そふぉの彼方へ

そふぉの彼方へ

義三じいちゃん


血が繋がっていないおじいちゃん。。
祖父は本当の祖父ではないのだけど、小さい頃から良く遊んでもらっていたし、私は本当の祖父だと思って接してきたので、なんだか辛かったです。
おじいちゃんが「もうおじいちゃん終わりや」と言われた時には
「何言ってるの!また元気になっておしいもの一緒に食べよう!」と言いましたが、辛かったです。
大酒のみで、子供の私にも容赦無く、子供心で喧嘩とか売ってきます。
42歳で祖母と結婚し、私が産まれたので私に「お父さん」と言ってくれ!と良く言われました。
私は子供心に胸が辛くなったのを覚えています。
わがままでおじいちゃんらしくないそんなおじいちゃんが大好きでした。
一緒にお酒を飲んだりできるようになってたのしかった。
子供の頃は良く一緒にプールで遊んでくれた。

血の繋がっていないということを母親はどう思っていたのだろう?
私が幼稚園の時に母親とお風呂に入っている時に母は私に言いました。
「あのおじいちゃんは血が繋がっていなから、わがままを言ってはいけない」
どう言う意味なんだろう?と思った.
わがままと言うのは、懐く?ということなのだろうか?
それから、ちょっと距離を置くようになった。
今、母親には言える。そう言う事は子供に言うべきじゃない。。と。。
おじいちゃんが死んだ時も母は「関係無い。」と言いました。
「お母さんがそう思うのは勝手だけど、それを子供に強要しないで!」
そんなことも言えるようになっている私がいた。
死んでも、生きていた時も、私のおじいちゃんはおじいちゃん。
いつでも遊びにおいで!と言ってくれる。
なのに、おばあちゃんは「来るな!」と言う。。
血筋がおかしい?祖母も母も私もなのか?

普通の家族に生まれたかった・・。といつも思っていたけど。
そしたら、あのおじいちゃんには出会えなかった。。
そう思うと、今のままで良い、、とも思えるようになった。


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