執着と諦めの間に

　晴天の日曜日です。　午後４時ごろに友人のヒロシ氏から電話が掛かってきました。　以前岐阜のモスバーガーでバイトをしていたときに、そのモスが入っていたホテルの３階で、家族４人で、昼はランチバイキング、夜は焼肉というお店を経営していたヒロシ氏。モスがつぶれる直前に、うちの店に店長代理で来ていた社員の女の子と結婚し、今は女の子が一人います。ヒロシ氏とモスのメンバとはモスバーガー新岐阜店がなくなった今でもよく飲んだり、遊んだりします。　そのヒロシ氏からの電話なのでまた飲みの誘いだろうと思っていたら、なんとそのヒロシ氏が両親と経営していたお店を明後日、閉めて閉めてしまうという連絡でした。　ランチがすごく美味しくてちょくちょく「ほづみ」（お店の名前）のランチを食べるために岐阜へ帰っていたのに、そのランチがもう食べられなくなります。かなりショックな話しでした。　どうもホテルのフロアの家賃が高くなったらしく、経営が難しくなったようです。　もしかしたら、地元の大阪に帰るかも、そうも話していました。　このところよく飲むモス時代の仲間が方々へ散っていきます。いつかはそういうときが来るんだろうなと思っていたけど、実際にそうなってくるととても寂しいものです。強制も約束もしないでも、お互いに好きだから連絡を取り合い、飲みに行くとてもいい仲間だからね。　反対に…。　弥十郎は中学のときから、クラスメートとバンドを組んでます。そのメンバも強制せずとも気が向いたら連絡をとって、たまに一緒に楽器を触って曲を作って。そういう仲間だったのだけど…。　最近活動のときにちゃんと人が集まらないため、ちょっとトラブルに。解決案として、バラバラの生活をしてるメンバの状況がお互いに分かるように身内の掲示板を作ったのですが。　こまめにチェックしろ、というのは当たり前だしいいのだけど、毎日書き込めというのはどうか。用事もないのに書き込まなきゃいけないんだろうか。それがメンバを大切にすることと同義なんだろうか。　最近、少し重たい…。　そして執着が強いときには異常なくらいなのに、自分でもぞっとするくらい冷たくなる自分。身勝手な理屈と欲求を抑えられない自分を確認してさらに嫌な気分になる。　最近、何に対してもすぐに「諦め」をつけてしまうようになったように思う。しがみつくことをせず、腕が痛くならないうちにあっけなく手を離してしまう。　自分の価値観がはっきりしなくて、それが判断によるものなのか、逃げによるものなのか、何かに対する逃避や防衛なのか、分からなくなる。　いろんなことが混ざって、第３次くらいの閉鎖モードです。　わけの分からない日記になっちゃったけど、まぁ、今日はこの辺で。