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「なんなんですかね、これって?」 「えー?結構面白かったんですけど。」 M氏は今回も納得がいかなかったようですが、シマクマ君は案外面白かったですね。昨今の世相もあって、ある意味、鬱陶しい話なのですが世相に媚びるのかどうか、ちょっと興味ありますね。まあ、マンガの映画化というわけで、おおざっぱな印象は残ったんですけどね(笑)。
「特撮マニアの人たちって、やっぱり、こういうの面白いんでしょうかね?」
「ボク、そういうとこ、まったく興味ないんです。でも好きな人は好きなんじゃないですか?いかにも東宝の映画っていう感じじゃないですか。ボクの、今回の興味は 大沢たかお っていう人だったんです。 キングダム という映画の 王騎 という役が、まあ、なんともいえずおかしかったんですが、服装が違うだけでおんなじで笑えましたね(笑)。」
「続けてやるんですかね?」
「やるでしょ。始まったばっかりじゃないですか。 かわぐちかいじ の 沈黙の艦隊 はお読みになりましたか?」
「はい、昔、喫茶店かどこかで。」
「あれって、というか、この映画のネタでもあるんですけど、アイデアというか面白いですよね。」
「核兵器をチラつかせるとこですか。」
「まあ、そうなんですけど、ぼくは、うったらうつぞというとうたないんだったら、はじめっから撃たない、持たないが可能なんじゃないかというのが かわぐちかいじ のアイデアなんじゃないか、それって、まあ、マンガ的ではあるのですが、面白いなって思うのです。で、今日の映画もそこんところを強調してたんですが、問題は結論ですよね。」
「というと?」
「マンガが、まだ続いている気が、ボクはしているんですが、まあ、そんなわけはないのですが、 海江田 という主人公、最後、どうなるかご存知ですか?」
「いや、忘れました。」
「たしか、国連に行くんですけど、核所持がブラフだったことをばらして、撃たれて終わるんです。で、今日のところで、面白いなって思ったのは、乗組員たちはそのことを知っているんです。にもかかわらず 海江田 に付いてくるんです。そこはどうするのかな?それと、ボクは かわぐちかいじ 自身が結論に困った結果、案外、凡庸なマンガになって終わったと思うんですが、そこをどう解釈するのかですね?」
「ふーむ・・・、続編も、作られるとして、見ます?」
「ああ、それはわからないですね。でも、見そうですけど(笑)」
山崎貴「ゴジラ−1.0」109シネマズハット35 2023.11.16
山田洋次「こんにちは、母さん」109シネマ… 2023.09.15
三宅唱「ケイコ 目を澄ませて」シネリー… 2023.02.03