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2010/12/05

ロックと共に年をとる/西田　浩

カテゴリ：本・漫画

読売新聞文化部でポピュラー音楽を担当している。
氏が仕事として手掛けたインタビューも引用し、「共に歩んだ」という視点でロックを語っている。
全7章からなり、ジャンルは特定しない構成だが、1章だけプログレに特化した章がある。
仕事として幅広くポピュラー音楽に接している著者であるが、個人的にはプログレファンとの事。
その章の冒頭では、
「私情が入り、マニアックな話に偏ってしまうがご容赦いただきたい。」
と断り書きがあるくらいである。

筆者と同世代から上の世代のロックファンなら、共感する事間違いなしの内容である。

2010/11/18の「At High Voltage 2010/Emerson Lake & Palmer」のレビューで、非常に厳しい評を書いたが、非常に反省させられるキース・エマーソンの'08年のインタビューが載っていたので、一部引用したい。
「･･･'92年に再結成した時にも漠然と感じていたことなのだが、次に再結成した時には、往時を知るファンを失望させることになるかもしれない。それをわきまえた上で、カールとグレッグが再結成に同意するなら、もう一回やることになるだろう。」

キース、ごめんなさいm(_ _)m

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