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2024.12.05
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​​​​​​​ ​​ マーティン・ローゼン「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」シネリーブル神戸
​​​​​​​​​​​​​​ もう、ジイさんといわれるお年ごろなのですが、ホントは アニメ好き としては見ないわけにいかないですよね。 1978年 に作られたということですから、​​​
​ほとんど 半世紀前のイギリスのアニメーション映画です。
​  原作 リチャード・アダムス アニメーションの監督 マーティン・ローゼン 。あのころ、 ムツゴロウさん こと 畑正憲 日本語版を監修 したとかいうことで評判になりましたね。 絵本 は知っていましたがアニメを見るのは初めてです。
 見たのは 「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」 でした。​​​​​​​​​​​​
 いろんなことが素朴というか、素直というか、とはいうものの、さて、これで、今の小学生は面白がるのかなとか思いましたが、ボクは納得でしたね。
​​ 言葉をしゃべるわけですから、まあ、擬人化されているわけですが、動きとか、表情とか、なんというか、
​実にうさぎ! ​​
なところに感心しましたね。そのあたりが、
​いかにもイギリス(笑)! ​​
という感じです。​​
​​​ あの アート・ガーファンクル が歌うはずだというのがお目当ての一つだったのですが、歌ったのは 1曲 だけでした。でも、久々に 彼の声 が聴けたのは納得でした。​​​
​​ 今までの 人間の開発 のために破壊されて、若い預言者の言葉を信じた数羽だけが、必死の脱出を試みるところから始まりました。​​
​​​​ 世間知らずの若者の 「世界の危機」の預言 は、因習というほかはない旧来の社会秩序に対する 反抗 、あるいは、 わがまま でしかなかったあの時代を彷彿として、ボクにはなつかしいのですが、危機また危機の苦難の旅をして、ようやくたどり着いた
​​ ​新天地はパラダイスだったのでしょうか。 ​​
​  まあ、そういう問いが、ふと、きざしてしまうのが50年という歳月のせいでしょうね。​​​
​ 人間たちの乱開発により滅びゆく野生動物、
​破滅の時代を生き延びんとする 「野生の姿」 ​​
​  というのが、 映画のコンセプト の一つとして価値づけらて来た作品で、 50年後の今 でも、その視点は大切だと思うのですが、 リーダー だった ヘイズル君 が平和な新天地の暮らしを眺めながら天空を舞う魂たちのもとへ旅立つ最後のシーンを見ながら
​「ヘイズル君、君がたどり着いた新天地は、今も、まだ、平和ですか?」​​
​  まあ、そんなふうな感慨にとらわれてしまいました。
 これは、会場入り口でいただいた もう一つのチラシ の写真ですが、破滅に瀕しているのはうさぎたちの社会だけではないような不安が世界を覆いつつあるような気がする老人には、こっちのチラシが妙にリアルだったのですが、年のせいでしょうか。
 まあ、それはそれとして、今でも楽しめる 「物語のおもしろさ」 はさすがですね。 拍手!
 余談ですが、あのころ ムツゴロウさん ヒグマのドンベイ君 と暮らしていたり、 日高敏隆さん 昆虫学 京大のサル学 、いろいろ面白かったですね。


監督・製作・脚本 マーティン・ローゼン
原作 リチャード・アダムス
アニメーション監修 フィリップ・ダンカン
アニメーション監督 トニー・ガイ
編集 テリー・ローリングス
音楽 アンジェラ・モーレイ マルコム・ウィリアムソン
歌 アート・ガーファンクル
キャスト
ジョン・ハート(ヘイズル)
リチャード・ブライアーズ(ファイバー)
マイケル・グレアム・コックス(ビグウィグ)
ジョン・ベネット(ホリー)
ラルフ・リチャードソン(長ウサギ)
ハリー・アンドリュース(ウーンドウォート将軍)
マイケル・ホーダーン(創世者フリス)

1978年・93分・G・イギリス
原題「Watership Down」
2024・12・03・no157・シネリーブル神戸no284



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最終更新日  2024.12.05 00:44:51
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