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ゆつくりと空ながれゆく鰯雲 変はるファースト・プライオリティ次はいつになるかも知れず夜九時のレイトショー観るひとりの時間「たろう」とふ仮の名を付け呼びをれば返事するがに胎児が動く (柴田 香/『水甕』2012.1月号「新しい水」より)おかげさまで、順調に臨月となりました。仕事は産休を頂戴しているので、毎日ゆっくりと穏やかにぬくぬく暮らしております。今年は、ほんとうに日本中が震撼した年で、あらためて「生きること」とはなにか、を問われたような気がします。そんな中で、新しい命を授かり、自分以外のモノやコトに濃やかに向き合う時間ができたことは有難いことです。そこで、というわけではないのですが、「柴田香の Kaori’s LIBRARY」も、休館させてもらう時期なのかな、と。ばたくるいながら試行錯誤していた20代後半。転職し、結婚し、新しい生活をはじめた30代前半。そしていま。ただ言えるのは、この一瞬は、やはりこの一瞬だけであるということ。あとで振り返って、懐かしんだり反省したりするのは簡単だけど、「いま」は「いま」だけのものなのだなぁということ。だから、「いま」このときに真摯に対峙し、「いま」周りにいるひとを大切にして、「いま」の私を、磨いていきたいと思います。ここがあったから、何度もなんども助けられたのも事実。でも、いつまでも同じではいられないのね。2004年から足掛け7年。開設から2663日とのこと。長いあいだ、ほんとうにありがとうございました。ココロとカラダが資本ですので、どうぞくれぐれもご自愛ください。またどこかで、違うカタチで、お目にかかるのを楽しみにしています。
2011年12月30日
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おかげさまで、またひとつ、歳をかさねることができました。若い頃のような誕生日、ではないけれど、穏やかでじんわりと、シアワセないちにち。いまがいちばんシアワセだなぁ、とこころから思えます。ありがたいことです。毎年変わらずに電話やメールやお手紙をくれる近しいお友達に、ありがとう。今は疎遠になってしまったけれど、変わらず心の拠り所となっている遠いひとにも、同じように。そして私を産み育ててくれた両親や家族に感謝、それから相方である、だんなにも大感謝。「誕生日」の意味合いがこんなにも変わるなんて、だてに歳を取ってないってことでしょうか。
2011年10月14日
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出産のため里帰り中のMarikoちゃんと息子のソウシロ、妹のよりと一緒に動植物園へ。心配されていた雨の予報はどこへやら、強すぎるほどの日差し。セキセイインコの正式表記に感心し、熊本にはおよそ似つかわしくないマンドリルの色合いを考察し、Mariko&よりママと合流してお弁当を広げ、来園中のたくさんの子どもたちとたくさんのママ友をウォッチング。ソウシロが一番ゲンキ。よく食べ、よく走り、彼の語彙で感情表現。子どもってすごい。なーんにも難しいこと考えずに、ただただ、その場を楽しむ、っていうことがいちばんなんだなぁと実感。充実の休日をありがとう。
2011年10月13日
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このほかにも「日比谷花壇・花cafe九州」スタッフの皆さんには、床の間やウェルカムボード、通路や入り口にもほんとうに素敵なお花を用意していただきました。そのうちに公式HPでその様子を紹介していただけるそう。そちらも楽しみです。さて、そんなスペシャルな空間に運ばれてきた、「日本料理 千羽鶴」特製の「御祝膳」、こちらもとても豪華かつ濃やかな心配りの行き届いた懐石でした。おしながきは食前酒:山桃酒 前菜:花蛸梅肉和え 落子芋白煮 鱚の香り揚げ サーモン粽鮨吸物:大阿蘇鶏のどびん仕立て御造り:旬の御造り氷彩盛り 焼物:すずきと帆立貝 玉蜀黍焼きまだまだつづきます。
2011年05月18日
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何を言ひても軽きことばになりさうでためらひしまま週末の過ぐ/柴田香東北地方太平洋沖地震の発生より7日目となる。未だ、夥しい数の死者・行方不明者が増え続ける現実。原発問題、計画停電、その他もろもろ、この地震より派生する問題も後を絶たない。遠く離れた九州にいて、そのどれもを映像でのみ知ったつもりになって、ああだこうだと言うことなど、私には出来ない。少なくとも「ことば」を扱うひとのはしくれとして、薄くて軽いことばを使うのは、躊躇われる。だからといって、変わらない穏やかで緩やかな生活のことを、今までと同じように書いたりするのもどうだろう。考えた結果、粛々と目のまえにあることに向き合っていくことが、ここにいる私たちにできる、いま、いちばん大事なことなのだろうと思う。募金して、献血して、節電して。実際そんなことくらいしかできないのが歯がゆく、無力さに苛まれるのだけれど、日本中のスペシャリストが、復旧のために全力を傾けているのだから、自分の持ち場にしっかりと足をつけ、頑張ろうと思う。一日でも早く被災地に春が来るようにと祈りながら。ブログも、ぼちぼち粛々とした日常を書いていくかな。
2011年03月17日
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ラジオ番組を聴いて下さっているリスナーさんの中で、積極的にお便りやレスポンスを下さる「ヘビーリスナー」さんに対し、メールやFAX投稿をしない方々を「サイレントリスナー」さんと呼ぶことがあり、たとえば中継先に行ったときとか、「いつも聞いてるよ~」と声をかけて下さったりすると、「あ、ここでも聞いて下さってたんだぁ」ととても嬉しく、励みになったりしたものである。翻って、このブログ。けっこう「サイレントリスナー」ならぬ「サイレントウォッチャー」が多いようで、意外なところで、意外な方から、「ブログ、見ました」なんて言われることも、ままある。まぁ、日々なんでもないことをなんでもなく書き綴っているだけの私は勝手に書いておきながら、ほんとうに気恥ずかしい限り。いや、ありがたいことなんだけれども。もちろん、「見せるための日記」を書いているので、なんら支障はないんだけど、行間のちょっとした心の揺れは、多分に発揮されていると思うし。言っても、スタートさせたのが2004年だから、もう今の私とは違うひとが書いたようなものもあるし、日常のこまごましいことと、ブックレビューと、短歌と、ぜんぶをいっしょくたにしちゃっていいのかということもあるのだが、いまのところ大きな問題はないのでまっいっか、ということにする。そんないくつも管理できねーだろ、とも思うしねぇ。しかし、楽天ブログ。使いにくいっちゃ、使いにくいのも事実。でも引っ越すのも大変だしなぁ、うーん。とにかく、これからも、コメントくださるあなたにも、こっそりご覧になってるあなたにも、楽しんでいただける「LIBRARY」にしなくちゃなぁ、なんて思ったりした、ひなまつりなのでした。
2011年03月03日
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先週の水曜が、独身時代から仲良くしている年うえのおともだち・ともさんのお誕生日。なので、これまた独身時代から何かと行きつけにしている私たちの馴染みの店で、生誕の宴。珍味の盛り合わせだとか、春野菜の天麩羅だとか、白子の揚げ出しだとか、いつものメニューで酒を呑み、買いかえたばかりのスマートフォンのハナシとか壱岐に雲丹を食べに行く計画だとか厄年超えたら疲れがとれにくくなったこととかとりとめのない話をいつまでもいつまでもして。ひとは、変わりゆくものだし、変わっていかなければならないものだと思う。だから、大切にしたいひとたちとは、同じような速度で、変わって行けたら理想だな、と思う。私だけ、急激に変化したり、取り残されたり、しないように。こんな気の置けない時間が、この先も、続きますように。ともさん、お誕生日おめでとう!ナカムラ会、バンザイ!!!
2011年02月25日
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久々のいいお天気がしがし洗濯機をまわして、掃除機をかける。このあとデートなのだ。主婦は忙しいのだ。ならブログアップしてる場合じゃないんじゃないのというツッコミはおいといて。・・・あ、洗濯機が呼んでる。
2011年02月21日
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短歌の勉強会。ひちゃんかちゃん。しかしながら、厳しくご指導していただけることはほんとうにありがたいことだ。もっと高い位置にハードルを設置して「やればできるのだ」と思ってもらえているのだと思うから。若いころ、ある方からご指導を受けていたとき、周りに較べてよしとする基準が甘いように思えて、うまく出来ない自分が、とてもとてもはがゆかった。でもそれは、周りとわたしとでは求められているものも持ち味も目指さなければいけないものも全然違ったからなのだということに、いま、離れてみてわかった。そしてわたしには、「わたしのいいところ」をきちんと見て下さる方が師について下さるような気がする。だから、がんばらなくちゃ、なのだなぁ。
2011年02月17日
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会場は第1章~第6章までに区分された構成。ゴッホに影響を与えたとされる画家たちの関連作品に始まり、素描に力を入れていた初期の作品、充実のパリやアルル時代、苦悩のサン=レミの療養院でのものまで多岐にわたり鑑賞することができました。今回、非常に役に立ったのが「音声ガイド」!主要作品20点について1分程度の解説を加えてくれるのですが、初心者が、混雑する会場内で、しっかりとポイントを抑えて鑑賞するのにうってつけ!ちなみに音声ガイドのナレーションはTBSの安住アナ。「あっ、安住さんだ!」っていうだけでもちょっと嬉しい(笑)展示で、特に力が入っているなぁと感じたのは「第5章 アルル時代」(ゴッホ35~36歳)。この画像にもあるように、実物大で「アルルの寝室」を再現したり、レプリカとの比較をしたりと、ここがいちばん見応えがありました。なにより、ゴッホの充実期でもあるこの時代の作品は、色彩も鮮やかで、彼自身の「希望」が絵を通してこちらにびしびし伝わってきます。「ゴーギャンの椅子」なんてメッセージ性がほんとにほんとに深いんだから。このあとに訪れるゴッホの失望を慮ってこの絵に向き合うと、胸がいっぱいになって、苦しかった。今回の展示の中で、いちばん好きな作品はこれだなぁ。およそ2時間かけて観終わった感想。こんなに凄い展示が九州にいながらにして観られるなんて!展示構成もしっかりしていてわかりやすく、本当に行ってよかった!ゴッホの作品とその生き方について深く考えることのできる濃い時間を過ごすことができました。ちなみに九州国立博物館の展示は13日(日)までで、このあと名古屋に巡回になるそう。ホンモノに触れる、ってやっぱり大事よね。(※画像は九州国立博物館よりご提供頂いたものです)
2011年02月11日
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昨年末、九州でゴッホの絵画が観られる、ときいたときからほんとに心待ちにしていたのです、この特別展!「没後120年 ゴッホ展@九州国立博物館」わたしの仕事の勤務と、妹・あやねえぴょんとの予定を調整し、とうとう念願かなって本日、行ってまいりました!すでに入場30万人を突破している超人気のこの展示、事前にHPやTwitterで情報収集し、めちゃくちゃ混むことを想定して朝5時起床、6時前に出発!ご厚意で招待券を入手していたこともあり、開館と同時に入場でき、待ち時間20分ほどで作品を観ることができました!ところで。私、ゴッホについては、超有名な「ひまわり」の人よね、というくらいの認識の初心者中の初心者です、ハイ。なので、「行くぞ!」と決めてから、この2冊を読み予備知識をインプット!ゴッホビギナーでもわかりやすく流れを?むことができ、おすすめです!ゴッホの...著者:小林英樹価格:1,890円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見るゴッ...著者:圀府寺司価格:860円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見るということで、会場に入ると・・・(その2へつづく)
2011年02月11日
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中学・大学の同級生、上海在住・H嬢が中国の年末年始に伴い帰省ちゅう。ということで、正月に続き一ヶ月ぶりに会う約束をして和食のランチをいただくことに。ますますキャリアウーマンっぽくなるH嬢と、ますます主婦らしさに磨きがかかる私。なんだかんだで平日の午後に1時間半ランチ、ってゼイタクよねぇ、といいながら甘味をほおばり、ほうじ茶をすする。いただいた美術館のチケットがあったので、ふたりでしばし芸術鑑賞。飛び込みで入ったジュエリーショップの店長さんが小・中学校の同級生の女の子で、さんにんでひとしきり、地元バナシで盛り上がる。最近、中学時代に縁のあった同級生や先生方と偶然にもまた繋がったり、という機会が多く、あぁこれもまたタイミングなのだな、と思う。いま、わたしにとっての日常ではなくなったあのひとやあのひとやあのひととも、縁があれば、またどこかで会えるのだと思う。会えるひとには、会えるようにできているのだ。だから、だいじょうぶよ。
2011年02月02日
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というわけで インフルエンザ(香港A型)にかかり 静養しております。 年末年始に増えた分の体重も しっかり元通り! おそるべしインフルダイエット(笑) ここぞとばかりに 家事をだんなに丸投げし 薬をのんで床についております。 めっちゃインパクトある 短い夢ばかりたてつづけにみるのは タミフル効果なのかどうなのか? みなさまも どうぞオカラダご自愛くださいませ!
2011年01月20日
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なんだか、迷う。いろんな情報が飽和していて、わかんなくなる。・・・あれ、これと同じ日記、どっかでみたな、marikoちゃん(笑)とりあえず、お風呂いってくる。いっかい、リセットせんと。
2011年01月13日
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プロフィール更新。働く私。しかしながら、ふつー司書さんはこんなに大きなくちをあけてカメラ目線で笑いません(笑)もっと司書っぽくすればよかった?まっいっか。ちなみにえほんは『きつねのかみさま』。あまんきみこ・酒井駒子の名作です。
2010年11月27日
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佐伯チズの和...
2010年11月22日
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ただいま、夫が出張中です。10日間ほど、自由な時間を手に入れました。独身のときにひとり暮らしをしていたけれど、「ひとりで暮らす」というのと「ふたりの家にひとりで暮らす」というのは多少、違うもの。元来、ぐうたらな私は、ギリギリまで眠り、かんたんなもので食事を済ませ、部屋も散らかしっぱなし、だと思っていました。しかしながら、そんな生活も3日も続くと規則ただしく目覚め、野菜を食したくなり、掃除機をかけたくなるものなのですねぇ。主婦としての習性がうずくのでしょう。さらに、これも主婦の習性なのか、夜、お酒を飲みに街なかに出かけようと思わなくなりました。そんな時間があるくらいなら、本を読みたい、泳ぎに行きたい、お肌や爪のお手入れをしたいかなぁ。ま、ひとつは、「夜、でかけようよ」と誘ってくれる男のひともいなくなったってことですかね。女友達となら、昼間に同じ値段で「豪華なランチ+カフェでまったり」のほうが絶対ぜったい、いいと思う。まぁ、なんて出来た主婦なんでしょう、あたし(笑)
2010年11月12日
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孤...
2010年11月04日
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ふるさとに似たる街並みづいろの路面電車が走る大津市ひとりなる部屋でしづかに爪を塗り京都新聞夕刊を読むうた人の顔と名前が一致して歌はふくらむ輪郭を持つまだあをき楓がけふの消印のやうにぴつたり傘に張りつく 柴田 香 (『水甕』2010.9月号 特選詠草欄より)***更新が遅くなりました。仕上げなくちゃいけない課題が山積みで、やっと昨日、終了しました。これで心置きなく、本を愉しめるってもんです。読書の秋ですし。ちょっとはカラダも動かさなきゃな。スポーツの秋ですし。でもでも、食べ物も美味しい季節なんですよね。食欲の秋ですし。みなさんのところには、どんな秋がやってきそうですか?
2010年09月11日
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プラチナ...
2010年08月18日
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・・・しかし眠い、ねむい。夕御飯食べて、ちょっとうとうと。非日常の楽しい時間を過ごしすぎた反動がきてるなぁ。私は、この「ぶり返し」のふり幅が大きく、大変に疲れやすい性質なので、このへんで、徐々に調節しないといけないなぁ。ま、自分だけのことを考えていればいいなんて、甘っちょろいことこの上ない主婦ですが。
2010年08月14日
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年にいちどの健康診断。数値、去年とほぼ変わらず。健康ってことでしょう。
2010年08月12日
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筆跡を思ひ出せないかの人の掠れたやうな声なつかしき書かれている文字を見て、「あ、これは○○さんが書いた字だ」と判別できる人が何人くらい私にはいるのだろうかと、ふと考えてみた。夫は、小学生のような特徴のある下手くそな字を書くので、彼の字は、たぶんわかる。子どもの頃から連絡帳を書いてくれた母の字も、大丈夫。父も小さく角ばった特徴的な字の持ち主なのでオッケー。妹・弟になると、自信が無い。恩師や職場の同僚など、直筆を見る機会が多かった人は、特に近しくなくても、識別できる気がする。逆に、どんな字を書いていたのか思い出せないようなかつての恋人もいる。字面をみて、これは私の字だとわかってくれるようなつきあいができているのか、どうなのか。・・・なんてことを思いながら、夏の便りを書いている。残暑お見舞い申し上げます。
2010年08月08日
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互いの恋愛話で朝まで語り明かした、大学時代の友達や毎週末、なじみの店のカウンターでくだを巻いてた、独身時代の仕事仲間が、出産やイベントで、こぞって帰省してくる。おかえりなさい。たぶん、この街を出てくらすことはこの先も、わたしはないだろうから、「おかえりなさい」といえるだけのわたしでいられるよう、この街で、がんばるわ。
2010年08月06日
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一番じゃなきゃダ...「世界一位じゃなきゃだめなんですか?二番目ではだめなんですか?」かのスーパーコンピュータの事業仕分けの際に、一躍有名になった蓮舫氏の発言。もちろん、ここだけを切り取ってあーだこーだと議論することはとてもナンセンスであるのだが。マスコミはいいように編集するしねぇ。本書にもそのへんは事細かに綴られており、「ま、そういう言い分も一理あるわな」と思ってみたり思わなかったり。歯に衣着せぬ、というところが、支持される理由でも、敬遠される所以でもあり。ジャーナリストとしても政治家としても活躍できる素地を、子どものころから培ってこられたことはよくわかる。ちゃらちゃらした二世議員とか、○○すぎる議員とか、勉強不足のなんとかチルドレンなんかみてると、きっとかっちーんとくるんだろうな、このひとは。それをどれだけ国政に活かせるか、が、これからの技量なんでしょうけど。与党だからできること、大臣だからできること。そして、蓮舫氏だからできること。もっとも注目が集まるセンセイのひとりであることは間違いないので、今後の政治活動にどう動きがあるか、いち国民として楽しみではあります。そんなミーハー気分で読みました(笑)
2010年08月05日
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繁忙期で、からだがとても疲れていたらしく、『龍馬伝』を観た後、ちょっとだけ横になろうと思ったらこの時間まで眠り込んでしまった。夢を見た。全国一斉模試みたいなのを受けていたので、設定は高校生らしい。中学校のときの担任の松岡センセイが出てきた。あまり良い結果が出せず、センセイ、期待に応えられなくてごめんなさい、と思う夢だった。いろんなことを思った。うまくまとまらないけど。
2010年08月01日
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何とかな...今年4月にスペースシャトル・ディスカバリーに搭乗した日本人二人目の女性宇宙飛行士となった、山崎直子さんの本。「東大大学院卒の才媛にして美人なママさん飛行士」だの、バックアップするご主人がこれまたよくできた「イケメン主夫」だの、TVでもそんな特集がやたらと組まれて流されて、リアルタイム時には正直、イメージ先行でお腹いっぱい、な感があったのですが、山崎さんが何かの取材の際に、非常に平坦なわかりやすいことばで受け答えをしていらして、とても好い印象を受けたので、この本を手にした次第。もちろん、想像を絶するスーパーウーマン、なのを前提に、でも、普通の夫婦であったり、親子であったりが抱える悩みを同じように抱える「ふつうのひと」でもあるのだなぁ、とちょっと身近に感じられたりもして。(そのへんも戦略として非常に巧く読ませる本、ともいえる)そして、山崎さんはとてもポジティブ思考。ものは考え方ひとつなのだ、と山崎さんのように結果を出しているひとにいわれると、そうだなぁと肯きたくもなってしまうもの。文体も癖や臭みがなく、さらさらと読めました。
2010年07月31日
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だんな、暑気払いという名の飲み会が入り、夕御飯を作らずともよし。きょうはラッキー☆夏の課題は未だ進まず。まずはテーマで四苦八苦。その前に、締め切りひとつ。いや、ふたつ。子どもの頃は7月中に宿題を片付けてしまう典型的な「よいこ」だったのですが、その名残は跡形もなし。切羽詰らないとがんばれない典型的な「大人」になってしまいました。しかし典型的、って便利なことばだこと。8月がそこまできています。
2010年07月30日
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さすがに夏休み、連日、図書室も大盛況です。おもしろいもので、課題図書に選ばれている本も人気本と不人気本がくっきり。「大人が読ませたい本」と「こどもが読みたい本」は違う、ということか。こどもは正直なのです。
2010年07月29日
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遅ればせながら、土用の丑気分で、今日の夕餉はだんなの作った「鰻御飯」♪圧力鍋で炊くとお店の釜飯みたいな仕上がりに☆小鉢は「胡瓜とハムの春雨サラダ」と「イカソーメン」それに、お吸いもの。人様の作って下さるゴハンって美味しいことこの上なし。しっかり食べて、夏を乗り切りましょう!
2010年07月28日
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光待つ場...もし、私に小説を書けるだけの才能があったら、このひとみたいに書いてみたい、と思う作家・辻村深月。透明感のあるノスタルジックな世界観を自分のもののように感じられるのはひとえに、同世代だからでしょうか。(1980年2月生まれなので、学年が一つ下になるのかな)今作は『しあわせのこみち』『チハラトーコの物語』『樹氷の街』という短編が3つ。どれも巧い。それぞれ辻村作品の『冷たい校舎の時は止まる』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』のスピンオフだけど、それを知らなくても十分読ませます。(正直にいえば、わたしはこの初期作品群があまり面白いとは思わなかったので・・・辻村作品なら、直木賞候補となった『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』か『太陽の坐る場所』が面白かった記憶があります。)三十の声を聞き、ますます脂の乗ってきた感のある辻村深月。今後の活躍が楽しみです。
2010年07月27日
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旦那さん...うちのだんなは、毎日弁当持参です。職場には社員食堂もあるのですが、「カツ丼」とか「カレー」とかやたら高カロリーで味の濃い一品料理がメインだそうで、それに毎日毎日だと昼食代もバカになんない。ということで、結婚してから始まった弁当作り。それに付随して、ついでに私も、職場には弁当持参。そこで気がついたことがひとつ。『弁当って、外で食べると3割増しに美味しい!』大して凝った弁当ではなく、普通にごはんとおかずを毎朝、だんなの分と一緒につめるだけ、なのですが、朝ごはんの時と同じはずのおかずが、なんだか美味しく感じること!うまくいえないけど、手作りの弁当をお昼に食べたら、「よし、昼からも頑張って仕事するぞ!」と思う気がするのです。しかしながら、ろくに包丁も使えないまま嫁に行った私は、いかんせんレシピが少ない。新刊本で「弁当本」が入ってくるとぱらぱらとですがひととおりチェックして「これは!」というものはレパートリーに加えております。この『旦那さん弁当』はモデルの越智千恵子さんの弁当本。越智さんのお料理のブログは若いママさんを中心にとても人気があるそうです。紹介されている弁当はどれも美味しそうで、彩りや詰めかたの工夫が、参考になります。レシピは定番ものが多いけど、簡単に真似できそう、かつ手が込んで見えるおかずが多く、とっても几帳面という越智さんの性格が表れているよう。『旦那さんに美味しく弁当を食べてもらう心構え』みたいなコラムもなんだかかわいらしいと思いました。そうそう、こういう気持ちを持って、毎日弁当を作んなくちゃ、なのでしたね(笑)
2010年07月25日
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...価格:円(税込、送料込)ベストセラー『悩む力』やテレビの討論番組などでも有名な熊本出身の政治学者・姜尚中(カン・サンジュン)さんの自伝的小説。戦中に朝鮮半島から渡ってこられた姜さんの母(オモニ)・禹順南(ウ・スンナム)さんを主人公に全篇、エッセイ風に綴られている。貧しさ、差別、移り変わる時代風景。そのなかを「何とかなるけん」と立ち向かってゆくオモニ。作中には健軍、鶴屋、立田山、恵楓園、熊本駅・・・と熊本人ならおなじみの地名や固有名詞が登場し、この地で確かに生き抜いた、ひとりの女性の姿を思い起こさせる。テーマの柱でもある人種問題については私は知識も浅く、気の利いたことなどはいえないけれど、(是非を問うものではなく、 だってそれはそれこそいろいろな立場の人がいるわけで)激動の時代をかけぬけたオモニやオモニのまわりの人々の生き様から何かを感じ取るための読書になったのではないかと思う。
2010年07月24日
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【入荷予約】 小価格:円(税込、送料込)今期の直木賞受賞作を読了。まぁ、タイムリーなものも読んどかなきゃな、ってわけで、初めて中島京子の長編作品を手にする。主人公・タキが昭和初期の女中奉公の日々を手記にてふり返る、というカタチをとって物語は進行してゆく。途中、あまりにも淡々と進む内容に、「普通に読みやすいけど、これが直木賞なら物足りないなぁ」と内心思っていたところ、この物語のポイントは、最終章!緻密な取材の裏づけがあってこそのストーリー展開。このラストにつなげるための伏線もなめらかで無理が無く、読後感がいい、っていうのも好感が高いのかも。時代背景、淡い恋心の描きかたもきれい。とにかく着地がうまい、という印象が強い。作者は2006年~2008年の3年連続、 吉川英治文学新人賞候補に上がっていた実力派。今回は、満を持しての受賞といえるでしょう。直木賞受賞作としては、2008年下半期の天童荒太『悼む人』&山本兼一『利休にたずねよ』以来の私のなかでのヒットだなぁ。
2010年07月22日
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小暮写価格:円(税込、送料込)いやー、さすが宮部みゆき。700頁超のボリュームに少々気圧される感はありますが、読み始めるとあっという間。1日半で読破です!個人的に前作『英雄の書』が、あまり好みではなく、次回作に期待!と思っていただけに、今作は素直に面白かった!!さすがミステリーの大御所なだけあって、伏線がきちんとはりめぐらされている、緻密さ。登場人物もすごくイメージが湧きやすく、アタマのなかで映像として消化できる感じ。しかしいまさらながらほんとにこのひとは守備範囲が広い作家さんだなぁ。装丁も、読み終わったあとにもう一度見ると、なるほどなぁと思わせるメッセージが詰まっている。読後感も爽やかで、じーんときました。オススメです。次回は本格ミステリー読みたいなぁ。
2010年07月20日
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miffy×miffy価格:円(税込、送料込)じつは、わたくし、ファン歴●●年、大のミッフィーちゃんフリークです。このたび、ミッフィー生誕55周年を記念したミッフィーちゃんの写真集が登場!早速、内容をチェックすべく、おとりよせ♪表紙はミッフィーちゃんのアップ(といえるのか?)。でも、この目と口のバランスがとってもむずかしい、ってことは書いてみればわかります!写真集にしてはサイズもコンパクトなので持ち運びや置き場所にも邪魔にならなさそう。ぱらぱらとページをめくると、ミッフィーにまつわるグッズの写真 プラス、各界で活躍中のアーティストによるコメント、という構成。ほんとにみんな、ミッフィーちゃんがすきなのねっ。写真の一枚いちまいから、コメントの端々から、愛情が伝わりまくってきます。撮影に使われた関連グッズの紹介もオモシロイ。しかし、あのうさこちゃんのカタチ、っていうだけで、蒲鉾も信号機も、こんなに可愛いのはなぜでしょう。個人的には限定のi pod がとびきりキュート。(残念ながら入手不可とのこと・・・欲しいなぁ)ちょっと疲れたときとかに、パラパラと眺めるだけでこれは癒されそう☆お値段が2500円とちょっと高め、なので、自分へのご褒美のつもりで買おうかなぁ。
2010年07月19日
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三銃士(価格:円(税込、送料込)わが家は基本、朝は国営放送。民放で占いだのエンタメだの観ていたら、ただでさえ忙しい朝の時間が倍速で過ぎる(ような気がする)し、アナウンサーも安定感のあるトーンで落ち着く(ような気がする)し。月~土は、ニュース~「ゲゲゲの女房」コースですが、日曜の同じ時間帯には三谷幸喜演出の人形劇・「三銃士」が放映中です。子どもの頃、「世界文学全集」みたいなので読んだかもしれない「三銃士」。何気なく観てたら、これまた気になって、原作を読んでみたくなりまして、先日とりよせて読破したところ。実際、上・中・下巻で結構ボリュームもあるのですが、訳も丁寧で一気に読めるのが、名作たるゆえんでしょうか。しかし、悪女ミラディー、次から次にすっげーなぁ。いつの世も、悪いオンナ、ってのはチャーミングで魅力的なんでしょう。ちなみに人形劇版では、戸田恵子さんが彼女の声を担当(イメージぴったり!)。外国文学にはあまり明るくないのですが、きっかけがあれば、こういう古典文学に触れるのもいいかも、と思わせてくれた作品でありました。
2010年07月18日
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朝、目が覚めたら、むかし好きだったひとから、着信が残っていた。着信履歴は、朝の5:57分。すぐ切れてるところをみると、どっかのボタンを押した拍子にまちがって発信しちゃったんだろう。そういえば、このひとと電話で話したの、いつが最後だったかなぁ。わたしの恋心は時を経て、たまーに、メールをするくらいの友達に納まった。***『きょうの朝、誤発信してたでしょ?』昼休みに、メールを打つ。若い頃は、これだけの文章を打つのにも、考えて考えて、すごくすごく時間がかかった。いま、こうやって友達でいられるということは、かえってよかったのかもしれない。即レスが来る。『ごめんなさい、朝、目覚ましかけてて押しちゃって(汗)』返事もこんなかんじ。『ゲンキなら何より。夏本番、カラダに気をつけてね』それだけ、書いて送る。***若い頃に好きだったひとが、今もしあわせでいてくれれば、と思う。わたしの知らない街で、一所懸命にシゴトして、いいパパでいてくれたら、と思う。そしてたまに、こんなふうに偶然に、ちょっとだけ甘やかな気持ちを連れてきてくれたら、と思う。おりしも梅雨明け。今年も、夏がはじまる。☆少し前に書いた恋愛のエッセイが入選して本に収録していただきました。本屋さん等で見かけたら、ちらっと読んでいただければ☆↓『もののあはれ恋物語 2』/文芸社 もののあはれ恋物語(2)価格:円(税込、送料込)
2010年07月17日
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スタート価格:円(税込、送料込)タイトル通り、「はじまり」をテーマにした短編集。新進気鋭の作家さん達の新作短編が文庫でチェックできる、っていうのは、確かにうれしいのかもしれないなぁ。しかし、文庫のボリュームで19作品も詰め込まれているので、味わう間もなく、はい次、っていう感は否めない。あるいは、長い文章はちょっと、っていう人も、肩肘張らずに読めるってことですかね。ここでいいなぁと思った作家さんの長編を読んでみるためにアタリをつけるのもよし。比較対象が多く、自分の好みが割とはっきりとわかるので、傾向を?むのには役立ちそうです。ちなみに私は街の記憶(三崎亜記)、おしるこ(中島京子)、とっぴんぱらりのぷう(朝倉かすみ)あたりがおもしろかったです。
2010年07月17日
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世間はもうすぐ夏休み、ですが、私もお子たちと同じく夏の課題に取り組むことに。いわば、自由研究みたいなもんです。たくさん読んで、たくさん詠んで。ゼロからのスタートも、また楽し。
2010年07月16日
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いいんだか悪価格:円(税込、送料込)林真理子のエッセイ集を読む。職場の昼休みとか、バスの中とか、細切れの時間には小説よりもエッセイのほうが向いているので、空き時間を使って読破。林真理子は好き嫌いが分かれそうだけど、やっぱり女性心理を描くの、うまいなぁ。しかし女のひとは、めんどうだなぁ。なんて、いまさらですが。特別、大ファンというわけではないけれど、新刊が出たらやっぱりチェックしたくなる作家さんのひとりです。さらっと読み上げてしまえるのもエッセイのいいところ。このあと宮部みゆきの小説に入ります。話がわかんなくなるから、基本、私は本を平行して読みません。何冊も同時進行で読んでる人はすごいよねぇ。
2010年07月16日
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鉄の価格:円(税込、送料込)NHKの土曜21時の社会派ドラマの枠で小池徹平くん主演で今月から始まった「鉄の骨」。はじめはラブリーな徹平くんが出るんだぁ、と思ってミーハーな気分で何気なく観てたんですが、意外にストーリーがしっかりしてて面白く、こりゃ原作から読むか、ってことで。談合をテーマにした重厚なストーリーですが、背景は詳しくわからなくとも、それぞれの登場人物が魅力的で一気に読めちゃいます。なかなか骨太で期待を裏切らないかんじでよかった。ドラマはまた少し内容も違うようなので、こちらも期待。ひとつは、私の小説の趣向が変わってきたことも大きいかも。現実的なものは地に足がついていて面白い、と感じるようになった今日この頃。池井戸潤、他の作品も読んでみるかな。
2010年07月14日
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真昼なのに昏価格:円(税込、送料込)若い、ちょっと本を読むオンナノコならおおかた、好きなんじゃないかと思われる作家、江國香織。音楽でいえば、ドリカムみたいな、ブランドでいえば、miumiu みたいな、お菓子でいえば、ポッキーみたいな、うつくしく口当たりのよい、安心できる世界観。テーマは、人妻・美弥子さんと外国人・ジョーンズさんとの不倫。いや、このひとにかかれば不倫も甘やかな婚外恋愛ですよ。でもね、なんていうんだろ、江國香織の描く世界はあいかわらず素敵なんだけれども、それを素敵だなと思う感覚を、私は、手放してしまったのだなと思った。江國作品の持つ、上質な手触り感とか品とか、そういうものを否定するつもりはないし、それは今作品にも健在だったのだが、あまりにもさらっと読めてしまった自分がいたのもまた、事実。人は変わってゆくし、変わってゆかなければならないし。***参院選の選挙速報をテレビで見る。かつて一緒にお仕事をしていた人たちが伝える、選挙速報。これもまた、いいとか悪いとかではなく、時間が経ったのだと思う。台風と選挙は祭りであるといふ報道記者の腕章の揺る 柴田 香 (『水甕』2010.2月号 特選詠草欄より)
2010年07月11日
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光媒価格:円(税込、送料込)きょうはお休み。だんなも週休なので、遅めに起き、一緒に買出し(買い物とかショッピングではなく)にでかける。洗濯物の部屋干し用のサーキュレーターとPC用の扇風機をお買い上げ。商品比較検討のため、風に当たりすぎたらしく、後半ぐったりとなる。午後には自由の身となったため、ごろごろしながら読みたかった本を読む。道尾秀介『光媒の花』読破。今期の直木賞候補作品に4度目のエントリー中です。このひとの文章は緻密で読ませるので前から大好き。今回は6編からなる短編が独立しながらもうまくクロスしていて、読後感がよく、万人受けしそうなまとまりがあった1冊。ま、個人的にはもちょっと毒の効いたほうが好みではありますが。まだ若い新進気鋭の実力派。がんばれぇ。7月15日(木)直木賞の発表です。
2010年07月09日
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超訳ニーチェ価格:円(税込、送料込)『超訳 ニーチェの言葉』読んでます。おりしも、キャプテン長谷部も読んでいた、とニュースで取り上げられたばかり。たまには、こういう本もよいかも。哲学なんてわからなくてもさらさら読めるけど、行間、深いです。
2010年07月04日
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若き日のあなたは、かわいくて、ばかで、まっすぐで、もろくて、でもすごくきらきらしたオンナノコだったんだなぁとあらためて実感した、土曜の夜。そんな日々をかさねておとなになったいまのあなたが、遠く離れた街でどうぞしあわせでありますように。クマモトの空の下で、あたしも、磨きをかけて待ってますから。・・・それにしても、自分の文才のなさに辟易。こんな日記ならちゃちゃっと書けちゃうのに。肩肘、張りすぎでしょうか。
2010年07月03日
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昼間よりオーラ放ちて闇に浮かぶライトアップの夜桜の白新しき名札の五つ加はりて四月一日(ひとひ)の朝のはじまる一年の仕切り直しを許さるるがに始まりてゆく新年度職場より家まで五分さか道を下る途中で妻になりゆく(「水甕」7月号 特選詠草欄より)雨の月曜日、今月号の結社誌が届きました。さくらの綺麗な4月頃に詠んだ歌が、梅雨空の下、活字となるっていうこのタイムラグもまた、魅力なのかもしれません。「妻になりゆく」歌は、『詠草欄八首選』にも選んでいただきました。・・・そして、半月ほど前に課された課題はいまだ、手付かずのまま・・・。締め切りが迫らないと頑張れない、っていう元来の怠け者さ加減が伺えます。今週末までには、なんとか・・・。
2010年06月28日
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「綺麗すぎず、賢すぎず」が条件のシゴト三年(みととせ)われ全ふすすごいでしょ。大学を卒業して一番はじめに就いたシゴトは、こんな条件があったのだ、と契約が終わったあとにきいたことがありまして。そんなこというあなたはどんだけ、綺麗で賢いの?ってハナシですけど。まぁ実際、そうなんですよ。もうちょい綺麗だったり賢かったりしたら、もっと違う選択肢があるだろ、と俯瞰する立場になれば思えるわけで。で、この「すぎず」のサジ加減が、なかなか難しかったりして。なぁんてことをAKB48とモーニング娘。のプロモを観ながら考えてみたり、するわけなのでした。
2010年06月26日
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ああ君は不二家のピーチネクターのやうな女と云はれし朝(あした)うちのだんなは、仕事が休みの日には晩ご飯を作ってくれます。きょうのメニューはハンバーグ。で、ソースに不二家のピーチネクターを使うとのたまいましたので、嫁なる私は雨の中、ピーチネクターを買いに行ったのですが。・・・ないんですねぇ。近所のスーパー、ちょっと遠くのグロッサリー、コンビニ、と廻って4件目の生鮮系スーパーにて、パック入りのピーチネクターちゃんをみつけたときには、ちょっと感動。***以前、ここのブログでも書いたことがあるんですが、「カオりは飲み物にたとえると、『不二家・ピーチネクター』」とちょっとだけ憧れていた男の人に云われたことがありまして。そのときはあんまり嬉しくなかったけれど、いやいや、オトナになると意外とあなどれないなぁと思うわけですよ。久しぶりに飲んだピーチネクターは、思ったよりもさっぱりしてて美味しかったし。というわけで、ピーチネクターの歌、詠んでみました。ちなみにだんなのハンバーグにはピーチネクター・白ワイン・酒・みりん・醤油を合わせたソースとなって登場。これまた意外に美味でございました♪
2010年06月21日
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かの人もこころの人となりたもう齢積むとはこういうことか/三枝昴之(『短歌』2010.6月号より)「こころの人」とは、言い得て妙だなぁと思う。もう二度と、逢えないひと。私の年齢では実感としてわからないけど、両親も伴侶も友人たちもみんな、順を追って「こころの人」になっていくとしたら。歳を、かさねるごとに。生きていても、会わない人。生きていても、会えない人。そして、この世から去っても、「こころの人」として息づいている人。***1年ほど前から短歌の勉強会に通っている。月に2回、60代から80代の諸先輩方と一緒に歌を学んでいる。「もう30を越えたし年とったわ」なんて思ってたら、ちゃんちゃらおかしいことばっかりなのだ。「あなたは若いし、まだまだこれからよ」と言われると、若くてまだまだこれからのような気になってくるから、まぁ不思議。年を重ねてもなお、学び続けようという気概のあるおじいちゃまおばあちゃま達の感性はとてもみずみずしく、いつもすごく刺激を受ける。そして、がんばんなくちゃな、と思うのだ。
2010年06月18日
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