「自己がそれによって行動している基準を、自ら自覚していない」日本の企業経営者は、というより日本全体が、バブル崩壊という「経済敗戦」によって、価値観が180度ひっくり返ってしまった。これは一口で言うと自惚れのぼせたJapan as No.1から、卑屈な拝米「グローバル・スタンダード」礼賛への転回ということですが、これはかっての敗戦時の「鬼畜英米」から「ギブ・ミー・チョコレート」への転回と全く同じ価値観の転回が起っている。言い換えると、何故に日本の企業経営者というものが「精神が『脱亜入欧』して、黒い目のガイジンになってしまっている」のかは、バブル崩壊を抜きにしては語れないのではないかと私は思う訳です。