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第一次大戦時,英国の植民地軍として従軍し,戦死したインド兵を顕彰するインド門です。フランスの凱旋門を真似ています。
ここで物売りにたかられました。帽子や子供のおもちゃをセールスしてきますが,「I dont want it」の一点張りでお断りしました(「need」を使うとそのあともたかられることがありましたが,「want」を使うとさっと退散します。何ででしょうか・・・)。
※意味不明なことにカンマが使えないそうなので,「ドント」の表記はカンマ抜きで表示してあります。

ここからでは見えませんが,門の上の方「INDIA」と書かれた下の部分に出征した地域の名がずらりと書かれていました。

インド門の向こうに見えるのは大統領官邸(旧インド総督府)です。戦死者を顕彰するにこれほどふさわしい場所はないでしょう。
手前に黒い石の台が見えるでしょうか。ちょうどポールで隠れてしまっていますが,この台に逆さに小銃が立ててあって,その上に鉄兜が乗せられています。これが,第二次大戦で植民地兵として従軍し,散っていった兵士たちを顕彰するための像になっています。(ちなみに,無宗教です)


警備の兵隊さんたちです。
インドで軍務に従事する人たちはシク教徒(我々が一般にインド人と聞いて想像するターバンを頭に巻いた人たちです。ちなみに,シク教はヒンドゥーやイスラムのように食べてはいけない肉はないとか。)が多いとか。この人たちもシク教徒かもしれませんね。

ネタジ(「指導者」・「頭領」の意)・スパス・チャンドラ・ボースを記念した公園です。ボースは以前も書きましたが,ガンディーの非暴力不服従とは対をなす,いわゆる武闘派です。インドの若者の間ではガンディー以上に人気があるそうです。
ボースが指差しているのは・・・

これ,ラール・キラー,通称「赤の要塞」。インド支配の象徴だったということです。

鳥のような鳴き声がすると思って上を向くとそこにいたのはリス。デリーは緑が多いだけでなく,猿や牛,リス等動物もたくさん住んでいる都市です。
リスの鳴きまねをしてみたら,驚いたのか「?!」と,こちらを向いてくれました。すかさずシャッターを切った自分。そばにいたインドの警察官がニコニコしながらこちらを向いていたのは多分「こんなとこまできてリスを撮るなんて珍しい人だなぁ・・・」ということだったんでしょう。

ボース公園の外です。手前にかがんで何かしている人たちはそれまでここで物を売っていた人たち。この写真の前に警官が一喝して店じまいをさせました。さっきまでニコニコしていた警察官がえらい剣幕で怒鳴りつけていました。(ちなみに,昔,なじみのインド料理屋にいたネパール人は「インドやネパールの警察官はすぐ手を出してくるから怖い」といってました)
しかしそれも我々観光客が(たとえば変なものをつかまされたとか,ぼったくられたとかいうような)いやな思いをしないように,という配慮だったようです。
なおその日の午後,この公園のそばにあるモスクで爆弾テロがあったそうです。

次に行ったのはフマユーン廟。タージマハルはこれを手本に作ったとのことです。

ごらんのとおり,大変美しい建物です。


急な階段を上って・・・

中をのぞいたら,お墓でした。奥の壁を見ていただけるとわかるように,ご多分に漏れずいたずら書きをしている奴がいます。不心得な輩はどの国にもいるようです。
ここフマユーン廟には王様と奥様と部下が埋葬されています。ここは部下の間だったと思います。
お墓を撮るのはあまりよくないかなぁ,と思いつつ「撮らせてください」と拝んでから一枚撮らせていただきました。今気が付きましたが,写真右手からまん中にかけて丸い白いものがいくつか写っています。他の写真を確認してみたところ汚れではなかったようです。なんなんでしょうか・・・

王様と奥様が埋葬されている間の天井です。あの丸いドームの内側はこうなっています。

なに撮ってるんだろ(笑)。こちらはトイレの前にいたリス君です。

バスに戻る途中にみかけた日陰で休んでいた犬です。いわゆる野良犬ですが,近づいていくと尻尾を振って迎えてくれました。
インドでは犬は大変かわいがられているそうで,街のあちこちで見かける犬は買主がいなくても十分に食事と愛情を与えられているようです。
お久しぶりです。近況報告 2007年04月08日 コメント(7)
おかげさまで77777アクセス突破 2007年03月25日 コメント(7)