SクリではAIH、IVFともに絶対安静を言い渡される。
よく姫生活とは言われるがSクリの安静生活とはトイレ以外は寝ていること!
シャワーもダメ、食事も寝ながらとるように、起き上がりかたまで指導がある。
恐ろしくて顔を洗っていいかと歯をみがいていいかは聞けなかった。
トイレの後、冷蔵庫とか寄っちゃダメよ!病室を出ようとすると「歩く時はもっとゆっくりぃぃーー!」
と看護婦さんから叫ばれる。
先生の話では妊娠には動いても平気な妊娠とダメな妊娠があって
後者のものも妊娠にもっていくには絶対安静が必要だという。
そして妊娠8週までくれば後者のほうも一安心ということで絶対安静が解除される。
はっきり言って1ヶ月も寝たきりでシャワーダメなんて考えられない。
それに仕事だって首になっちゃう。
私はとりあえず判定までの1週間は絶対安静を守ろうと頑張ることにした。
特にETの翌日には着床すると言われたのでひたすら寝ていた。
特に変化もなく体温も36.7度台といつもより低めの体温。
夫はとても協力的で夕飯はご飯を炊いてお惣菜を買ってきて一緒に食べる。
そして翌日の朝と昼に食べるお弁当やおにぎりを買ってきて机の上に並べて
朝、ポットやお茶を用意して会社に行く。
リビングに敷いている布団の回りにリモコン、本、ラジオと手の届くところへセットしてくれて
お風呂へ入れない私に濡れタオルをくれたり体を拭いてくれたりと
「まるで寝たきり老人だな」と笑いながら文句も言わずに世話してくれた。
判定まではあなたのことは考えずに自分のことだけ考えて過ごす!と宣言しておいたのも良かったかな?
ET後4日目あたりから生理前の腹痛が始まる。
ダメだこりゃ。
夫に「今にも生理がきそうーー。お風呂入りたい!」
と言ったけど俺はまだあきらめてないから判定日までは安静生活を続けてほしいという。
胸のはりもなく体温も上がらずちょっとおりものが多いかなという程度でした。
それでも判定日前日あたりから今まで見たこともないような素敵な体温となった。