイバーグラス製のサッシを使うようにして下さいね。写真のように室内側の木部やガラスまで防水処理するのは、特殊なケースとお考え下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月10日
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こちらは、マーヴィン(Marvin)社のアルミクラッド・サッシの交換用建具(障子)。外はアルミ板で覆われていますが、写真に写っている面は室内側の木製フレームです。この新しい建具に交換するはめになったのは、お湯や湿気の当たる浴室の窓としてアルミクラッドの木製サッシを使った為でした。木部に白い塗装はされていましたが、当然防水性のある塗料ではなく、またお風呂を使い終わったら、サッシを開けて乾かすという習慣もありませんでした。 ですから、10数年で建具は腐り、金物も外れた状況になりました。今回、私たち ホームメイドは、屋外側のアルミのつなぎ目やガラスとアルミとの接点部分を防水処理した上で、室内側の木部もパラペイントのティンバーケア(白)で防水塗装を施しました。そして、次にマスキング・テープを張って、ガラスの周囲や木のつなぎ目にコーキング等で防水処理を施します。勿論、浴室の湿気がいつも充満している処に使うのですから、カビや湿気に強いタイプのものを使います。ここまで手を掛けて準備する輸入住宅ビルダーは、なかなか日本にいないかも知れませんね。でも、ここまでやるからリスクを最小限にして、長年の使用にも耐えられる輸入住宅が造れるのだと思います。(本当は、サッシを窓枠毎外して、樹脂サッシに変えてしまうのが一番だとは思いますが、お客様の思いもありますから柔軟に対応しなければなりません)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月09日
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IMSカナダ社製ボレアル・ウィンドウのシングルハング・サッシに付いているコイルバランサーの交換部品が到着しました。上げ下げ窓の左右に付きますから、ペアで1セットとなります。また、バランサーの板バネを窓枠に固定しておく為の菱形金物も一緒に取り寄せました。IMSカナダは、OEMで輸入樹脂サッシを国内製造していたメーカーでしたが、10年近く前になくなってしまいましたから、こうした部品を手に入れるのも難しいですし、ましてや交換作業が出来る人も殆どいない状況です。 今回は、大阪のお客様からのご相談で、割れたペアガラスも一緒に交換するように段取りをしています。少々仕事が混み合ってきていますから、11月中旬過ぎにバランサーと窓ガラスの交換をしに行く予定です。お客様も随分前から困っていたと思いますが、ようやくこれで気持ちの引っ掛かりを解消して頂けるかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月08日
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昨日、旧ハード(Hurd)社のシエラパシフィック(Sierra Pacific)ウィンドウが、新建新聞社の雑誌「新建ハウジング」の「家づくり 健康・エコ宣言2018」というフリーマガジンに掲載されたという記事を書きましたが、実はもう1つ商品を掲載頂きました。それは、パラペイントの屋外木部塗料、ティンバーケア。ナチュラルクリア色のアクリル・レインコートとホワイト色のサイディング&フェンス。耐久性が低い国産のアクリル塗料やオイルステインとは違い、超高耐久を実現する100% ピュア・アクリルの水性塗料ですから、2度塗りで5年間塗り直す必要はありません。 ですから、輸入の木製サッシの劣化でお困りの方やウッドデッキのメンテナンス、木製玄関ドアのケアなど、雨や湿気による雨漏れに悩まされるような場所の木部の塗装に最適です。勿論、新築時に塗装すれば、更に効果は高くなりますよ。掲載は小さなものですが、こうした商品が皆さんの目に触れて広くお使い頂けるようになると、輸入アルミクラッド・サッシのトラブルも少しは減るように思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月07日
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旧ハード(Hurd)社のシエラパシフィック(Sierra Pacific)ウィンドウの日本販売代理人を委託されて、はや3ヶ月。国内での販売を促進すべく、いろいろと画策しておりますが、この度新建新聞社の雑誌「新建ハウジング」が今秋発行する「家づくり 健康・エコ宣言2018」というフリーマガジンに、対台風・対空き巣の強靭な輸入サッシ「FeelSafe」を掲載して頂きました。勿論、一般のお客様からのオーダーも受け付けますが、販路拡大の為にシエラパシフィックのサッシを住宅会社に販売して頂く代理店も募集しています。こうした取り組みに対する予算があまりないので、大きな宣伝活動は難しいですが、こうした強靭なサッシは今後日本でも必要とされる時代が来ていると思います。 そう感じていらっしゃる皆さんは、是非ともシエラパシフィックのサッシを導入頂きたいと思います。必要あれば、私たちも全力でサポートしますから、どうぞお気軽にお問合せ下さいませ。<関連記事>: 台風・竜巻、空き巣に屈しない高耐久サッシ (2018年7月29日)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月06日
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国産の掃出しサッシの網戸には、鍵を掛けるようなものは殆どありませんが、北米の輸入サッシでは半分以上にロックが出来る仕組みが付いています。今回ご相談頂いたお客様は、ミルガード(Milgard)社のスライディング・パティオドアに付いている網戸のロックを掛ける為の受け金物が破損したというものでした。釣り針のように曲がった部分にロックを引っ掛けて鍵をするのですが、そこの部分が折れてしまって、鍵が掛からなくなっているようです。簡単なパーツではありますが、ロック出来るのと出来ないのとでは、ちょっとだけ安心感が違うのかも知れません。 このパーツは、輸入サッシ用の汎用部品ですから、部品メーカーから比較的簡単に調達することは可能です。まあ、部品代よりもアメリカからの送料や手数料の方が高く付くかも知れませんが・・・。こうした小さな部品でも何とか出来るのがホームメイドですから、諦めないで問い合わせをしてきて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月05日
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お客様から古びたアンティーク感のある輸入照明が欲しいというご要望を頂き、探しておりましたら見つけました。何とパイナップル・デザインの照明器具です。ガラスも勿論パイナップル・カット。錆び付いたようなラスティックなイメージになっていますが、アルミ鋳物で出来ていますから、当然錆びることはありません。 電球は、60ワット以下のシャンデリア球を2個使います。勿論、ソケットの大きさが合えばLEDのシャンデリア球も使えますよ。ただ、こういうアンティーク・デザインの照明器具には、光センサーなどの付加機能は付いていないのが普通です。でも、こういう洒落た照明が、玄関先やリビング・主寝室などに付いていたら、家族のみならずお客さんも楽しいですよね。さあ、フラダンスをやっていらっしゃる奥様、ハワイ好きなお嬢様、おうちの照明器具をこんなのに変えてみては如何でしょうか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月04日
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今日は、名古屋市天白区のお客様のおうちで、全てのシングルハングのバランサーを交換してきました。輸入樹脂サッシのメーカーは、全く分からない状況でしたが、チャネルバランサーと呼ばれる金属の棒状の吊り上げ部品は、どこのサッシメーカーでも使う汎用品でしたので、長さとバネ強度を確認すれば、問題なくアメリカから取り寄せられます。そんなバランサーではありますが、家一軒分ともなると窓の数は20ヶ所以上。そこに2本ずつバランサーが付きますから、その数は40本を遥かに超えます。今回のバランサーは、バネ強度が結構強く、重い建具を窓から外してその上で古いバランサーを外し、新しいバランサーを装着し、最後に防水処理を行った建具をはめ込むとなると重労働です。 全て交換するまで、丸一日掛かってしまいました。それでも、バランサーの不具合で全く開かなかった窓が、昔のようにスムースに開くようになりましたから、お客様もどんなにか喜んで頂いていることでしょう。錆び付いたバネや糸切れしたバランサーは、上げ下げ窓の開閉を阻害してしまいますから、悪くなる前に10年程度で交換することをお勧めします。交換すると、ほんと見違えるように変わりますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月03日
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こちらは、カナダ CWD社のシングルハング・サッシ。上下に可動する建具(障子)の上に、チルト・ラッチと呼ばれる部品が装着されています。これは、建具の外側のガラスを掃除したり、建具を外したりする際にこのレバーを動かして窓枠から建具が外せるようにする為の部品です。普段は何も使い道がない部品ですが、これの先に付いている三角の爪がないと建具が窓枠から脱落してしまいます。 そういう意味では、大切なパーツなんですよ。ただ、プラスチックで出来た部品なので、太陽の紫外線などによって、徐々に劣化してきてしまうのです。今回のお客様もこの部品が付いた窓が20ヶ所以上あって、窓の左右にこの部品が付いているので、予備も含めて合計で50個程度部品を調達する予定です。輸入の上げ下げ窓の樹脂サッシには、このようなラッチ部品が必ず付いていますから、15年くらいで交換しておくのがいいのかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月02日
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クランクハンドルをクルクル回すと、建具が下の方から開いていくオーニング・サッシ。風通しはしたいけど、あまり外から見られたくない場所によく付けられますから、浴室や洗面・トイレ、納戸などに施工されるように思います。そんなオーニング・サッシですが、今回はカナダ CWD社の樹脂サッシのトラブルです。一見錆もなく状態がよさそうな開閉金物(オペレーター)ですが、実は奥に隠れているギアの部分が削れてしまって、ギア同士が噛み合わない状態になっています。 開く時には何とか作動するのですが、サッシを閉じる際には空回りして建具が室内側に戻ってきてはくれません。サッシの開閉が固くなった状態で、無理してクランクハンドルを回していると、ギアに力が掛かって摩耗してしまったことが原因です。こういうトラブルは、ケースメントでもよくあります。ウィンドウヒンジやオペレーターといった金物については、定期的に潤滑剤を塗布して、常にスムースに動く状態で操作頂くのが基本です。また、金物の周囲にゴミや砂などが付いていたら、掃除をしてあげることも重要です。輸入サッシは、ちゃんとしたメンテナンスをしてあげれば、それ程悪くなるものではありません。ただ、常に消耗するかも知れないという意識が大切です。性能が高くデザインも素敵な輸入サッシを長く使い続けたいのであれば、お客様自身での手入れと専門ビルダーとの連携を心掛けるようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年11月01日
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