書と育児と時々妻

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2024年07月12日
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カテゴリ: 思い出



よざるは私に言った

私とよざるはガストかサイゼリヤにいたかと思う
大学生の私は同じく大学生のよざるのところへ、遊びに行っていた
どちらも無口で、弾むような会話はなく、どちらもぼそりぼそりと話した

「教師になんかなんねえ」
教師という仕事をよく分かりもせず、教育の意味について考えたこともないのに、私は苦笑して答えた

教師という仕事は、よざる自身が興味を持っていた仕事かもしれなかった 
後年よざるの小説のような作文のようなノートを読んだが、そこには教師になる夢について書かれていた 


教師になんか、という私の言葉は良くなかった
よざるは、私の答えにどこか肩を落としたようにも見えた
こういう否定的な言葉遣いは、母に似た

私が無神経に吐いた否定的な突き放すような言葉に、よざるは困惑しただろうか、気力を無くしただろうか

教師は子どもを育てるとても重要な仕事で、やりがいのある素晴らしい職業ではある、などと答えていたら、よざるは前向きな気持ちになれただろうか

今頃、地元で教師をして家族を持って幸せに暮らしていただろうか

しかしこんな想像は、自分の都合の良いように描いた空想でしかない
未来がどうなるか、今より幸せな人生があったかなど誰にも分からない





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最終更新日  2025年05月04日 20時18分28秒
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