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August 9, 2009
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カテゴリ: 演芸・舞台
劇団鵺的「暗黒地帯」

下北沢・劇小劇場
17:00~18:45

脚本家の高木登氏が立ち上げた演劇ユニットの旗揚げ公演。演出助手と制作に知り合いが関わっているということで。


配管の施行ミスが発覚したマンションの住人と、マンションデベロッパーの営業マンとの対立。
誤りを認めると会社が倒産してしまうことから、被害者の夫婦に対して「ねずみが石や泥を運んだ」と言い張りどがちゃがにしようとする営業マン。他の住民は納得させられて125万の追加費用を出してしまう。1人反抗するある若夫婦の奥さんに対して、在日2世の営業マンが「在日を差別いた発言をした」と訴訟を起こす。もちろん奥さんはそんなことを言ってもいない。

両者の対立が軸になると思ったら、そっちに話を振ず、そうなったことで変化した人たちを描いていました。

民族差別訴訟で逆ギレというアイデアには感心しましたが、民族差別が物語りにどの程度効いているかは微妙に思いました。そのあたりが昔の演劇と思わせる所以なのかなと思います。

逆に、若夫婦の会話は興味深かった。特に旦那さん役の人が絶妙。手抜き工事に対して怒りを表さずに納得してしまうということが現実にあり得るかどうかはわかりませんが、「空気を読む」ということに長けてる人が多い現代を描くなら、空気を読まずに正直に戦おうとする人を異常者として捉える方法はそれでアリだと思います。



出演/林(イム)営業マン・荒井靖雄、相月美佐子・加藤更香、御子柴社員・実近順次、相月巌(美佐子の夫)・平山寛人、平沢社員・細田刑事、卜部課長・吉田テツタ





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Last updated  August 10, 2009 04:23:49 PM
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