●病院に連れて行く目安 ・発熱以外の症状はないか?(せき・鼻水・下痢・嘔吐など・・・) ・けいれん(数分で治まる熱性けいれんの場合でも、初めての時は受診したほうがいいです。) ・機嫌は悪くないか?(水分を取れなかったり、ぐったりしている時は注意が必要。) ・抱っこしても嫌がって泣いたり、 寝付いてもすぐ目を覚ましたり、 いつまでもぐすぐず泣く場合は、受診した方がいい。 ・頭が熱いのに、手足が冷たく顔色が悪い場合は、更に熱が上がる可能性大。 ●家では・・・ ・室温は上げすぎない。 (熱のあがり始め、手足が冷えているときは温める。) ・室温を上げるよりは、1枚多く着せた方がいい。 ・氷まくらや冷たいタオルなどで頭を冷やす。 ・高熱の場合は、氷の入ったビニール袋をタオルで巻いて、足の付け根・わき・首などを冷やすといい。 ・部屋が乾燥しない様に、加湿器を使用したり、タオルを干したりする。 ・2時間に1回くらいは、換気する。 ・水分・糖分の補給をする。 ・小児用イオン飲料がいい。 ・番茶200mlに砂糖小1を入れて飲ませても良い。 (下痢・嘔吐のある場合は塩を少々混ぜる。)【髄膜炎】 ●脳や脊髄を覆っている髄液に細菌ウィルスが入り、炎症を起こす。 ウィルス性と細菌性がある。 ・ウィルス性の場合は、点滴治療を受け、安静にしていれば治る。 ・細菌性の場合は、抗生剤の投与が必要。 処置が遅くなると、重症になったり後遺症が残る場合がある ・高熱・頭痛・嘔吐・けいれん・不機嫌 ※夕方熱が出て夜間も高熱が続き、朝になっても熱が下がらない時はすぐに受診しましょう。【脳炎】 ●脳全体が炎症を起こす病気。 ・高熱・嘔吐・けいれんが何度も続く・意識がぼんやりする。 ※解熱剤を使用する目安 ・熱が38.5℃以上で機嫌の悪いとき ・機嫌もよく、よく寝ている時は使用しなくても良い。 ・必ず4~6時間以上の間隔をあける。