ある障害者の独り言

ある障害者の独り言

プリンターについて


こうなってくると問題になるのが、交換インクカートリッジのコストだ。6980円や7980円で写真印刷可能なんて機種が、電気屋の店頭やネットショップ等で売られている。こういう機種のカートリッジは、大抵黒とカラーに分かれていて、両方換えると5~6000円以上かかる事もざらだ。普通に考えると、新品の時に付いていたカートリッジは、一体いくらなの?と言う素朴な疑問にぶち当たる。カートリッジを買うくらいなら、新品を買った方が良いなんて場合も、レックスマークやブラザー、たまにヒューレット・パッカードの安売り機種では起こる。
私はヒューレット・パッカードのファンで、10年前からもう5台も使い続けている。顔料インクの黒の印字は、エプソンやキャノンでは絶対に味わえなかった。最近は、両社とも顔料インクの機種を出してきたが。前面給排紙や自動両面印刷など、私がこれが好きで使ってきた機能が、ようやく世に認められたようで、両社も同じ機能を持つ機種を出して来た。
ヒューレッド・パッカードの悩みと言えば、インクカートリッジが高い事。私はキャノンのピクサスも持っていて、どちらも使うので分かるのだが、冷静に考えれば、インクの量が多くて長持ちするし、単色を全部変えたとしたら、そんなにコストパフォーマンスは変わらないのだが、現実に財布から出て行くお金を見ると、やはり大多数の人は考えてしまう。電気屋に行っても同じ説明を受ける。
そこで最近は、詰め替えインクを使うようになった。1回当たり数百円で済むので、私にとってはまさに福音だった。手が汚れる事を除けば。しかし、ヒューレット・パッカードも最近、カートリッジに内蔵されているICチップに、使用期限を付けると言う対抗策を出して来た。これは実は以前からあった事なのだが、最近は期限が1年ぐらいに短縮されたようだ。ヒューレッド・パッカードの黒インクの大は、容量がやたら多くて、ビジネス用途でもない限り、1年近く持ってしまう。下手をすると使い切らないうちに期限切れ、何て事にもなりかねない。
カートリッジにヘッドが内蔵されているため、長期不使用でヘッドが詰まっても、カートリッジを替えればOK、と言う利点も世間ではあまり知られていない、ヒューレッド・パッカードの長所だが、最近の使用期限の短縮はちょっといただけない。容量の少ない安いタイプのカートリッジを買って、詰め替えをマメにするしか対抗策は無いようです。


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