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今日はクリスマス『イブ』・・・何だか忙しい毎日ですっかり忘れていました・・・そうは言っても我家のクリスマスツリーの御紹介をしておきましょう雑草に囲まれてしまいお恥ずかしい限りですが、9月の我家のツリーの様子・・・何で??こんなところに?なんて方もいらっしゃると思いますが、そんな方はこちらをご覧下さい・・・(汗)そんな訳で我家の庭で今年一年、日光とたっぷりの二酸化炭素を吸収して成長したであろうモミの樹を、ようやく植木鉢に移植して、家の中に持ち込みました。ここからはちびっ子達の出番です!みんな張り切って飾り付けをしてくれましたよ・・・(笑)思い思いの場所にモールや小物を飾りつけてくれました。出来上がった今年のクリスマスツリーです。根元には誰かが作ったリースが置かれています・・・まだそんなに大きくないので飾り付けの重みで傾いちゃってますかね・・・(汗)派手な電飾のイルミネーションはありませんが、こんなちっちゃなツリーに電飾を付けたら大変な事になっちゃいますし、電飾が無いって言うのもまたエコじゃないですか・・・☆ツリーの使いまわしって良くないの・・・?エコ住宅ランキングへ愛のクリックをお願いしますプラスチック製のツリーからモミの樹に変えた、経緯はこちらからやっぱり材木屋ですから・・・子供達の心に残るバカ親父でいたいものです(汗)昨日は天皇誕生日で祝日でした・・・誰ですかイブイブなんて言ってるのは!(笑)しかし、休日返上でMi邸の工事は進んでいきます。昨日は朝から、屋根を葺きに板金屋さんが来てくれました。屋根の大きさが幅約12mx流れ約11m『ガルバリウム鋼板』一文字葺きなので、屋根材の長さは12m以上になってしまいます・・・いつものように、トラックに架台を乗っけて材料が到着しました。大きなトラックなので屋根の高さと殆ど同じ・・・荷揚げをチョットだけお手伝いしてきました。前日とは打って変わって穏やかなお天気になった信州伊那谷は、中央アルプス駒ケ岳がとても綺麗な姿を見せてくれました。そんな絶好のお天気も手伝って、手早にどんどん葺き上げてくれます。ちなみに手前に写っている職人さんMさんって言うんですが、私が小学校時代からのお付き合い・・・って事はもう30年以上になるって事ですね。目に見えない部分まで気を配ってくれて、良い仕事をしてくれます。◆こちらのポチっとでタッキーは笑顔に・・・(汗)人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞ最後までお読みいただきありがとうございました最後の最後に↓↓をどうぞ・・・
2008.12.24
ギャィィィィ~ン~ぎゃぃぃぃぃ~ん~~~~コ~~ンコ~~ン・・・シュゥゥゥ~~~~ドッシャァァ~~ン・・・って伐採に関わる一連の音を文字にしてみましたが、皆さん想像できますでしょうかね?チョットタイミングを逃した感もありますが、桧の樹が倒れる瞬間の画像です・・・長い年月をかけて与田切川に削り取られ、河岸段丘として形成された現場の斜度は30度はあるでしょうか?倒れた瞬間に樹が4~5メートル程は下にすっ飛んできちゃうくらいですからかなりのものです。小型重機で引きずり出された丸太を玉切って・・・クレーンを使って積込むのが私の役目・・・昨日も晴れた青空の向こうに綺麗な中央アルプスの山並みが望めますが、現場は1日中日陰のままでした・・・(泣)荷台の様子・・・管柱に使う材は3メートル通し柱用は6メートル太くて素性の良いのは4メートルや8メートル・・・中には10メートルなんて長い材もあるんです・・・写真に写っている一番太い丸太は、『末口約9寸・長さは26尺4寸』ってところでしょうかね。昨日の日記に、北側斜面は良いんですよ何て書いたのを覚えていますか?北側斜面は日光が当たり辛いってのは皆さん想像できますかね?って事は、植物は日光を求めて上へ上へと成長を早めるんです、条件にもよりますが、南向きの斜面に比べてその差1.5~2倍程・・・おまけに南向きの斜面に育った樹は、日光を求めて枝を伸ばしますから、節も多くなっちゃうって事もあるんです。成長の遅い樹は木目も詰まって、市場の評価も高くなるって具合なんですが、前記のように冬の日陰は兎に角寒いのが難点でしょうか・・・(泣)こうした地道な作業が日本の家づくりを支えているのと同時に、里山の資源を活かして有効に使うことで、水源や里山の保全に役立っているんです。☆まずは地産地消の家づくりの第一歩・・・エコ住宅ランキングへ愛のクリックをお願いしますおまけの写真はちびっ子2号が庭のバケツから見つけてきた丸い氷、面白い模様が付いていたので、冷たいのを我慢してもらって写真をパチリ・・・(汗)連日穏やかな信州伊那谷、お日様が当たる場所はぽかぽかなのに、日陰の氷は融けなくなってきちゃいました。気温がめっきり下がってきた証拠ですね・・・◆お日様のチカラは偉大です・・・人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞ最後までお読みいただきありがとうございました最後の最後に↓↓をどうぞ・・・
2008.12.21
いろんな事があって、しばらく間が開いてしまいましたが、伐採作業の最終報告です場所は駒ヶ根市某所・・・太い幹の部分はすでに会社へ運搬済みなんですが、樹を伐るとどうしても細かな枝が出てしまうものです。『ボサ』なんて呼び方をするんですが、こんな山がドド~ンと4つほど・・・少し前なら『お風呂の焚物にするから』なんて方が沢山いたので、心配する事は無かったんですが、今ではスイッチ一つでお湯が沸いちゃう手軽さから、殆ど灯油ボイラーやエコキュートなどの電気温水器に切り替わってしまいました。手間が掛からず手も汚れない・・・そんな暮らしを追い求めた結果、驚くほど便利な機器が作り出されて、私たちの生活は随分進歩した事は確かでしょうが、その反面どこかにつじつまが合わなくなってきていることを強く感じます。大量生産大量消費で成し遂げられるコストダウンは、地元の産業を様変わりさせてきました。昔は燃料や季節折々に様々な恵みを与えてくれた里山は見向きもされずに荒れ放題・・・外国から大量に持ち込まれる生活物資・・・☆地産地消の暮らしをしませんか・・・?エコ住宅ランキングへ愛のクリックをお願いします☆そんな中、少しだけ声を掛けさせて頂いた方々が、この『ボサ』を有効活用していただけました。1枚目はお施主さん・・・御自宅では殆ど必要がなくなってしまったとの事だったんですが、畑の片隅で火を焚いていらっしゃいました・・・何をしているんだか判りますかね?自作のかまどで、芋干しを作っていらっしゃいました・・・かまどの材料は不要になった廃品ばかり、風呂釜にいらなくなったトタン板・・・(笑)でもこれで立派なかまどの出来上がりです。自家製のサツマイモを茹でてらっしゃいました。そしてもう一方は以前御紹介したことがあるんですが、この方(サイトの管理人さん)が薪ストーブの燃料にするって持っていってくれました。この写真は、『運びましたよ~~』って頂いたメールに添付されていた写真です(笑)勝手に持って行って下さいね~ってお願いしてあったので、手の空いた時間を利用して運んでくれたようです。『軽トラックが無いんですよ~』なんて仰っていましたから、これだけ運ぶのは大変だったんじゃないでしょうかね・・・そしてもう一枚は、私の中学時代の同級生がやはり薪ストーブの燃料にするって言って運んでくれました。薪ストーブライフを楽しむのなら、軽トラックは是非とも欲しいところですよね・・・信州では一家に一台って程普及しているって言っても過言ですかね(汗)農機具や収穫した農産物を積んだり、日常の足として本当に多くの軽トラックが信州には走り回っています。先日いつもお世話になっているこの方が新車の軽トラックに乗り換えたそうですが、装備も昔の軽トラックとは段違いに良いようですし、燃費や維持費だって『軽自動車』ですからとっても良いのは言うまでもありませんよね・・・(笑)本文とはあまり関係有りませんが、同級生の家です・・・許可をもらってないので、写真は小さめですが、築10年程になるでしょうか?我社で施工させて戴きました・・・確か我社で初めて薪ストーブを入れさせて戴いた工事だったと思います。奥さんはトールペイント教室を開いていたり、展示会なんかも開くほどの本格派です、右側の部屋が教室になっていて、多くの受講生で賑わっています。話が随分それてしまいましたね・・・ようするに軽トラックに買い換えましょう・・・じゃなくて(汗)地域にこんなに資源が有るって言うのに、それに見向きもしないで外国から膨大な経費を掛けていろんな物資を運んでくるって流れが良くないんじゃないかって話しです。スイッチポンの便利な暮らしも確かに魅力的ですが、ちょっと手間と時間を掛ければ、今までとは違う『心の豊かな暮らし』が出来るんじゃないかって思うんです。その結果、地域の環境もよくなり、無駄な輸送によって排出されるco2の排出削減にもつながるんじゃないでしょうか・・・日本の山林は上手に使ってきたからこそ生き続けてきました。間伐材利用ってよく言われますが、本当の意味では、こうした枝なども上手に使ってこそ環境が守られていくって事を考えてほしいものです。もしかしたらこんな暮らしをしているのって日本だけかもしれません子供の毎日の仕事は水汲みと薪拾い・・・学校に行くのが夢なんて今の日本じゃ考えられませんよね?でも決して途上国だけの話じゃなく、ちょっと前までは日本だって子供は大切な労働力だった時代がありました、私も学校から帰ってから家の仕事を手伝った覚えがあります。ゲームなど当然無かったし、親の手伝いをするってことにあまり抵抗も感じませんでしたし、ちょっと褒めてもらえるだけで本当に嬉しかったものです。安直に薪ストーブが最高って言う気は有りませんが、薪集めをするって言うことは、地域の資源を有効に使えることはもちろん、無駄なCO2の削減にもつながり、親と子供の絆も深まるかも・・・?おまけにメタボ解消にも役立つかもしれませんね・・・悪くないんじゃ・・・って思いませんか?◆豊かな暮らしってなんだろう・・・人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞ最後までお読みいただきありがとうございました最後の最後に↓↓をどうぞ
2008.11.22
多分、何をしているところか判らないでしょうね・・・?でも良く見ると、根元の方に切込みがしてあるのが見えるんじゃないでしょうか?これは樹を伐採する方向を決める大切なもので、『受け』と呼ばれるものになります、樹の状態にもよりますが、一般的に立木を伐採する場合一番先に行う作業です。そして写真の上のほうに写っていますが、ワイヤーが張ってあるのが判るでしょうかね?出来ればチェーンソーとくさびだけでカッコ良く倒したいものですが、この樹は反対側に枝が張っていたり樹自体が反対側に傾いて生えていたので機械のチカラを借りて倒す事にしました。とても条件の良い場所だったので、クレーン付きのトラックが入れて効率も上がります(笑)紹介が遅れましたが、この樹は『胡桃』、茶色の心材がなんとも落ち着いた色で味わいを感じる木目です。昔は、囲炉裏の框や炬燵のやぐらなど、火の近くに使われたりもしましたが、何でも他の樹よりも熱くならないんだそうです・・・そして実は皆さんご存知の『クルミ』ですよね・・・クルミ和えにしたりするのはポピュラーですが、信州伊那谷では五平餅に塗る味噌作りには欠かせないものになっています。このブログでも紹介した事がありますが、クルミ油なんていうものもあります、なんとも言えない良い香りがしますよ。倒した後はこんな感じ・・・枝が張って倒した後も見上げるように枝が張っています。こうなればちびっ子達が黙っていないのは当然の事ですよね~~早速ちびっ子1号と3号が枝によじ登って遊んでいました。(2号は音楽発表会に行っていて不在でした・・・)いつまでも遊んでいたくなるほど楽しそうでしたが、このまま放置しておくわけにも行きません・・・(泣)ちびっ子達には悪いとは思いつつ、枝払いと玉切り作業・・・茶色の心材が見えますでしょうか?ちびっ子3号がチェーンソー屑が貯まった場所で遊んでいますが、強制退去させられてすねているわけではないですからね・・・(笑)最近クルミの樹を生かして使える場所が減ってしまい・・・というより無くなってしまいました。囲炉裏を作られる方も中にはいらっしゃるでしょうが、框の材質にまでこだわって作られる方はどのくらいいらっしゃるんでしょうね・・・炬燵に至っては昔のような炭を使った掘り炬燵なんて造らせていただいた記憶すらありません・・・炬燵は電気!ホームセンターで買ってくるものになってしまいましたね・・・(泣)大量生産・大量消費の社会構造に、どっぷりと浸かってしまった私たちですが、よく考えれば地元にある資源を捨ててまで、材料の成り立ちも知らず、何処の誰だか判らない人が作ったものを短期間使い、壊れたら捨てちゃう・・・その恩恵のおかげで今の私たちの暮らしがあるんでしょうが、何処まで続くんでしょうかね??やっぱりどこかおかしいぜ!現代社会!!誰か胡桃を使って囲炉裏か掘り炬燵を作りませんか(笑)☆細い枝は燃料に使って頂きましたエコ住宅ランキングへ愛のクリックをお願いします☆判りづらいか・・・(汗)クルミの枝が分れた二股部分に見つけた杉の赤ちゃん・・・こんなところに種が落ちて芽を出していたんですね。素晴らしい生命力を感じちゃいますね。◆♪これこれ杉の子起きなさい~♪お日様ニコニコ声掛けた♪人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞ最後までお読みいただきありがとうございました最後の最後に↓↓をどうぞ
2008.11.14
コ~ン コ~ン コ~ン倒れるぞ~~!ドシ~~ン~~~直径60センチの樹が倒れる瞬間やっぱりカメラマンが居てくれると動きのある写真が撮れます。樹の向こうに私が写っているんですが、ヘルメットがチラッと見えるだけですね・・・(笑)この樹は『サワラ』・・・魚の『鰆』と同じ名前ですが、何か関係が有るのかは判りません。木曽五木にも数えられるサワラは、水に強く・軽くて・木目が綺麗な事から、桶などに使われて来ました。サワラの風呂桶なんて最高なんですけどね・・・昔は隣町の国道沿いに桶屋さんがあって、店先で名物おじいさんが桶材の加工をしたり、タガの竹を割っていたりと、風情のある光景を目にしたものですが、そのお爺さんもお亡くなりになり、今はもう見ることが出来なくなってしまいました。一度だけそのおじいさんが作ってくれた風呂桶を、納入させて戴いたことがあるんですが、こんなに安いの?って言うくらいの値段でビックリした覚えがあります。☆本物は丈夫で長持ち・・・エコ住宅ランキングへ愛のクリックをお願いします☆木口はこんな感じ・・・ヒノキに良く似ていますが、香りはそれほど強くなく、ヒノキに比べて黄色っぽいのが特徴でしょうか。何せ太いので、チェーンソーのバーが届かずに、苦労した形跡が残っていますね・・・(笑)最後は積込み・・・乾くと軽い樹は、水分を多く含んでいるんです、国産の樹の中で一番軽いのは桐って言うことは皆さんご存知かと思いますが、サワラは2番目に軽いんですが、軽い理由は空気を多く含んでいるからなんです・・・伐った直後はその空洞に水分が含まれているので、乾くと軽い樹ほど重いんです・・・ケヤキや樫も目が詰まっているので当然重いんですが、重さの質が違うって言ったら良いんでしょうかね、とにかくズシっと来る重さです。最近国産材も見直されてきていますが、人件費や流通にコストが喰われてしまい、なかなか生産者に思うように報酬が支払われないのが悩みの種です・・・私の役目は、この樹を製材をしてしっかりと寝かせて、家づくりに活かさせてもらうことなんだと思います。しばらく間が開いてしまいましたが、他にも伐った樹が有りますし、枝などの行方もお伝えしたいと思っています・・・もうしばらくお付き合いいただければ幸いです。◆まだまだ続くこのシリーズ・・・(汗)人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞ最後までお読みいただきありがとうございました最後の最後に↓↓をどうぞ
2008.11.11
♪白樺~青空~南風~~辛夷咲くぅ~あの丘 北国のぉ~♪歳がばれちゃいそうですが、名曲ですよねこのブログでも春になると北国に春の訪れを知らせる白い花を咲かせる、私の大好きな花なんです・・・・・・が今日は花では無く残念ながら辛夷(コブシ)の樹を伐採したお話・・・昨日の続きです写真の撮り方でしょうか、巨大に見える真っ白な切り口ですが、皆さんにはどれくらいあるように見えますかね?今回も調べてみて判った事なんですが、花からはコブシ油が、実からは鼻炎などに効果のある漢方薬が採れるんだそうです。おまけに灰は金銀の研磨用に使われるんだそうです ☆限りある資源を余すことなく使うってecoの原点ですよね・・・エコ住宅ランキングへ愛のクリックをお願いします☆しかし・・・建築用材としてはあまり聴いたことがありませんね・・・辛うじて器などの木地師のろくろ細工に使われる事があるようですが、一般的ではないようですね・・・(泣)コブシの樹って好い匂いがすることを知っている方ってどのくらいいらっしゃるんでしょうね?花ばかり注目されるコブシですが、枝や葉っぱをちょっと採って見ると、なんともいえない芳香がするんです。水の揚げ具合や油脂分の多少も関係するんでしょうが、凄くいい香りがするときがあるので、機会があったらお試し下さい(むやみに他所の枝を折っちゃいけませんよ)初公開?タッキーが仕事をしているところ・・・(笑)伐採をやり、製材をやり、図面を書いたりなんかも・・・しちゃいます(一応一級建築士ですからネ)・・・私の大好きなコブシの樹ですから、この樹を何とか生かして使えるように製材をして、カウンターやテーブルなんかに使って行きたいと思っています。でも、どうしても建築用材としては使えない部分だって出てきちゃいます・・・そんな部分は昨日も紹介しましたが、こんな使い方で・・・先着順ですから、興味のある方はお早めに・・・(笑)ブログ友達の『紺ちゃん』なんかは楽しみながら薪ストーブライフを送っていらっしゃいます、ある意味尊敬に値する暮らし方ですよ。当然と言えば当然ですが、昔の生活じゃこういった枝なんかは、貴重な燃料として使っていたモノですよね、スイッチ一つでお湯が出なかったでしょうし、風呂にだって入れませんでした・・・照明や暖房だって同じ事ですよね、化石燃料を使った生活に慣れてしまった私たちは、そう簡単に昔の生活に戻る事は出来ないでしょうが、ちょっと手間を掛けるだけで大切な資源を節約できる事を知る必要があるんじゃないでしょうか?◆究極のバイオ燃料かも・・・(笑)人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞお湯を沸かすときには、鍋や薬缶の水滴を拭くだけでかなりの節約が出来るそうです。メンドクサイなんて言わずに、一手間掛けるようにしようじゃありませんか・・・『チーム-6%』チーム員タッキーからのお願いでした(笑)
2008.11.03
なんの樹か判りますか?先日日記に書いた現場へ伐採に行ってきました白い辺材に茶色の心材・・・って別にクイズじゃないんです昨日の日記が頭に残っていて臙脂色ってのが頭に浮かんだんですが、名前は似ていてもまったく関係ないようです・・・(汗)答えは犬槐(イヌエンジュ)・・・一般的には『エンジュ』って読んでいます。住宅の床柱や落し掛けなどに使われる銘木です今回調べてみて判ったんですが、生薬として用いられたり、中国では昔から尊貴の木として尊重され、日本でも『延寿』なんて当て字があるくらい縁起の良い樹なんですね私は薬屋じゃないし中国の皇帝でもなく材木屋ですから、この樹をしっかりと使ってあげる事が私の役目だと思います。☆地産地消がecoの原点かも・・・エコ住宅ランキングへ愛のクリックをお願いします☆最近では床の間のある住宅なんて造らせて頂くことは少なくなりましたが、こうした材料を使える技術だけは持ち続けたいものです。色つながりにしようと思ったんですが、果敢なくも砕け散りました・・・(汗)◆三連休ですね、紅葉の綺麗な信州においでなんしょ~『長野情報』をクリック人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞ日本の里山は人間が手入れをしながら維持してきたものです。『植える→手入れをしながら育てる→伐採し有効に使う』って言うサイクルが昔から続いて来たからこその景色であり、里山の恵みがあるはずです。災害を防ぎ、田畑を潤し、川や海の環境を守るのも里山の樹々がしっかりと根を張っているからなんだと思います。今回は支障木と言うことでこの後植樹をするとしても生垣くらいだと思いますが、幹は建築用材として・枝はバイオ燃料?として使っていただくようになっています。バイオ燃料なんて大袈裟なもんじゃないですが、『伊那谷てんこもり』にこんな記事をアップして有ります、興味のある方はコメントやメールをどうぞ・・・(汗)
2008.11.02
秋の空へ真っ直ぐに伸びる杉の木・・・なんて気持ちが良いんでしょうでもこの大きな樹が山に生えているのなら問題は無いんですが、この樹が生えているのはあるお宅の庭・・・こんなに高く伸びてしまうと一般の方では、もう手が出なくなってしまいます・・・このお宅でも、御主人が何度か手入れをしたそうなんですが、チョット気を緩めた途端にズンズンと伸びてしまい、お手上げ状態・・・何とか手入れをしてみたところ、あまりに建物に近い為に、屋根の上に倒れて瓦が割れちゃったんだとか・・・(汗)そこで私のところへ依頼があって伐らせて頂いたんです☆バイオ燃料って環境に優しいの?・・・エコ住宅ランキングへ愛のクリックをお願いします☆私のグリムスはあまり変化が有りませんね・・・最近では杉の樹は花粉の代名詞のように言われがちですが、成長の早さから戦中戦後の植林には唐松と並んでよく植えられた樹種です・・・樹齢60年位が、一番花粉が作られるんだそうです、嫌われ者のように言われますが、建築用材として水にも強くて、加工性も容易ということで、ウッドデッキに使ったりと私のお気に入りの樹なんです今回は残念ながら用材にはならない若い樹だったので、お決まりのバイオ燃料?にする事にしました・・・(笑)友達の薪ストーブオーナーに話をしたら、『イルイル~~』(笑)ってことで、早速燃料用に持って行ってくれました・・・針葉樹でも、しっかりと乾燥させれば、薪ストーブの燃料として使えるそうなので、有効活用してもらえて、お互いにメリットがあれば、こんなに良い事はありませんでもこのバイオ燃料を取りに来た友達が乗ってきたのは、乗用車・・・(汗)写真を撮り忘れちゃいましたが、以前観たこの方のブログのようになってしまい、量も思った以上に乗らないし・・・紺ちゃん勝手に写真を借りてスミマセンおいおい大丈夫・・・?(汗)とても参考になる丘ダイバーズ一家の薪ストーブライフを是非ご覧下さい◆薪ストーブライフには軽トラックが必要かも・・・(笑)人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞ
2008.09.12
後はよろしく・・・なんて無責任な事を言う気は無いんですが、『仕上げくらいは自分達でやりたいんだ!』って言うことで、昨日紹介した巨大『将棋の駒』の私の担当分までの加工が済みました・・・昨年は『オンベ』造りに工場をお貸ししたりしてますし、道具が無いならどうぞって言っておきましたので、また作業風景を御紹介できるかも知れません材質は信州伊那谷産の赤松、最近松喰い虫などの被害が進み、貴重品になりつつあります・・・松喰い虫の被害もずいぶん進み、今では伊那市付近まで北上しているそうです・・・標高の高いところには登っていかないそうなので、これも温暖化の影響が大きいのかもしれませんね。被害が甚大すぎてもう手の施しようが無いそうですが、あちこちで葉っぱが赤くなってしまった松の木を見るたびに心が痛みます・・・昨日の日記にisuzuさんがコメントしてくれましたが、私が氏子になっている神社は『梅戸神社』・・・あまり紹介記事が無いぞ~~(泣)以来されたのは『本郷神社』なんです・・・(汗)リンク先の下の方にある写真をクリックすると拡大されますここをクリックすると、『将棋の駒』がどこに使われるのか判ります☆地産地消でストップ・ざ地球温暖化!エコ住宅ランキングへ愛のクリックをお願いします☆ も一つおまけに、実は春から『お祭りに使う提灯を掛ける『旗枠?』を作ってくれんか?』って中川村の小平地籍の方から依頼されていたんです・・・随分お待たせしてしまったんですが、『秋祭りまででいいでな~い』って言うお言葉に甘えて、ようやく昨日お届けして来ました・・・(汗)樹種は『栗』!デス白太の無い赤味の部分だけって言うのもなんともリッチな感じでしょう・・・(笑)耐久性に優れているので、昔は住宅の土台と言えば栗って相場は決まっていたほど・・・ でも癖が強くて暴れやすいので、良いものを取るにはかなり寝かせる時間がかかります・・・以前『sennjyouさん』に『キャッシュフローが悪いですね。』なんてコメントを戴きましたが、どうしても生き物相手の商売は効率ばかり言っていられないのが辛いところです・・・(泣)いつも新しい気付きを戴く素晴らしいブログを書いていらっしゃいます。最近では国産材はとても貴重で中国から輸入されていたりしますが、この材料も正真正銘信州伊那谷産の栗の樹です木目はこんな感じ・・・ちょっと芯が寄ってますが、白太が朽ちるくらいしっかり寝かせてあるので、大丈夫でしょう・・・『エコ』って『スロー』・・・慌てちゃ良いモノは出来ません・・・◆今日は簡単にって思っていたんですが予定に反して長くなっちゃいました・・・人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞ楽天ブロガーには嬉しい機 能が、グリムスにあたらしく追加されたようです私のグリムスは残念ながらあまり変化が無いですね・・・
2008.09.04
一位イチイ真っ赤な櫟の実ですランキングの事じゃありません(^^;)一つつまんで食べましたやさしい甘みに子供の頃の思い出が甦ってきます今の子供たちは食べないでしょうね…その代わり小鳥たちが啄んでいます◆櫟は飯島町の町の樹です・・・人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞ飯島町ホームページ
2008.08.25
5月の信州は残雪の中央アルプスの山肌に季節を告げる雪形が現れつつあります里はすっかり新緑の季節を迎え、若草色の木々の芽吹きが山肌を駆け上りますこうして私の目に映るこの季節・この時間の景色の中には、爽やかな5月の風と厳しい冬の名残が同居しています・・・手前に植えられた木々の苗が大きくなって、森になるには何十年掛かるんでしょう・・・私のgremzの樹も随分大きくなってきましたこんなふうに、いつの日にか何処かの国へ植樹してもらえる日を夢見てこれからも日記を書いていこうと思います若い樹ほど地球温暖化の原因と言われる二酸化炭素を吸収してくれますから植樹をするって言う事はとてもecoな事なんじゃないでしょうか◆山肌に雪形が見えますか?人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 美しい信州の情報はこちらから非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞさて先日作った『エコ箸?』ですが箸を作る中で、改めて何が環境に優しいのかを考え直す良い機会になりました。割り箸の事については私の乏しい情報で言う必要もないほど皆さんが記事にされていますそして多くの方が『My箸運動』に取り組まれている事でしょう先日の日記にコメントを残していただいた『木霊さん』も割り箸を使うのは森林破壊になるのか?と言うシリーズで詳しく書かれていらっしゃいますので、興味のある方はご覧戴きたいと思います。箸に限らず、どんなものにも言えることですが、何かをしようとしたとき・・・たとえば今回のようにあなたが箸を作ったとしますその時あなたは誰のためにどうやって箸を作るんでしょうか?多くの方々は、自分のためとか、大切な誰かのために心を込めて箸を作ることでしょう・・・でも、中にはより大勢の人のために作りたいって人もいるかも知れませんご両親のために・・・家族のために・・・友人のために・・・もうチョット削った方が持ちやすいかな?もうチョット・・・もう少し・・・一削りごと相手のことを想ってナイフで削っていくことでしょう・・・でも箸を作るって言う目的だけなら、そんなめんどくさい事をするよりも機械を使って作れば、あなたが一膳の箸を作っている間に何十倍何百倍の箸が出来てしまうでしょう・・・そして細くて曲がった間伐材や端材の使える場所を選んで作るよりも、大きな樹を伐採して作ったほうがより効率的なんですよね・・・箸を作る行為は全く同じ事なんです・・・そして原料も同じように、二酸化炭素を吸収して育った大切な木材なんです・・・外国の山々は、乱伐により危機的な状態に陥っています・・・日本の山々は、伐採される事なく荒れて行きます・・・外国の山々は、地球が悠久の年月をかけて創り出した奇跡の産物日本の山々は、古の先人達が汗水を流し、魂を込めて守ってきた贈り物日本の山を守る事は、木を切らない事ではなく、木を切ることです。切った木を活用しながら、より良い樹を育てる事は、災害を防ぎ国土を守ります・・・しっかりと山に張った木々の根は、山肌に降った雨粒を自然のダムで貯めて徐々に水を浄化します。湧き出した一滴の雫は流れとなって岩を砕き、田畑を潤し、やがて川となって海に注ぎます。その循環は農作物を潤し魚を育て、海岸の砂浜さえも創り出すんです・・・自然の摂理によって保たれる自然と、人間が共棲することによって保たれる自然・・・私達は今何をしなければならないんでしょう・・・地球環境を守る事と、大切な人の為に行動を起こす事って何だか似ていませんか?私が今回作った『手作りの箸』ですが、イチイの板や胡桃油などの材料や棟梁の手間賃を考えると、採算ベースに乗せるとしたら一膳作るだけでも数千円もの原価が掛かっているんじゃないでしょうかね・・・別にこんなに手間隙掛かった高価な箸が出来たって自慢するつもりはありませんし、元々今回は大切な人にプレゼントするつもりで作ったので問題はありませんが、もし販売するとして、皆さんならいくらならお箸を買う気になるでしょう・・・たとえ手づくりだとしても、そんなに高価な『お箸』なんて購入する気にはならないですよね・・・価格に転嫁できないのなら大量生産って事になるんでしょうが、そうやっていかに効率的に、いかに安くって事を追求してきた結果生産効率を求めるあまり樹がなくなるまで樹を伐採し続け、大量に生産する事でコストを抑えると言う結果を生み出しました・・・現在のグローバルで大量生産・大量消費社会の構造を、急に変えることは様々な面で歪を生み出してしまうでしょう・・・私達にできる事・やらなければならない事は、社会を変える事ではなく自分を変える事なんだと思います自分の為に・あなたの為に・・・身近な材料・身近な事を・・・そして自分自身で・・・私の悪い癖ですね・・・今日も随分長くなってしまいました。あまりに長いので文字の大きさで調整しようと姑息な手まで使ってしまいました・・・(汗)今朝、また飽きもせずに山菜採りに行って来ました・・・収穫はご覧のようにタラの芽少々と相変わらずの山ウドです。私が採りに行く場所ではもうそろそろ旬も終わりでしょうね、タラの芽もウドも私の好物なんですが、残念な事が有るんです・・・それは自分の事だけ考える人たちの存在・・・タラの芽なんか、樹に棘があるので採るのに注意が必要なんですが、目先の欲の為なのか棘が痛いからなのか、樹を根元から伐って採っていく人がいるんです。そんな事をしたら、来年はもう芽が吹くことは出来なくなってしまい、その木は枯れてしまいます・・・ごく一部の人でしょうし、私のブログに訪問してくれる方々の中にはいらっしゃらないでしょうが、地球環境が危機的な現在、自分ひとりくらい大丈夫って言う考え方はもう辞めなければならないでしょう。これからは一人ひとりの心がけと行動、が地球環境を守る大きなチカラになると思います。一人ひとりが地球と言う家の一人の家族なんです・・・私はこれからも大切なあなたの為に、物づくりに携わって生きたいと思います4連休の初日、随分重たい話になってしまいましたが、皆さん連休を楽しんで下さいネ。大切なあの人にプレゼントが届いたようです(笑)
2008.05.03
少し間が開いてしまいましたが、前回の続きです。前回は結局私の手には負えずに、私は粗採りをしただけで、結局は棟梁にお願いしたってところまででしたかね・・・(汗)前回はここまででした・・・木目に沿って、芯を残すように辺材の方から木採りを行います・・・材木には『芯持ち材』と『芯去り材』という二通りの木採りの方法がありますが大まかに言えば・・・柱など主要な構造材は『芯持ち材』目に見える『造作材』などは『芯去り材』この辺の話も機会が有れば少し詳しくお話しなければいけませんかね・・・(汗)ご覧の木採りの方法は、芯去り材を採る方法の一つの『辺定規』と言って、主に綺麗な柾目を採ったりするのによく使う方法です。よく言われることですが、木材には辺材と呼ばれる『白太』の部分と心材の『赤身』があり、後者の方がより上部で高級とされていますが、造作材などでは芯の部分は狂いやすいために嫌われる部分でも有ります。私が今回箸を作ろうとしたきっかけを作ってくれた『あぶりしゃけさん』も書いてくれていましたが、こうした細かなものを造ろうと思った場合、節や割れ・芯の部分に白太の部分・・・良い部分だけ厳選すると、箸の材料として使える部分はほんの少しってことになりますね・・・さて、箸づくりに話を戻して作業を進めないと・・・前回書いたように、私の腕では逆目が怒ったりして上手く乗らなかった鉋がけ・・・さすが棟梁!見事に鉋をかけてくれます最初は真四角の棒だったものが、だんだん箸らしくなってきます伊達で長年年季を積んで来た訳じゃありませんね・・・鉋屑はご覧のような絵に書いたような形・・・今回は形を整えるのが目的なのでチョット厚めのようですがその気になればこれよりもっと薄く削る事もできるんじゃないかな・・・◆ようやく次の工程・・・(汗)人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 美しい信州の情報はこちらから非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞ棟梁は削る削る削る削る・・・いよいよ箸の完成です・・・が・・・『あぶりしゃけさん』の情報によると、これから仕上げの段階が残っているようなんです・・・何でも、仕上げは胡桃油で・・・エコはし君のキットにはすでに入っているようですが、そこはなんと言っても信州伊那谷、やっぱり田舎です何と胡桃は昨年の秋、私の母が胡桃を拾ってくれていました。写真は有りませんが、この胡桃を玄翁(トンカチのことですよ)で割って中身を採りだし木綿の布に包んで、しばしモミモミモミモミもみもみ・・・なんてそんなに揉むことはありませんが、そのうち布が湿ったようになるとともに、胡桃のなんとも香ばしい香りが・・・この油を『いちい』で出来た箸に塗りこんでいきます・・・合計2回、1日置いて乾かしてから2回塗ると艶が違います右の写真の片方の箸は2回塗った後のもの、写真が小さくて判り辛いかもしれませんが、上としたでは若干艶が違って見えませんか?ってことで、第一弾『エコ箸』?作りは何とか終了しました。このお箸、『77777キリ番プレゼント』として、『ギース777』さんのところへ送らせていただきましたいつもコメントを残してくれるギースさん、ささやかなプレゼントですが奥さんと二人で仲良く使ってやってください奥さん用の箸にはタッキーが愛をこめて胡桃油を塗っておきました太さや形など使いやすいように加工してもらっても良いかもしれません環境問題や地域の材木に目を向けてもらうように『My箸づくり教室』なんかやったら面白そうです が・・・棟梁の日当を考えると、1膳がいくらになるのか考えただけで恐ろしいタッキーでした・・・って何で箸が会社の封筒に載っているのか・・・(汗)木製のテーブルの上で作業したので判り辛いかな~~って言うのと、たまには宣伝を兼ねてってことで・・・最後までお付き合いありがとうございました。 応援クリックありがとうございます
2008.05.02
最近My箸って言う言葉を耳にします私が知っている限りでもこんな人や、こんな人も、そしてこんな方?お店まで・・・地球温暖化や、ゴミの減量化を考えて行動を起こされています素晴らしい取り組みですよね・・・でも私にとってはちょっと違う・・・何が違うって、皆さんの起こされた行動は素晴らしく、何も否定する事はないんですよ・・・でも、私にとっては何かが???そんな中、私が『おぉ~~これだ~~!』って思ったのは、この人の記事・・・そうじゃん!我が家にはこれがある!!使いまわしの写真でスミマセン・・・以前、Ki邸の耐震補強工事をさせていただいた際の記事にアップした写真ですが、しゃけさんがお店で買ってきたような樹がたくさんあるんですよね(笑)そんな訳で、私も箸を作ってみたくなっちゃいました・・・ってもちろん1本●●万円なんていう床柱で箸を作っちゃうなんて事は出来るはずもなく、使う材料は、製材した時に出る端材の部分・・・(笑)端材とは言え何年もかけて天然乾燥されたイチイの板です赤身の部分を厳選して大まかに『木取り』をします節や芯の部分を除くと使える部分はほんの少しなんですよね・・・後は持ちやすい太さ・長さに鉋で削っていくんですが、ここで問題発生私の腕ぢゃ上手く鉋が乗ってきません・・・削ってみるものの、逆目が起こったりして『ささらほうさら・・・』そこで頼もしい棟梁登場!!結局粗取だけ私が行い、仕上げは棟梁にお願いしちゃいましたさすが棟梁、しっかりと箸に仕上げてくれました◆結局作ったのは棟梁って事?・・・(汗)人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 美しい信州の情報はこちらから非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからどうぞ割り箸について様々な解釈がありますよねでも私が簡単に調べた中では大量に消費される事を前提としているとにかく安い割り箸と少量ながら大切な場所?で使われるそこそこ値段のする割り箸があるようです前者は中国で加工されたものを輸入しているようですが、この場合木材資源の有効活用なんて事は考えられていないようです・・・すでに中国国内では原木が調達できず、ロシアなどから原木を輸入しているようなんです・・・それに対して後者は国内の割り箸メーカーによって、端材を有効活用されて作られているものもあるんです、コストを考えると、割高になっちゃうのかも知れませんが、こうした割り箸は日本の山林を守る事につながるように思います。多分私が気軽に行けるようなお店では使われていないでしょうが、もしもそんなお店に行く事があったら、割り箸を使うことも環境保護につながっているって思って使ってみるのもいいんじゃないでしょうか。次回に続きます・・・(汗)◆キリ番プレゼントのネタバラシになってない・・・?(汗)余談ですが、割り箸からメンマが作れちゃうって知っていましたか?こんなサイトを発見しちゃいました・・・驚きです
2008.04.29
昨夜から降りだした雪は予報通りしっかりと降り続き、朝には10センチ以上の積雪になりました。一時小降りになったものの、夕方になりまた大粒の雪が降り続いています。中庭にある温度計は現在±0度を指しています。少し今日は気温が高いのか、地面に落ちた雪は積もることなく融けてしまいますが、雪が残っている部分はまた積もり始めました。今日紹介するのは我が家の浴室からの雪景色です。以前にもご紹介しましたが、我が家の浴室の窓は透明ガラス、当然目隠しのブラインドが付いていますが、浴室からこうして景色が見えるのもまた良いもんじゃないですか(笑)透明ガラスを入れられない条件の敷地の方が多いかも知れませんが、もし条件さえ合えばこんな窓を採用して、たまにはのんびりと景色を眺めながらお風呂でリラックスするのも良いものです。そう言う私は、なかなか景色を眺めながら入る機会には恵まれませんが、ブラインドの隙間から見える月を眺めているととてもリラックスできます。お風呂の話題でもう一つ、この時期増えるのがお風呂でのヒートショックによる事故これは家の中の温度差によるのですが、暖かい部屋から寒い廊下に出て、更に寒い脱衣室で裸になり、今度は熱い湯船に浸かる・・・少し考えただけでも、温度差による血圧の変化がかなりのものになることは想像に難しくありません。寒い日には暖かいお風呂が恋しいかも知れませんが、事故を起さない為にはあまり熱くないお湯にのんびり浸かるのが良いようです。この人は気持ちが良過ぎてもうちょっとで危ない所だったようです(笑)そしてもう1箇所は我が家の中庭です、我が家の中庭は文字通り中庭?四方を建物に囲まれて家の中?なのですが、屋根がないんです・・・と言う事は、ご覧のような状態になるわけです・・・もちろん壁はちゃんとありますよ・・・(笑)この中庭が有るおかげで家の中には暗い所が殆どありません、一般的には中廊下式の建物の場合採光が充分に確保できないので、どうしても暗くなりがちです。妻にはこの中庭を潰して納戸を造って欲しいなんて言われていますが、家の中に庭なんて贅沢なのでしょうか・・・? そして以前の日記でご紹介したヒノキの赤ちゃんのその後です・・・雪の中少し寒そうですが、相変わらず?元気な姿をしています、夏の写真と比べると、チョッピリ大きくなったようにも感じますが、葉っぱの先が赤くなってしまっています・・・あまりお日様の当たらない場所なので仕方がないのかもしれません。様子を見て日のあたる場所に移植してあげようかと思います。今日節分、豆まきは大豆ですか?それともピーナッツ?我が家は殻付きのピーナッツと末っ子が保育園で作ってくれたお面で『鬼は~外~福は内~』です(笑)◆ヒートショックにはご注意を・・・人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 美しい信州の情報はこちらから非公開のご意見・ご質問のある方はこちらからお気軽にどうぞ
2008.02.03
年も明け今頃何故クリスマスツリー・・・?我が家では昨年まで飾っていた樹脂製のクリスマスツリーを止めて、モミの木を山から採って来たっていう話は昨年の暮れに記事にしたと思います。そのときの画像です・・・チョットちっちゃくて可愛らしいモミの木ですがそうは言っても、いきなりそんなに大きな木を山から採ってくるのも大変ですから、今年はこの位のツリーで我慢してもらい、子供達が飾りを可愛らしく飾ってくれました。でも普通のちっちゃなツリーと違うのはこれから・・・左の写真は正月飾りをバックに、植木鉢に植わったツリーの最後の姿・・・年末に地面に降ろそうかとも思ったのですが、何しろあの雪降り!暖かな家の中でツリーと一緒に年を越してしまいました。 右の写真は数日前に恥ずかしながら私が初挑戦した『根巻き』です・・・本当は麻の布に麻の紐で巻くのでしょうが、麻紐は有ったものの布が無いので、古くなった木綿の布で代用しましたやり方を習った訳ではなく全くの我流ですから、細かな所は突っ込まないで下さいネ・・・そしてようやく暖かな日差しに恵まれた今日の昼休み、庭に仮植えしました・・・まあ、小さな穴を掘って植えただけなんですが、今年は正月が明けてからというもの本当に暖かな陽気で、本当なら冬枯れで茶色くなっているはずの庭の雑草も青々としています・・・その前に草むしりをしろ~~って言われちゃいそうですが(汗) 何だか携帯のカメラの設定が悪いのか?写真が白っぽくなっちゃいましたが地球温暖化の原因といわれる二酸化炭素を排出せずに、吸収してくれる我が家のクリスマスツリーです、少しだけでも温暖化防止の役に立てるんじゃないでしょうか?そんなこんなで、ようやく我が家のクリスマスは年を越してひとまず終わりました予定では、成長に合わせて剪定?をして少しづつツリーらしい形に整えていく予定です・・・って事は一年中クリスマスに掛かりっきりってこと・・・?(汗)1年でどのくらい成長するのか?チョッピリ寂しい枝ぶりももう少し茂ってくれるのか?その辺りは全くの未知数ですが、何か変化が有ればまたお知らせしていきたいと思います。ちなみに現在の樹高60cm・枝の張り?65cm程です(笑)手間は掛かりますが、樹脂のクリスマスツリーには無い楽しみ方が出来るのではないかと思います。我が家の庭の片隅で来年のクリスマスまで育ててみたいと思います・・・人気ブログランキングへ参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 美しい信州の情報はこちらからどうぞ都会では、こんな素晴らしいシステムを活用している方もいるようです・・・流石に元手が掛かっているだけに枝振りが我が家のツリーとは違いますね~~(笑)
2008.01.10
こんにちは~~小さいながら会社を営んでいる私の処にはいろんな方が見えられます・・・昨日も私が会社で仕事をしていると、新しいお客さん?がいらっしゃいました・・・私の所の主力は住宅建築なんですが、会社名が『柏屋木材』ですから、当然材木も丸太から扱っています。まあ材木屋って言っても、製品を出荷している訳ではなく、殆どが自家用ですから扱う量なんかも知れているんですけど・・・昔は、大量に外国から『ソ連唐松』や『米松』なんかを輸入して、製材していたものですが、現在では地物の『桧』『杉』『赤松』たまに『欅』等の広葉樹を挽く程度・・・外国の材木は何故か長い間置いておいてもあまり傷まないんですよね~~まあ構造用の木材ですし、唐松も米松も水にも強いって言われていますから、当然と言えば当然なのかもしれませんが・・・対して、地元産の赤松なんかはどうかって言うと、結構厄介なんです・・・あまり長い間置いておくと、木が青くなっちゃうんです・・・この辺りでは、『アオが来る』なんていうんですが、木って言うのは大体秋のお彼岸過ぎから、春のお彼岸くらいの間に伐採するんですが、赤松の場合はお盆を過ぎるとアオが入っちゃうんです・・・タイミングよく製材すると、本当に綺麗な木肌が出て来るんですが、少しでも遅れるともう真っ青・・・私の顔色も真っ青になっちゃいます・・・(笑)きっとカビなんかの一種なんでしょうが、困った事に芯のほうまで青くなっちゃうんです赤松なんかは、松脂って言われる成分が多く含まれているんですが、その松脂が抜けちゃうんでしょうね・・・本来の美しさもですが、木の粘りも一緒に何処かへ奪われちゃうんですよね~~もうそうなっちゃうと商品価値はありません・・・(汗)おっと・・・話がそれちゃいましたね新しいお客さんの話に戻しましょうかって事で、昨日初めての方がいらしたんですが、用件は『家を建てたい!』ではなく、薪ストーブ用の焚き物が欲しいって言う事でした(笑)薪ストーブって二酸化炭素の放出量も『ゼロ』とても環境に良い暖房なんですが、残念ながら燃料の薪は、コンセントに差してもでてきませんし、スタンドに行っても詰めてくれません・・・(笑)予算さえ許せば、広葉樹の薪を薪ストーブ屋さんや、専門の燃料店、なんかで買ってくれば良いんです。ちなみに私の会社でも扱わないでは有りませんが、全ての量を買おうと思うと莫大な予算が必要になってしまいます・・・出来れば自分で間伐材などの薪を集められれば、森林の保護にもつながって環境にも良いんでしょうけど、なかなか自分で薪を集めるのにも苦労がいるようです。山には間伐をしても運び出されない丸太がたくさん転がっています。あちこちに散らばった間伐材を集めて山から運び出す作業は、手間ばかり掛かりどうしても採算割れしてしまうので、商売として取り組む人がいないんですよね~~一般の方が自家用として運び出してくれれば良いのでしょうが、全て手作業ではとてもやりきれないことでしょう・・・こんな人も薪集めに苦労されているようです紺ちゃん勝手にリンクすみません(汗)薪ストーブを使っている方々は、苦労しながらも薪の確保を楽しみながら勤しんでいらっしゃるようですね~~私のところなんか、売るほどあるんですけど薪ストーブがないんです・・・(泣)そこで昨日のお客さんも、普段使う安い薪がないかっていう訳で探しにいらしたって言う訳なんです。一時期は薪ストーブで針葉樹を燃やすとタールが煙突に付着しちゃうとか、触媒が詰まっちゃうとか言われていたようですが、最近では針葉樹でも良く乾燥させればあまり影響がないっていわれています。そこで先ほど紹介した製材のタイミングを逸してしまった赤松の登場です。ちゃんとしたタイミングで製材すれば、立派な構造材になったのにと悔やまれますが、こうしてストーブの燃料として活用してもらえれば、赤松も報われるってものではないでしょうか・・・?(汗)初めて来社いただいた方だったので、どうして私の所へ来て頂いたのか聞いてみたのですが、あちらこちら安い薪がないか探していらしたようでした・・・実は私も使えなくなってしまった丸太を有効に使っていただける方法はないものかと、以前、こんな記事を書いたことが有ったので、少しだけ話をしてみたところ・・・『アレは私が運営してるんですよ~』って突然!!何と!のサイトを運営されている管理人の方でした・・・これにはびっくり!実は何度か記事を投稿しているので、管理人さんも覚えていてくれたようでしたが、以前投稿した薪の記事の効果ではなかったようです・・・まあ両側を山に挟まれた狭い地域ですからそんな偶然も有るって事で・・・blogランキングに参加しています笑顔あふれる家づくりのために応援よろしくお願いします 美しい信州の情報はこちらからどうぞ ちなみに今日の写真は記事とはあまり関係が有りません・・・昨日の朝我家から写した中央アルプスです、雪がますます里に近付いてきました。今朝は陣馬形山も薄っすらと白く雪化粧していました。昨日から楽天の日記機能に、下書き機能が追加されました・・・結構使えて便利なものですね~~
2007.12.07
先日の伐採の現場から切り出したヒノキの丸太、長さは6m・8mの長さに玉切りました。主に通し柱に使われます。でも、どうしてこれが家創りの原点なのでしょう・・・この丸太は、先ほど書いたように、家の柱に使われるのですが、すぐに使えるものではなく、製材をした後、背割りと言われる加工を施した後、日陰で1年以上乾燥させます。欅などに至っては、丸太で3~5年、製材してから5~10年以上天然乾燥をさせないと使い物にならないのです。この丸太は、何処に建てるとは具体的に決まっている訳ではありませんが、先ほど書いた様に、製材したからすぐに使えるものではありませんので、1年後・2年後の家創りのための材料になってきますそれまでの間、この材料たちはしばらく眠り続けます****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ信州伊那谷は秋がますます深まってきています先週撮った写真です
2007.11.13
トラック一杯の丸太をフォークリフトで降ろしているところです。フォークリフトを運転しているのは、私タッキー・・・やっぱりカメラマンは裏方ですから、普段あまり登場することがありませんが、この写真は特別に・・・やっぱりタッキー素敵~~(汗)では無くて・・・今日の主役は、トラックの荷台に何気なく写っている『ステッキ』です。このステッキ、丸くて積みにくい丸太を運搬する為の必需品、長い支柱があるおかげで丸太を荷台の上に高く積む事ができます。ほぼ満載の状態です、ご覧のように丸太はそう簡単には積み上げる事が出来ないので、このステッキを使ってトラックに積み込みます。そしてこの『ステッキ』には魔法のような素敵なからくりが・・・それはこれだけの丸太を一瞬にして降ろすことが出来るんです・・・今回は仕分けがあったりしたので、フォークリフトで降ろしましたが、機会が有ったらステッキを使った荷降ろしの様子もご覧頂きたいと思います。今日のブログはただの駄洒落になってしまいました・・・(泣)結構前から暖めていたネタだったのですが・・・(汗)****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞおまけ・・・桐や杉といった木材は、軽いというのが多くの方の認識だと思います・・・乾燥した木材はその通りですしかし伐採したての木材はというと・・・軽い木ほど多くの隙間が有ります、その隙間に水分が含まれているために、とても重いんです。今回写真にアップした写真くらい積んだら、重量オーバーでしょうね・・・(汗)この丸太たちも、製材乾燥されて家造りの中に使われていきます。地元で育った木を、地元で使う・・・最近言われる地産地消なんですが、製材業者も少なくなりますます住宅業界での地産地消は難しくなってゆく事でしょう。
2007.11.02
一位・・・櫟・・・『イチイ』です!ランキングの事ではありません・・・赤身と白太のコントラストが何とも綺麗じゃないですか!現在工事をさせて戴いている飯島町のKi邸には和室があり、床の間に建てる床柱用の『イチイの木』です。最近あまり使うことも少なくなってしまったのが寂しい限りですが・・・ライフスタイルといえばそれまでですが、最近では和室を造る方も減ってきました、床柱に至っては、ここ数年立てさせて頂いたことすらありません・・・きちんとお客様を迎えるに当たっては、やはり床の間のある部屋で・・・未だそういったお施主さんがいることも確かです。イチイの木は、宮司さんの笏『シャク』にも使われるくらい縁起の良い木で、信州伊那谷では昔から、床柱にはイチイが良く使われてきました。ただ・・・このイチイ、赤白の対比が美しいために、大概は『ノタ付き』とか、『面皮』と呼ばれるように、真四角に製材される事はめったに無く、写真のように皮の部分が残っている事が殆ど丸い面に直線を引き造作を付けるって事は高い技術が要求されます。ましてや、通常床柱に使われる材料は1本●●万円・・・失敗は許されない仕事です大量生産の家ばかりを造っている若い職人さんの中には、こうした造作ができなくなっている方もいるのではないでしょうか?話が飛んでしまいました・・・造作の話はまた改めてしないといけませんね今回は、棟梁が床柱用のイチイの柱に鉋を掛けてくれている所でした・・・何枚か撮ったのですが、動きがあって何度撮ってもブレブレ・・・(泣)ようやくなんとか使い物になるかな?って思った写真がこれですそれでも棟梁の手元は早くて見えません・・・まさに?なんでしょうね~~****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ皆さんに応援していただきランキングも信じられない位置にランクしていただいています。何ととは今日のタイトルの通り一位です。皆さんいつもありがとうございます。おまけ・・・日本の建築に使われている『尺』の基準は、この宮司さんの持っているシャクからきているんだとか?
2007.10.30
木に空いた穴です・・・ただそれだけなんですが・・・でも誰が空けた穴だと思いますか?私だったら、電動ドリルを持ってきて『ビュィ~~』ですが・・・『コンコンコン・・・・』って山の中に入ると聞こえる『キツツキ』が空けた穴ですそれにしてもまん丸じゃないですか半分立ち枯れの杉の木に二つ開いていました、中にいる虫を採った跡・・・くちばしを蚤のようにして穴を開けるんですが、私だったら脳震盪を起しちゃいそうですね****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ
2007.10.24
バウムクーヘンみたい・・・木の年輪にはその木が育ってきた歴史が刻まれています。暖かかった年、寒かった年、その年ごとに年輪の幅が変わってきます。何本くらいあるのでしょうか?しっかり数えていないので判りませんが(汗)たぶん30数本あるように思います?(時間のあるときにしっかり数えなくっちゃ・・・)年輪は、白い部分と赤い部分で1年分、白い部分は夏目、赤い部分は冬目です。そして中心の『アカミ』と周りの『シラタ』で出来ています。シラタは節の少ない綺麗な木目が出ますが、虫や水にはあまり強くありません。対してアカミは、虫や水にも強いので建築用材として適している部分です。それにしても、30年前といえば私がまだ中学生の頃?皆さんは何をされていましたか?そう考えると、この木の命を次の世代につないでいく為にも、大切に使わ無ければならないと実感します。この木も、製材されて柱や板などに使わせていただくことになるでしょう。違う木の写真ですが、昔伐採された切り株の上に、新しい木が生えています新しい命のために親がしっかりと根元を支えているようにも見えます材種は杉、桧よりも成長が早く、主に板などに使いますが、杉は柔らかで、水にも強いので、最近ではウッドデッキの床などに使ったりもします。忘れるところでしたが、上の写真に写っている私の鉈・・・山に行く時の必需品です、これで枝を払ったり、少しくらいの下草を刈ったりと大いに役に立ってくれます。錆が有って恥ずかしいのですが、刃先だけはしっかりと砥いであり、果物の皮なども剥こうと思えば剥けるくらいです。もしかしたら、切れない包丁よりも切れるかも知れません・・・(汗)****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞまた続きます
2007.10.19
昨日の続きです・・・以前の日記にも書いた伐採の様子です爽やかな秋の日差しが木々の間から差込みます、手前に赤いテープが巻いてある木が今回伐採させていただく木の印・・・こうしたテープが巻いてある木が約70本程・・・今回は、伐採の手順を紹介したいと思います・・・興味の無い方スミマセン何処へ倒しても良い場合も有りますが、作業性や障害物の事を考えて、まずは木を倒す方向を決めます、間伐やこうした支障木の場合には、周りの木の枝などが有り方向を決めるだけでもなかなか悩んでしまいます。散々悩んだ挙句、結局はここしかないって方向は1箇所しかないんですよね~~伐採の最初は、『受け』を作ります、写真に写っている三角に切り取った部分が『受け』になります。この『受け』の切方で木の倒れる方向が決まってしまうので、慎重に決めなければなりません・・・厳密に言えば、木の傾きや枝の張り方などで、倒れる方向は微妙に変わってきますが・・・今度は反対側から切って行きます・・・紹介が遅れましたが、私の相棒『ハスクバーナ』346XP何年くらい使うでしょうか?強い味方です。受けの方向にあわせて『ツル』という部分を残して、一気にチェーンソーを進めるのですが、多くの場合、木はどちらかの方向に傾いています、そこで使うのが、クサビ・・・私は『矢』と呼んでいますが、これを使わないとチェーンソーのバーが詰まってしまいます少々の傾きなら、この矢を打ち込みながら木を起しながら、目的の方向に木を倒します。無事倒れました(笑)これからが大変・・・枝を払い、玉切り、枝片付け・・・生活道路なので、綺麗に片付けなければなりません・・・(泣) 今回の伐採は、私がブログを始めてから初めての仕事・・・おぉぉ~~これは使えそう?なんて写真を一杯撮ってしまいました・・・(汗)****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ今日も伐採の現場へ行ってきます・・・現場は圏外なので、メール更新もままならず携帯の鳴らない静かな1日を送ります(笑)
2007.10.18
久しぶりに、以前日記にした『恐竜のたまご?』を見に行きました・・・といっても別にわざわざ行った訳ではないのですが大きさも一回り大きくなったでしょうか?また色が茶色くなって、所々松脂が噴出していました。****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ新潟県中越沖地震復興の情報はこちらから 全防災の公式ブログ 隊長のblog 支所の奮闘日記まだまだ残暑が厳しい信州ですが、収穫時期を迎えた水田では稲刈りが始まり、果樹などの収穫も始まりました。植物のように、来るべき日のために、静かに準備を進めるそう言う生き方もありですよね・・・
2007.09.22
信州伊那谷は先週末の梅戸神社の秋祭を皮切りに毎週10月の始めまで、あちらこちらでそれぞれの神社のお祭りが行われます豊作を感謝し氏子の健康と安全な暮らしを祈願する様々な神事が行われる事でしょうそして、お祭りといえばなんといっても花火でしょう夜空を彩る色とりどりな花火は観客を魅了しますスターマインやナイアガラ等様々な花火が打ち上げられると思いますが伊那谷特有の花火といえば『大三国』・・・皆さんの地域にも在るのでしょうか?どんな花火なのかは省略しますが、よかったらisuzuさんのホームページに紹介されていますのでご覧下さい。この地域の神社で行われるほとんどのお祭りの〆を飾る大切な花火なんです写真は花火屋さんから持ち込まれた末口1尺3寸の赤松丸太、現在では里山の荒廃や松喰い虫の被害で貴重品です加工方法は様々ですが、太いドリルで直接穴を空ける方法や丸太を二つに割り手作業で穴を創る『割り筒』という方法があります昔ながらの方法は手間も掛かり大変なのですが、どうやら一番信頼性が有るようです今回も製材機で二つに割らせていただきました最近では竹筒や紙の筒が多く使用されているようですが太い丸太で造られた大三国の迫力はほかの物では味わう事ができないでしょうこうしてお祭りの裏方の裏方を毎回勤めているタッキーなのでした****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ新潟県中越沖地震復興の情報はこちらから 全防災の公式ブログ 支所の奮闘日記 隊長のblog
2007.09.21
無造作に積まれた宝の山・・・?杉の丸太がトラックの来るのを待っています、奥のほうに少し桧も混ざっているようです。傍を通っただけで木の良い匂いが漂ってきます。1番玉、2番玉の良いところはもう運んだ後でしょうか?太さは、末口で4寸~6寸くらい、(1寸は約3.03cmです)やはり間伐材と言う事で様々ですこうした丸太は住宅の柱や羽目板などになるものも含まれています。木の家に入った時の良い匂い、丸太を乾燥させると木の良い香りがより一層引き立ちます。多くの方々にこうした材料を使っていただきたいものです。少し材齢が若いものもあるかと思いますが、そうした材料は土木用の丸太になったりして活用されています。この山は傾斜も穏やかで、国道151号線の道端なので、本当に条件が揃っているところ(なので、今回皆さんに紹介できたのですが・・・)クレーンの付いたトラックも簡単にやってくる事ができ、伐採・山出しに掛かる経費も抑える事ができると思います。間伐作業の済んだ木立を眺めると、お日様が適度に差込み、良い山だな~~などと感心してしまいます。枝打ちなどの手入れもそこそこされているので、次に伐採する時には素晴らしい丸太が採れることでしょう。私が以前伐採した山は、中川村の山の中で、道の広さが約2.5m・・・しかも曲がりくねった林道の奥のまた奥・・・・山出しに行った帰り道、私の運転するトラックは丸太を満載(ここでは書けないくらい)細い林道のカーブの途中でトラックは長いホイールベースとぬかるんだ林道が災いし、谷底へ落ちてしまいました・・・谷底といっても4mくらいでしたが、積荷は崩れトラックは横転寸前・・・あの時は本当に死ぬかと思いました(今こうしてブログを書いているって事は無事だったのですが・・・あの時はそう思いました)当然周りに人家などあるはずもありません・・・当時携帯電話も持ってないし仕方がないので、荷物を一度降ろして、トラックを引き揚げ、再度丸太を積んで・・・当初の予定は朝、我家を出てお昼には帰ってくる予定でしたが、結局帰ってみるともう夕方・・・弁当は持ってないし・・・散々な一日になってしまった事を思い出しました。(もう20年も前の話です・・・そう考えると私もこの業界そこそこに長いんだなぁ~~なんて思ってしまいます)おっとっと~~話がそれてしまいましたが、どうしてこの山にそんなにしっかりとお手入れがされているんでしょう・・・何とこういう事だったんです・・・当然地主さんは別にいるんですが、見本林と言う事で様々な方面からの協力がある事と思います。信州では、世間を騒がせた前知事が創ってくれた森林整備に対する補助金の制度があります。こうした人目に付きやすい場所の整備を行い、森林の整備の重要性や補助があることを皆さんに知ってもらう事で、大切な森林がこれ以上荒廃しないことを祈るばかりです。中ほどに家の屋根が見えますあのお宅のように美しい山並みに囲まれて、ゆっくりとした時間が流れる暮らし・・・皆さんはどう思いますか・・・****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ新潟県中越沖地震復興支援の情報はこちらから 全防災の公式ブログ 支所の奮闘日記 隊長のblog最後に今回お世話になった『とっちゃん』とお決まりのワンショット『とっちゃん』いろいろありがとうございました。長々と書き綴ってきましたが、私の南信州紀行も今回で完結です、お付き合い頂いた皆さんありがとうございました。私は今週末、全防災の事業で新潟へ行ってきます、今回は耐震診断と補強の打ち合わせです。
2007.09.15
私の南信州紀行はまだまだ続きます・・・そろそろ飽きられてしまいそうな気もしますが・・・まずは写真をご覧下さいその1何をする機械か判るでしょうか?実は私も初めて見たのですが、この機械は『ハーベスタ』という機械で、『枝払い』と『玉切り』を行う機械です。(ニュースなどで、外国の大規模伐採などの現場で動いているのを見たことはありましたが・・・)玉切りとは、長い丸太を所定の長さに切る作業の事です日本の規格では、10尺、13.2尺って言うのが一般的でしょうか?(他にも16.5尺や、20尺なんてのもありますが・・・1尺は30.3cm)どうやらこの機械は専用のようですが、土を掘ったりする『バックホー』に専用のアタッチメントを取り付けたものと考えていただければ良いかと思います。重機の先に着いたアタッチメントで丸太を掴み、ローラーで送りながら長さを計り枝打ちと玉切りを行います。その2玉切り用のチェーンソーが見えると思います、写真には写っていませんが、長さを測るセンサーが取り付けられていて、キャビンから長さを指定出来るようになっていました。こんな秘密兵器があれば、作業もはかどりますね~先日も書きましたが、こうして省力化した分を生産者に還元できるようになるといいのですが、こうした機械を維持するのにもお金が掛かります根本的な仕組みから変えていかなくては生産者が適正な利益を得ることは難しい事なのかも知れません・・・作業が終了した山の様子から想像すると先日紹介した、枝ごと集材機で全幹集材を行い(切り倒した丸太のまま山から出す事)トラックの近くで枝払いと玉切りを行ったようです。何故そんな事をするのでしょうか?一般に払った枝は山に放置してしまいます、(もちろんそろえてですが・・・)急な斜面では、植林した苗木が成長するまでの間の土留として、この枝などが重要な役割を担う場合も有るのですが・・・昔なら、枝や丸太の使えない部分は、かまどやお風呂の燃料として利用されていました。しかし、現在ではそうした燃料を使っている方はごく稀・・・不要な枝などを放置すると、山が荒れちゃうんです・・・下草も生えなくなっちゃいますし、美観もよろしくない・・・スイッチ一つでお湯が沸く生活に慣れてしまった私達が、昔のように薪でお湯を沸かし、御飯を食べ、お風呂に入る・・・(手間隙が掛かりますが、今旬の秋刀魚など、炭火で焼いたら最高ですね~)寒い時は薪ストーブで暖を採る・・・(こちらは贅沢でしょうか?)今の住宅事情では、薪を燃料にした生活はかえって贅沢なものになってしまうかも知れません今までお話したように、現在の私達の生活は、その殆どを輸入に頼り、化石燃料を消費する事によって成り立っているといっても過言ではありません山は災害を防ぎ、私達に命の水を与えてくれます。日本の林業は、私達の生活を支えてくれています。昔の生活に戻ろうなどと言うつもりもありませんが、現状を知ってください。****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ新潟県中越沖地震復興支援の情報はこちらから 全防災のブログ 支所の奮闘日記 全防災代表理事のblog今回で終わる予定で書き始めましたが、完結しそうにありません・・・次回完結予定たぶん・・・
2007.09.14
真っ直ぐ伸びたヒノキの上、約15メートル程でしょうか?見上げるほどの高い所で森林組合の方が作業しています。本当はチョットタイミングが遅かったんですが、偶然通りかかっただけなので仕方ありません何が遅いかって、先日から間伐の話をさせていただいているんですが、実はもう作業が終了して、『撤収作業』をしている所なんです・・・先日の日記はこちらからこの方は、高い木のうえで、集材機のワイヤーを外しているところなんです、全長で500メートルくらいは有るでしょうか?林の中に点在する間伐材を集めてトラックの近くまで出してくるのには、凄い本数のワイヤーが必要になります、そして『主索』のワイヤーは長さも必要です『主索』とは、簡単に言えば、スキーのリフトやロープウェイのゴンドラを吊っているワイヤーの事です山の奥からトラックに荷物を積む位置まで+α必要です(集材機は構造がチョット違うので、主索は動きません)機械を操作するワイヤーの中には全長の2倍以上も必要なものもあるんです・・・そのワイヤーの量、4t車に1台以上はあるでしょうか?本来の目的である『集材作業』こそ機械で出来ますが、準備から片付けまで、その殆どが手作業によるものなんです・・・殆ど新車の集材機本体です、この機械が『主索』にぶら下がり、山に点在する間伐材を集めながら、麓のトラックの近くまで丸太を運んできてくれる優れもの・・・私が知っている集材機とはかなり違っています・・・さすが森林組合!どうやら最新機構満載の集材機ですね、残念ながら詳しい事は聞けませんでした・・・機械化をする事で、少しでも現場作業を効率化できます・・・出来れば省力化で経費が浮いた分が、森林組合の利益になるのではなく、生産者に手渡されるといいのですが・・・なかなか生産者が充分な利益を得るには条件が限られてくるようです。****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ新潟県中越沖地震復興支援の情報はこちらから 全防災のブログ 支所の奮闘日記 全防災代表理事のblog
2007.09.11
私の南信州紀行第三弾です衝撃の第一弾はこちらからそして第二弾はこちらからまだまだあった南信州紀行はこちらです・・・って事は・・・この日記は第四弾になるのかな?でも衝撃の第一弾は驚きのあまりタイトルが違うので、序章?って言う事にでもしておきましょうか先日は、林業の危機的な話題になってしまいましたが、家づくりに携わるものとして、特に木の家に惚れて家を創らせて頂いているものとして、現在の林業を取り巻く状態は建築ばかりではなく、環境面においても重大な問題だと思います長野県飯田市から愛知県豊橋市を結ぶ国道151号線この辺りの道路は、道幅もそれなりにあり、曲がりくねっているものの、通行量が割りと少ないので、チョットここでは書けないスピードで帰りを急ぎます・・・と・・・151号線沿いの林に目が留りました・・・早く帰ろうか・・・?それとも・・・??結局広い道幅と、軽自動車って事もあり、何と!道路の真ん中で『Uターン』してしまいました・・・実は以前からこんな写真が撮りたかったんです・・・さすが林業が盛んな南信州?上伊那では、まずこんなに国道に近い場所で沿いでこんな写真が撮れることはないんじゃないかな?2枚の写真を見てスグ気が付くのが、重機・・・じゃありませんよ木の混み具合です、ほぼ同じたち位置から採ったのですが、比べてみるとその差は歴然・・・下の写真では立木が混み合って遠くが見えませんねこの山は『ヒノキとスギの混合林』なのですが間伐が終り、森林組合の方が撤収作業をしている所です、こうした間伐作業を行う事で、適度な日光が根元まで届くようになり、しっかりとした根が伸び木の成長を助けてくれるんですまたヒノキやスギの下に低層の雑木が生える事で、土砂の流出を防ぎ、災害に対しても強い山にする事ができるのです。・・・と言う事で昨日は昨日はここまでワードで下書きをしたんですが、どうも昨日の文章に書き足すのも今ひとつ頭の整理が出来ません・・・かといって、ボツにしちゃうのも何だかもったいないので、次回に続きます・・・****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ新潟県中越沖地震復興支援の情報はこちらから 全防災のブログ 支所の奮闘日記 全防災代表理事のblogしつこいようですが、残りを全部書こうと思うと自分でもどのくらいになるか判りません・・・少なくてももう2~3回・・・まだまだ続きます
2007.09.10
南信州シリーズ第2弾です私が行った阿南町新野は、高台にある千石平を中心に開けた地域です、私は見た事が有りませんが、毎年1月に行われる国指定重要無形民俗文化財の雪祭りは有名ですこの写真は、国道151号線の途中で撮った写真ですが、急峻な山々が国道のすぐ際まで迫り大迫力です。今は深い緑に包まれた山並みですが、もう少し経つと紅葉が綺麗なんだろうな~~正面の山は杉と桧の混合林です、昔の人たちはこんな急な山に登って植林をしたんですね近くに行かなかったので、はっきりとは判りませんが、そろそろ間伐を行う時期が来ているのではないかと思います。私達が仕事で使う柱などの材料はこうした山から切り出されて来るんです。道のない急な山から間伐材を出して来るのは、伐採にしても、集材にしても大変な苦労が有る事でしょうが、間伐をしないと日光が遮られてしまい、木材の成長を妨げてしまいます他にも枝打ちや下草刈り等立木の成長に合わせた手入れが必要になります。木の種類にもよりますが、柱などに使われる桧の場合、植林から伐採まで約60年程掛かります・・・例えば、20歳の若者が植えた桧が、実際に柱などに使われるような木になるのは80歳になってから・・・それまではひたすらお手入れをするだけ・・・途中で間伐材が利用されて、少しくらいは収入があるとしても、細い材では単価も安い為に伐採や集材に経費を取られ、利益を上げるなんてことは夢のまた夢・・・高級な柱が取れるヒノキなどはある程度の金額が生産者に支払われるので良いのですが、それ以外の樹種では生産者はお金にならないのが現実です。間伐材を使った羽目板などが有りますが、今のところ小さな工場で加工され、手作業に頼るところが多い為に、思ったように値段が下がらないのが現状です。高くては消費者に使ってもらえない・・・加工などの経費は掛かる・・・結果生産者にしわ寄せが行ってしまいます・・・手入れをしなければ山は荒れてしまいます、まとまった収入は60年後・・・皆さんが飲んでいる水も、当たり前のようにある空気も、こうした山々が育んでいます。今日本の林業は危機を迎えています。まだまだ南信州紀行シリーズは続きます・・・****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ新潟県中越沖地震復興支援の情報はこちらから 全防災からの情報 支所の奮闘日記 全防災代表理事のblog
2007.09.06
初登場の我家の中庭です・・・お初にお目に掛けるのにこの状況ってのもお恥ずかしい限り何ですが・・・実はお盆休みの13日、以前から妻に頼まれていた中庭の草むしりを重い腰を上げてやっと行った時に、嬉しい大発見があったんですそれは左側の写真の手前側の黒い石の脇にありました・・・ 桧の赤ちゃんです、大きさは約4センチほど、まだ小さいですが、立派な桧です良く似た木に、サワラがありますが葉っぱの裏側を見ると、白い線で『Y』がくっきりと見えるのがヒノキ、サワラは『Yの字』がはっきりしていません。こんな場所に植えるはずも無いので、『実生』で生えたものだと思いますが、大きさから見て今年の春芽が出たばかりの赤ちゃんでしょう。『木のはなし』カテゴリーを作ったのはいいが、しばらく書き込みできませんでしたが、これを機会に木の話題を交えて、ここで観察を続けていきたいと思いますもう少し大きくなったら、別の場所に移植してあげたいと思います。今日は朝から雨が降っています、ここのところあまりまとまって降っていませんでしたから、この苗にも良いお湿りになったのではないでしょうか?皆さんのところはいかがですか?****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ新潟中越沖地震復興の願いも込めて、より一層の応援をヨロシクお願いしますm(__)m引き続き新潟中越沖地震のご支援もよろしく御願いいたします復興支援の情報はこちらから 全防災からの情報 支所の奮闘日記今回初紹介の新潟県柏崎市ボランティアセンター西山支所の親方の奮闘記です、今まで手が付けられなかった粗大ゴミの片づけが始まり、やはりボランティアの手が必要のようです。詳しくは奮闘記をご覧頂きたいと思います。全防災の銀行口座が変更になりました、義援金等のご協力をいただける方は、こちらからご確認下さい。このブログをご覧頂いた方で、『全防災公式ブログ』と『支所の奮闘記』を紹介しても良いよ~~って方は御自身のブログでご紹介頂ければ幸いに思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。チョットおまけのはなし・・・草むしりを行って、中庭が綺麗になったのは言うまでもありませんでも、この中庭は玄関ホールの真正面にあるので、一度家の中を通らないと入れないのです・・・草むしりの際、中庭に入るのに『ずく』を抜かして大転倒・・・左足の『お母さん指』を捻挫したのは皆には内緒です
2007.08.23
何だ~~!これ!~~昨日は、降ったり止んだり・・・明日から8月だと言うのにまだ梅雨明け宣言が出されていません・・・いつになったら、夏になるんでしょうか?Ki邸の基礎屋さんは、鉄筋加工で昨日はお休み・・・それは良かったのですが、昨日の雨の影響で、お盆前の貴重な日程がずれ込んでしまいそうです・・・昨日夕方野暮用があって、町内のあるグラウンドに出かけた時のこと・・・何気に向けた視線の向こう・・・枝の上に、見慣れぬ物体が・・・ドキドキ・・・不気味~~(結構気が弱い方なんですョ・・・)エェ~???んん~~!!!何だあれ~?良く見ると巨大松ぼっくり・・・40数年生きて来たけど、こんな物体を見るのは初めて・・・それにしてもデカ~イ・・・比較対象が無いと自分でも実感が湧きません・・・そこで私の相棒の登場・・・型遅れの携帯D901is・・・何と!我が相棒よりも大きいッス~!どうやら『ヒマラヤスギ』の松ぼっくりようです・・・ちなみに普通に見る赤松の松ぼっくりと比べてみるとその大きさが実感できるのではないですか?杉の名前が付いていますが、松の仲間、『ツガ』とか、『トウヒ』のような感じかな?って思いますが・・・残念ながら私は使った事がありません、板などにすればきれいな木目が出て、狂いも少ないそうです・・・昔小学校の庭に有った様な気がしますが、定かではありません・・・第一回の『木のはなし』は何とも締まらない事になってしまいましたが、また折に触れて日記にして行きたいと思います、今後ともお付き合いの程よろしくお願いします。引き続き新潟中越沖地震のご支援もよろしく御願いいたします復興支援の情報はこちらから 救援物資募集のお知らせ 現地の生の情報被災者の方々お見舞い申し上げます。****笑顔のあふれる家づくりの参考になればと思い****ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いしますm(__)m 美しい信州の情報はこちらからどうぞ新潟中越沖地震復興支援の願いも込めて、より一層の応援をヨロシクm(__)m
2007.07.31
以前の日記で紹介したのですが私の会社では、ここ上伊那郡でも少なくなってしまった製材工場があります雑然としていてお恥ずかしいのですが写真手前側に見えるのが、のこぎりが付いた製材機最大で直径約1,100ミリのものまで製材することが出来ます。奥にレールに乗った台車が写っています。(逆光がボロ隠しに丁度良いかもしれません)製材は原木(丸太)から柱や桁といった角材を採る作業です。私が仕事を始めた頃は、原木を山や市場で仕入れ製材現場で使うと言う地産地消の流れが出来ていていたのですが、歩留まりの悪さや、人件費、輸入材の低価格化などの事情から、最近では主に小物や賃挽きくらいしか動かす事がなくなってしまいました。それでもまだ、桧などの柱などはこの製材機で挽いて製品にする事もあります、地域の材料を地域で加工し、地域で使う良いことだと思うのですが・・・この機械たちもほぼ私と同じ年齢優しく使ってあげないといけませんね。多くの方に笑顔のあふれる家づくりをしてもらう参考になればと思いブログランキングに参加しています。 美しい信州の情報はこちらから
2007.06.04
写真に写っている桧の丸太は、何て事はない普通の丸太ですしかし、それで終わらせてしまっては、記事にする意味がありません実はこの丸太、お客さんの持ち込み材なんです少し細かったり、曲がっていたり、俗に言う間伐材・・・普通なら、良い材料を取るために間伐などの手入れをしても採算が取れないため、間伐材はほとんどの場合、山に放置されているのが現状です綺麗に手入れされた山でも、良く見ると間伐された丸太が放置されている光景を見ることがあります・・・採算のことを考えるとしかたないのかなぁ~とも思いますが、なんだかもったいないって思ってしまいます。自家用に使う分には少しくらい皮が付いていても良いし、もったいないじゃん。って事で今回『賃挽き』をする事になりました。どうでしょうか?少し皮が付いていたりしますが、使い方によっては充分に活用できる、立派な柱が現れました。最近、上伊那郡では製材工場もずいぶん減ってしまいました、一昔前は結構聞いた賃挽きなんて言葉も、最近めっきり聞かなくなってしまいました。 桧の丸太は普通、皆さんご存知の『高級柱』になるのでですが、一般に使われている柱は3.5寸角(約10.5cm)又は、4寸角(約12cm)です3.5寸の角材を取るには最低でも、末口で5寸~5.5寸、4寸の場合5.5寸~6寸の丸太が必要になります。(ピタゴラスの定理でしたか?)それよりも細い材料もあるのですが、流通価格が格段に下がってしまうため、手間を掛けても採算割れで赤字になってしまいます。飯島町でも間伐材の利用を進めてはいるのですが、なかなか上手くいかないようです。こういった材料が流通に乗れば、地域の林業も少しは見直されるのですが・・・このブログの記事にご意見、要望、興味のある方は、お気軽にコメントを残してください。非公開のご意見ご質問の方はどうぞこちらから。匿名、ハンドルネーム大いに結構!です、直接返信をご希望の方はメールアドレスをお忘れなく 多くの方に笑顔のあふれる家づくりをしてもらう参考になればと思いブログランキングに参加しています。クリックすると家づくりの参考になる情報を見ることが出来ます みなさんの役に立てればと思いにほんブログ村に登録してみました。クリックして頂くと美しい信州の話題が一杯です。応援クリックありがとうございます おまけ昨晩地域のソフトボールの試合があり、私のチームは大差で勝利しました。祝勝会で美味しいお酒を・・・なんて思ったのですが、残念ながらやる事がずいぶん残っていたので、チームのメンバーにおまかせしました。
2007.05.22
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