まきこんのこの頃

まきこんのこの頃

人生相談


著者名:落合恵子
出版社:

感想:1984年から2002年にかけて、落合さんが受けた相談の感想を書いています。
週間女性で美輪明宏さんが、相談を受けていますが、その女性版みたいな感じです。
 美輪さんの答えは、的確すぎて、時には女性的からいうと辛くなる部分がありますが、
落合さんは同じ女性の立場として、相手の立場にたって答えてくれています。
 私自身も悩みの岐路にたったときに、こういう答えが欲しかった、背中を押して欲しかったという
言葉が満載に載っていました。
 若いころから一貫してジェンダー(男だからとか女だからとかではなく平等に)を唱えている落合さんのこと。
女性の立場の弱さを痛いほどわかってくれている。
 次から次にでてくる悩みは、それだけ自己表現であり、気求の形と明記
されていて、なんだか救われた気分になりました。悩みが多いということは、それだけ人間として
豊かであり、成長の過程なのかなと思いました。


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