PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
で、どうだったか?
一応、 合格!でした(笑)。 ちょっとエラそうな云い方ですが、ここ、数年の間に撮られた 村上春樹原作の映画化作品 が、
なんだかなあ? の連続だったことを思えば、上出来でした。まあ、ボクの場合、大昔の 「風の歌を聴け」 あたりが、何も覚えていないにもかかわらず、
よかったな! なわけで、あてになりませんが(笑)
で、この アニメ
ですが、聴いたことのある声の 日本語
で繰り広げられるエピソードや登場人物たちには、声だけではなくて、その内容にも何となく覚えがあって、 はあ、そうですか
、という気分で見ていましたが、 小村さん
の奥さんの キョウコさん
が、 2011年の震災のシーン
に取りつかれるのを見ていて、 そうでしたっけ?
とか、 カエルくん
が救うのは 神戸の震災の直後の逸話だったんじゃなかったっけ?
、とか思ったりしながら見終えました。
「かえるくん、東京を救う」、「バースデイ・ガール」、「かいつぶり」、「ねじまき鳥と火曜日の女たち」、「UFOが釧路に降りる」、「めくらやなぎと、眠る女」 という、 六つの短編 の組み合わせでできているのを帰って来て知りましたが、どの作品も、 東北の震災以前の作品 で、ボクの訝しがりは、そう的外れではなかったようなのですが、まあ、 2022年制作 ですから、こうなりますよねと腑に落ちました。
地下2階ですね! まあ、もうそれだけで、
「よし、そう!そう!この監督は信用できる!」 という感じで頷きながら見入っていましたが、 アニメ だから、直接それが描けるんですよね。
「ここはどこ?キミはだれ?」 と問いかけて終わるのが ハルキワールド なわけですから、 合格! なわけです(笑)。というわけで、 拍手! でした。
久しぶりの雨模様の 元町映画館
だったのですが、
神戸
は、やはり 村上春樹の街
だからでしょうか、思いのほかお客さんがいらっしゃっていましたね。まあ、それはうれしいのですが、お若い方の姿がほとんどなかったのはさびしいですね。二十代の方たちって 村上春樹
なんて、もう読まないんでしょうかね?70越えた老人が、出てきた話を全部知ってたとか、一人で喜んでいるんですけど、考えてみれば変ですね(笑)。
週刊 読書案内 村上春樹「村上春樹 翻… 2024.05.25
週刊 読書案内 村上春樹 柴田元幸「翻… 2024.05.21
週刊読書案内 村上春樹「騎士団長殺し」… 2024.05.20