機動戦士ガンダムSEEDMEMORY

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STARG14 少女の想い



「やっと着いたわね~、はぁ~・・・やっとのやっとの休息だ!」

そういうと、ルナマリアは妹であり「発進どうぞ!」など、通信をいかしサポートするメイリン・ホークを見た。ルナマリアはややショートに対しメイリンは髪は長い。そういうわけで二つに髪を分けている。髪の色はややピンク色で服装はルナマリアが赤服のミニスカートに対し、ロングスカートの緑色の制服だ。

「どうする?艦長からも外出許可下りてるし・・・買い物にでも行く?」

「うん。シャンプーとか香水とか買いたいし」

それを聞くとルナマリアは少し苦笑いをした。そして、おでこに手を当てると情けなそうにため息をついた。そして、メイリンにシンが言う。

「せっかくの休息なのに・・・シャンプーとか香水とか買うとか・・・馬鹿じゃないの?」

シンがそういうと、メイリンは頬を膨らませ顔を真っ赤にしながら言った。

「いいじゃないの!『女の子』には身だしなみとか・・・大切なのよ!艦隊にあるシャンプーや香水だけじゃダメなの!あんたら、『男の子』には必要ないかもしれないけど!」

そういわれるとシンは「はいはい」といい、聞いてないかのような素振りをした。それをみるとメイリンは頬を膨らませながらどこかへと歩いていってしまった。ルナマリアはシンに「ごめんね」というと、両手を合わせ頭を下げメイリンの後を追った。レイはそれを見ると微笑んだ。そして、一人でどこかへと行ってしまった。シンは携帯を開けて妹のマユの画像を見ると携帯を閉め歩いていった・・・・。



『光と闇』

今こそ 歩き出す 道を 探し続け

闇という暗闇の中 彷徨い 正しき道探し 歩き続ける

果てしなき闇を突き抜けて 希望を僕らは探し続け

振り向かず前を向き ただ歩いて 自分たちの居場所を探し出す

たとえ 辛いことがあっても ただ 前を向き歩き続けて

この胸に秘めた勇気を 振りかざして 闇を消し去り、光に照らそう

悲しみも孤独も消し去って 未来への鍵は 自分たちの手の中

静かに 光の鍵を 振るい翳して






その頃、射撃練習所で黙々と打ち続けるものがいた。年齢は15~16歳。リンとほぼ変わらないと見えるだろう。髪は黄色く腰まであるかないかくらいの髪の長さ。瞳の色は青で赤い服のミニスカートだ。彼女の名前は『フォーン・マラーテ』元はオーブに住んでいたが両親が戦争で殺され一人っきりに。ギルバート=デュランダル議長の手助けによりザフトで戦うことを決意。そして、数日間でザフト軍のエースでもある赤服に昇進。今に至るというわけだ。フォーンが黙々と的を打ち抜いていると二人の男が声をかけてきた。

「ねぇ~、俺とお茶しねぇ?」

相変わらずのパターン。大体は女の子は困るか乗るかだが、フォーンはそんなのも聞いていないのか撃ち続けていた。そして、最後の的を打ち抜くとヘッドホンを取り銃を置きコツコツと歩いていった。男たち二人は顔を見合わせるとすぐにフォーンの後を追う、そして、横に並ぶとフォーンに言う。

「おいおい、無視しないでくれよ。お茶しようっていったんだ、乗ってくれるのが普通だぞ?」

そういうと、フォーンは「ごめんなさい、私・・・これから用があるの・・・だから付き合えません」というと、早歩きで歩いていった。男がムッとするとフォーンの手を掴んだ。フォーンは「痛ッ!」といい、立ち止まった。男はフォーンの手を上に上げると顔を近づけさせながら言った。

「人がせっかく誘ってるのに・・・そんな態度・・・ないんじゃない?」

フォーンは嫌そうな顔をした。そして、フォーンはどこかの部屋につれてこられると壁に投げられた。フォーンは手を押さえられるそして、押し倒されるような格好になる。

「もし・・・付き合ってくれるなら・・・こんなことしねぇけどな・・・どうだ?付き合うか?」

そういうと、フォーンは首を振った。男はついに怒りフォーンの服を掴んだ。フォーンはもうあきらめた、そのとき、銃声が鳴り響き男はハッとし、後ろを見た。そこにはアスラン・ザラがいた、銃は男に向けられている。アスランの横にはルナマリアがひょこっと顔を出していた。アスランの目を見ると男たちは少し震えた。そして、「へっ」といい、笑った。

「こんなとこで銃を撃ったら・・・お前・・・裁判に出されるぜ」

「構わないさ・・・議長からは俺は自由だと言われた」

ルナマリアは「あらあら、まだ気づかないの?」といい、アスランの胸を指差した。そこにはザフト軍で功績ありなおかつ議長に任命されたものしかないあの勲章があった。それを見ると男達は驚いていた、そして舌打ちをした。

「分が悪い・・・引くぞ!」

そういうと、男達はどこかへと行ってしまった。フォーンは呆然としていたアスランは銃をしまうとゆっくりと近寄りしゃがみ、手を出した。

「大丈夫か?なぜ助けを呼ばなかったんだ?」

アスランがそういうと、フォーンは黙っていた。だが、アスランは優しく微笑むと立ち上がりフォーンを見た。

「言いたくないのなら無理して言わなくていい。俺は無理に追及しないさ」

そういうと、振り返りルナマリアに「悪いな、待たせてしまって・・・行こう」というと、ルナマリアは微笑み歩き出した。アスランも歩き出そうとしたときフォーンが勇気を振り絞り言った。

「待って・・・」

アスランは振り返ると疑問の顔でフォーンを見た。フォーンは少しずつだがアスランに言った。

「私の・・・名前は・・・フォーン・マラーテ・・・」

そういうと、アスランは微笑みながら言った。その声は優しかった。

「アスラン・ザラだ。フォーンか・・・いい名前だね。覚えておくよ」

そういうとアスランとルナマリアは行ってしまった。フォーンはそれを黙ってみていた。







しばらくの時間がたち、再びフォーンは射撃練習所へときていた。フォーンのほかにもたくさんのものが練習をしていた。フォーンが撃っているとフォーンの肩を叩く男の子がいた。その男の子はシンだった。首辺りにはヘッドホン、手には銃を身構えていた。シンは銃を的に向けると撃ち始めた。フォーンはそれを見ると自分も負けじと打ち始めた。そして、しばらくし、撃ち終わるとフォーンは休憩所の椅子へと座る。シンは「ここ・・・いいか?」
というとフォーンは「別にいいわよ」といい、シンは座った。そして、シンはフォーンを見ると言った。

「なぁ・・・お前ここに来て何ヶ月くらい経つんだよ?」

「・・・・何ヶ月・・・かしらね・・・忘れたわ」

シンはそういわれると髪の毛をかいた。そして、静かに飲み物を飲むフォーンにあせりながらも冷静に言った。

「オーブからここまで来るのに大変だったな~・・・もう死ぬかと思ったよ」

「そう・・・それは大変だったね・・・お疲れ様」

シンはさらに困った顔をする。そして、チラッとフォーンを見るとフォーンはそれに気づいたか疑問の顔でシンを見た。

「どうしたの?私の顔に・・・何かついてる?」

「いや、別に・・・」

「そう・・・」

二人はまた黙りだす。シンは心の中で「少し見ない間に・・・綺麗になったな」と思う。はたから見れば綺麗な少女だ。だが、性格が性格なためキツイ印象を与える。フォーンはシンを見るとシンは驚いた顔をした。そして、フォーンがシンに向かい言う。

「ねぇ・・・アスランさんのこと・・・どう思う?」

「アスラン・ザラ?難しい質問だな・・・そうだな・・・強い・・かな」

「ふ~ん・・・・強い・・・か」

「それがどうしたんだよ?」

「別に・・・気になっただけ」

「へぇ~・・・」

シンが思いがけない言葉に驚いたとき通信が入る。その声はあのギルバード=デュランダル議長の声だった。シン達は耳を傾ける。

『フォーン・マラーテ、に告ぐ。もし今、ザフト軍基地内にいるのなら至急、プラントまで来てくれ。大切な話がある』

それを聞くとシンはフォーンを見た。フォーンもシンを見る。

「どうすんだよ?議長直々の命が出たぞ?」

「行くしか・・・ないよ・・・ね?」

「まぁ・・・そういうことだな」

そういうと、シンに自分の飲んでいたジュースを渡すと歩いていってしまった。シンは「お、おい」と困って呼び止めようとしたがすでに遅くフォーンの姿はなかった。フォーンは荷物を整えシャトルでプラントへと向かった。その宇宙宇宙がフォーンを戦いへいざなくとは、思ってもいなかった・・・。



『アメノナカ』

雨の振る あの公園で 静かに震えていた子猫が

なぜか、子供のときの自分に見えた

それは自分が可哀想だからと 思ったからかもしれない

ひとつの写真 それが最後の君の面影だから

君がいてくれた あのときを 思い出したいけど 忘れてしまう

でも、ずっと 胸にしまっているから 私を思い出して

なぜか 今日の雨は 冷たく切なかった・・・




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