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May 27, 2010
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カテゴリ: 本・雑誌
落語論
堀井憲一郎・著
講談社現代新書 2009.07
756円

毎日のように落語会に通う人たちの気持ちを代弁してくれている本。

私は小心者なので、落語をCDや映像で楽しんでいる人や生の落語がなかなか見られない地方の人のことを考えると遠慮して言えないのですが、さすが堀井さん。
落語は生で見るもんで、テレビで見ても音で名人の音を聞いてもわからないってことをちゃんと言い切っている。

堀井さんの指摘で重要なのは近代以前の、落語が語られた時代をきちんと意識していること。現代の感覚と全く違うということには耳を傾けたほうがいい。また、落語は歌うというところは談志師匠の影響も見受けられますが、わかりやすく言語化してくれている。

堀井さんの中では「落語の国からのぞいてみれば」が一番面白いと思うし役に立つと個人的には思います。が、この本でも「サゲがなくても落語は成り立つ」「ストーリーもない」「あらすじは意味がない」というように共感できる点が多々ありました。





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Last updated  June 6, 2010 07:46:05 PM
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