rasen

第3話 Fake



- Fake -


何が悲しみを増したの
笑い声がこだましてた夢の中では
裏腹な想いばかりが重さを感じ
伝えたいことさえも封印していたね

自分の言葉で追い詰めて
首を絞めている行為を放置して
ささやかな時を踏み潰したのは
いつもこの手だったのかもしれない

綺麗なまま明日を迎えれば・・・
送らなければ良かったね

雑音にしてしまったよ
一瞬で吹き飛んでしまった思い出は
今のこの手にゆだねられてた
うまく言えないまま伝わったね

理解されなくても構わない
誤解を招いたまま終わりにしないで
暑い日差しに見えたその先には
いつも何が見えていたんだろう

まだ答えが出ないまま
流れてく時だけを待ち続けているね

壊れた涙には意味なんてきっと無い
何が隙間を埋めてくれるのか
ささやかな時を踏み潰したのは
いつもこの手だったのかもしれない
切られた心にはいつも偽りが佇んでた

               2006/8/6



そろそろ分岐点がきているんでしょう。。


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