rasen

無くした想い



君をもう手放して 
喜べる姿なんてどこにも見えない
何も聞かないで このまま瞳閉じて

街の灯りが空に映えなくなる頃
上から見下ろした景色はすでに
違う姿に変わってた

さっきまでの優雅な時間は何?
すべて夢の中のようで
包まれていたはずだったよね?

振り返れば君はもうここにはいなくて
またヴェールをつけた時間が始まっていた

胸の奥に聞こえる君の声
今もずっと側に・・・
一緒にいよう 夢をみよう
支えあいながら暮らしてたよね
なのに同じ目線に映らない?

いつの間にか疲れていたの?
気づいてあげられなかったね
何も言わないで そのまま消えないで

街に仮姿の人があふれ出し
慌てた様子の大人達 すべて
嘘だらけに見えた

傷を抱えたまま剥き出しで
立ち尽くした僕は
昨日とはあまりにも違いすぎて・・

振り返れば君はもうここにはいなくて
飾りつけることを忘れた時間が流れていた




HPでお世話になってる --翔那--さん のstarlessという詩からイメージしたものを書いてみました。


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