Blog of SIOUX

Blog of SIOUX

PR

×

カレンダー

プロフィール

SIOUX(すう)

SIOUX(すう)

2006年11月19日
XML
カテゴリ: 環境
よく、農村に行かれた方が、口にされる言葉があります。

「田舎はいいねぇ~。田んぼや山があって、自然がいっぱいで…。」

自然ね…、実は 田舎にも、もう自然はほとんど残っていません。
みなさんは、田んぼって自然だと誤解されている様子ですが、田んぼが自然に存在するはずがありません。
人間が野山を破壊して開墾した、れっきとした人工造成物です。
たまたま日本人が、最近2千年間程見慣れているってだけなんですよね。

この田んぼの中では、化学合成の農薬や肥料など、薬品の化学反応によって効率的に安価に農産物を生産するっていう、最新のテクノロジーが使われています。
低農薬の農業であっても、やはり同じことが小規模に行われているに過ぎません。
有機肥料とは言っても、集中的に高濃度に濃縮された肥料が使われているんですから、決して自然とは言えません。

田んぼは自然なんかじゃありません。

さらに、農村を取り囲む山々にも、自然なんかほとんど残ってません。
写真をご覧になってどうお感じでしょう?
自然の山に見えますか?

斑な紅葉の山々

山全体が紅葉せず、緑の部分と斑な状態になっているのが、お判りになっていただけるでしょう。
緑の部分は、杉や檜の針葉樹で、植林つまり人工林です。
植物の生態系を破壊して、人間の手で植えつけられた木々が繁茂しているんです。

温帯気候の山々に、針葉樹があちこちに繁茂しているんです。
しかも、集中した時期に花粉が飛び、花粉症などの公害を引き起こします。
工場の粉塵公害とほぼ同じですね。

白神山地などの自然が残されている山々であれば、山全体が紅葉します。
でも、農村の山は、どの山も全体が紅葉している山なんてほどんどありません。

普段は緑色で判りにくいですが、紅葉の時期には顕著に目で見ることができます。

SIOUXは、環境保全を信仰するタイプの人間ではありません。
むしろ、自然は人間にとって邪魔な存在だからこそ、開発されて取り除かれてきたのだと思っています。
そのバランスを考える必要はあると思いますが、何が何でも意地になってまで残すものだとは思っていません。

ただ、これだけは言いたいんです。
農村に自然なんて、もう残っていません。


田舎は、いろんな意味で住み難いのです。
だからこそ、過疎化してきたのです。
これは事実だし、結果にも現れているのです。
自分自身が住みたいって思わないんですから、そりゃ誰だって住みたくないですよね。

その田舎を、田舎のままにしたら…それじゃ、農村に住む人なんて居なくなって、農村自体が死んでしまいます。
そしたら、日本の食糧生産機能が、経済機構が崩壊してしまう…。
つまり、自分達にしっぺ返しがやってくる。

そこに 住んでいない人の身勝手な思いつきやノスタルジックな感情 に付き合わされて、田舎は都市並みの生活機能を持つことを阻害されているのです。
これじゃ、ほんとに農村はダメになってしまいます。
一部の田舎マニアでは、支えきれる規模じゃないんです。

もう自然でも何でもないものを守る必要も、残す必要もないんじゃないか?
住み易いように姿形を変えてでも、農村を絶えさせちゃいけないんじゃないか?

ドライブをしていて、全体が紅葉できない山を観て、おじいちゃんの居た農村を思い出して、そう思ったのでした。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年11月19日 09時02分54秒
コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

サイド自由欄

CLUB_SIOUX
すべてはココから始まった。



Blog of SIOUX
(ココログ版)

もうひとつのブログです。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: