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2006年11月13日
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カテゴリ: 推理小説
久しぶりの読書です。思いっきりネタバレ。
ええっと4ヶ月ぶり・・・、半年くらい振りかと思ったので、ま、良かった。

あらすじ。
気調査を依頼され、使用人を装って山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼と朱美。
知人に誘われ、彼女の友人が持つ山荘を訪れた探偵の弟子・戸村。
女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。
別々の場所で、全く無関係に夜を過ごしているはずだった彼らの周囲で、
交換殺人はいかにして実行されようとしていたのか。

以下ネタバレです。

そういえば「完全犯罪に猫は何匹必要か?」読んでました。
烏賊川市だの奥床市のふざけた地名に、面白ろいなぁ~とも思いつつ
電車のってどこだの、どこの隣りにあるだの書かれても
頭をすすーっと通り抜けてしまう。そこは地名マジック(私だけ?

タイトルに交換殺人、とあるのでついつい違う場所で殺人が遂行されようとしているだな、と
先入観を持って読んでしまって、何の疑いも持たず。
そこがすでに騙されているとは気がつかず、あれなんだかおかしいと思ったらすでに終盤で、
時間軸が違うのか、と気がついた時には
すべてが収束に向っている・・・、なんてのはいつのもの事。
すっかり騙されました、気持ち良く。
登場人物も面白すぎて読んでて楽しい。面白かった。


しかも殺人犯と結婚しちゃってるし、嫌な事尽くめ。
流平が言っていたのと似て、自分の手を汚さず親父を殺したい権藤英雄が
交換殺人に気がついて春彦に遂行させようとした、と思ったのは少々深読みしすぎ過ぎたか。





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最終更新日  2006年11月13日 21時34分55秒
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Re:東川篤哉「交換殺人には向かない夜」(11/13)  
fumi さん

以下、ネタバレですので、まだ本作品を読んでいない方は、以下のコメントを読まないことをお勧めします。

僕も「交換殺人には向かない夜」をさっき読み終えました。
僕は、少なくとも春彦を殺したのは咲子ではないのかと疑念を持っています。
最後に駅のホームで、流平が彩子にビデオのトリック(ビデオが2本あること)を話そうとして、電車が来たため話せなくなってしまった場面。
あれって、真犯人は実は彩子(咲子)ってことを示唆しているのではないかと思いました。
そうでなければ最後にあの場面を持ってきた意味がわかりません。
咲子からすれば、春彦が死ねば全財産が相続できるので、十分に動機はありますし、流平が考えたトリックについての検証が行われていれば、咲子のアリバイが崩された可能性も否定できません。
実際に真犯人かどうかはともかく、作者の意図として、読者に対して”真犯人は実は…”という疑念を持たせることを狙っていたのではないでしょうか。

また、逮捕者が1人も出なかったも解せません。
権藤英雄は一雄になりすまし、善通寺春彦に権藤源次郎の殺人を求めています。
実際の目的は殺人ではなく、3年前に一雄を殺したことを暴くためとはいえ、なりすましまでしてはっきりと殺人を求めていることは罪にならないのでしょうか。
善通寺咲子が英雄と示しあわせ、加担していることも罪にはならないでしょうか。
結果的に2人の人が殺されているわけですし。 (2014年06月23日 14時15分45秒)

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