~Time And Tide~

2011年05月08日
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8年前、長女が入学したときに感じたことだった。
『この小学校、閉校してるの?』
犬を散歩させる人が学校を見て口にした言葉だった。


そんな学校に赴任してきた校長先生。
身近で、率直で、向上心の塊。
常にドアの開いている校長室。
どんな言葉にも耳を傾けるその姿は、私が想像していた校長という役職とは
かけ離れていた。




錆だらけの遊具は、自らペンキ塗りをしてカラフルになり児童を迎えた。
ビオトープが出来、校庭は芝生になり、校内に学童ができた。
雨の日も風の強い日も台風の日も雪の日も『おはよう!!』と、語り続けたことで
子供たち自ら挨拶をするようになった。
2月の節分には、鬼となり豆まき。
3月には、お雛様が飾られ、5月には鯉のぼりが校庭を泳いだ。
子どもたちは、季節を感じ、色を感じていった。


そして、見ていた…
置かれた状況をただ嘆くのではなく、改善しようと奮闘する姿を間近で。
教科書上の学びの他に、学んだこと。
娘たちは、言う。




6年間、ありがとうございました!!!
出会えたことに感謝いたします。




離任式を終えて、寂しさでいっぱい…





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最終更新日  2011年05月09日 00時17分47秒
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