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ともかく、内容の深さ、正確性を旨として投稿に努めますので、よろしくお願いいたします。
「ベントレー」と聞いて、どのようなイメージをお持ちですか?
同じ英国車ながら、アストンマーチンの伝統とエレガンスさより、米国市場を意識した押しの強いプレミアム感を感じています。
個人的には、お隣りやお向かいがコンチネンタルGTやフライングスパーを所有され、乗せてもらったこともあるので比較的身近に感じていますが、まだ自身では一度も所有したことはありません。今後、歳を重ねるにつれ、どのようなクルマに乗るのか、思わぬ展開があるかも知れません。
そこで、フェラーリでお世話になってきた担当セールスの方がベントレー担当に変わられた機会に、最新モデルの「ニュー コンチネンタル GT スピード」を試乗してきました。
ベントレーでは最もスポーツ性の高い最強モデルです。
場所はコーンズ大阪の神戸ショールームです。
阪神高速神戸線京橋ランプを降りた海岸通りから左折したホテルオークラへの進入路沿いにあります。
4ドア、4灯の「フライング スパー スピード」に加えて、「ニューコンチネンタル GT スピード」のクーペとオープンが2台ずつ展示され、試乗のほか、内外装の組み合わせを比較することができました。
外装色は最近はやりのクレヨンカラーもあり、基本色7色に新色を加えると80色以上から選択できます。さすがに多彩です。
また、内装はレザーがメインカラー15色、セカンドリーカラー11色などから選べるほか、パネル素材、ステッチ、パイピングなど幅広い選択肢が用意されています。
オプションを選ぶというより、自分だけのカスタマイズを楽しめる感覚です。
大別すると、ラグジャリーカーとして優雅なイメージにまとめるか、ハイパーフォーマンスカーとしてスパルタンなイメージにまとめるか、どちらでも対応できそうです。
内装や装備も奇抜なギミックが後述のように色々用意
されていて、ロールスロイスの有名なスターダスト・ヘッドライナー(LEDで星空のように輝く天井)を思い出しました。
ベースの車両価格は3,900万円ほどですが、やはりオプションもあるので5,000万円前後の予算を考えておいたほうがよさそうです。リセールバリューを考えると、オプションは慎重に検討したいところです。
このクラスになると、そんなことには全く頓着せず、他人とは違う個性を追求される方もいらっしゃいますが・・・。

LEDヘッドライトも旧型の丸形4灯から印象が変わりました。
オープンルーフの頑丈さは定評があります。高速走行時のバタツキなどとは無縁です。
前面の押し出しは比較的おとなしい印象でした。最近のアストンマーチンDBSのほうがエグイくらいかも知れません。
全長4.90m、全幅1.96m、全高1.40m、重量2,459kgの堂々たる体躯に高性能エンジンの組み合わせで
、アストン・マーチンやロールスロイスとも異なる 唯一無二のカテゴリー
を築き上げています。
最近他車でも軒並み巨大化しているエアインテークをセンターグリルの幅に収めていて、オイルクーラーなどフロントスポイラーへの取り込み方も巧みと感じました。
4L V8 ツインターボの「ウルトラ・パーフォーマンス・ハイブリット」エンジンを搭載。
782ps、1,000Nm(モーターのみで190ps、450Nm)で最高速度335km/h、0→100km/h3.2秒
殆どの方は意外な高性能に驚くでしょう。乗ってみても軽快な感じで大きさや重さはあまり感じません。
リアもよりスポーティになった印象です。アストンマーチンに似てきました。
ドアを開けると、そこはまさにベントレー・ワールド!
メーターナセルなど、どことなくアメ車レジェンドの香りがします。
ステアリングのデザインはおとなしめ。
ロールスロイスから離れて、現在はフォルクスワーゲングループの一員なので、ドイツ車由来かも知れません。
センターコンソール上部はナビなど使わない時はピアノブラックなどの通常パネルになります。
電子パネルですが、アナログメーターの印象も再現しています。


センターコンソールの上部はギミックのように回転して、写真の3連補助メーターや電子パネル(次の写真)、ピアノブラック(4枚上の写真)に早変わりします。
LEDタッチパネルですが、各々のアイコンが独立しているので、誤操作が少なく使いやすそうでした。
一つのアイコンで何通りもの機能を兼用する複合操作タイプや、機能選択を直接手でタッチせずに→アイコンでするようなタイプはストレスが溜まるので、避けたいところです。
ナビデータはコネクティッド・サービスでワイヤレス更新されるとのことで、フェラーリ以上です。
しっかり作られたリアシート。フロントシートを前に寄せる余裕が大きいので、2+2よりは広く使えそうです。
22インチ
のホイールと巨大なフロントディスクブレーキに驚きました。ディスク径やキャリパーの長さはフェラーリに負けません。
センターキャップが回転し、常にまっすぐ立っているギミックもあります。
ホイールベースはさすがに3.93m
ありますが、 全輪操舵システム
の採用で試乗中にステアリングを急な車線変更のように左右に振り回しましたが回頭性がよく、長さを感じさせませんでした。日常の買い物に使う方は少ないかも知れませんが、街中の縦列駐車も楽でしょう。
担当セールスによると、因みに4ドアセダンは全輪操舵角がさらに大きいそうです。
試乗では ドライブモードを「スポーツ」、「ベントレー」、「コンフォート」の3段階
に切り替えて比較しましたが、エキゾーストサウンドやダンバーの設定がうまく組み合わされた印象です。
「ベントレーモード」は常用に耐えるチューニングで街中や高速に幅広く対応できそうでした。
「コンフォートモード」のしとやか感はロールスロイス並みでしょうか。
「スポーツモード」で踏み込んだ時は豪快な加速感もさることながら、 アクティブ4WD
がよく効いて操安性にも不安は感じませんでした。
ゴルフバック2個も楽々収容可能なゆとりのトランク。容量は260Lあるそうです。開閉は電動。
このラグジャリーな雰囲気はたまりません。
白の外装色ともよく合います。
内外装を白基調でまとめると、ホイールはダイヤモンドカットデザインが似合います。

シニアカップルで高原ドライブなど、夢が広がりそうです。
この優雅さはアストンマーチンと甲乙つけがたいです。
ビジネスライクな内装も選択できます。細部まで丁寧に仕上げたクラフトマンシップを感じさせる定評の完成度。ロールスロイス、ベントレー、アストンマーチンはベンツ、BMW、フェラーリなど他車に比べて一段レベルが高いです。

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