《　幸せのひろいかた　》　フェルトアート・カントリー木工　by　WOODYPAPA

駄歌凡歌(1～100）

君が手を　そっとのばして　来た時に　すぐに握れる　ここにいるから

言葉でなく　目と目があった　それだけで　ほっとやすらぐ　この距離がいい

怒ってる？　君のほっぺを　想いつつ　ごめんなさいと　言える幸せ

懐かしく　２２歳の別れ　聴いている　ほんとはつらい　思い出あるのに

幅広く　心の歌を　詠みたいのに　失恋の歌は　今はやめてよ

今どこに　きっと焦って　いるだろう　待たされるのも　浮いた気分で

願い事　ほしいものなど　ないけれど　無くなって欲しい　ことならばある

世界中　みんな幸せに　なって欲しい　私をふった　あの人もまた

結婚を　後押ししていた　支配欲　気がついてみれば　支配されてて

裏切りは　信じたことに　訪れる　疑うことを　怠けていたのか

（１１～２０）

人は神に　使命授かり　生まれ来る　他の人との　違いの中で

人の目と　神の目どちらを　恐れるか　自らに問え　良心の声

明日におびえ　昨日を悔やむ　らせん道　信じてごらん　今日の喜び

何事も　いつか終わりは　来るものよ　悔しかったり　可笑しかったり

ひたむきに　歩き続けて　日が暮れて　ふと気がつけば　また同じ道

ぱらぱらと　崩れ続ける　砂の城　いっそすべてを　のみこめ荒波

何もかも　欲しがる人は　何も得ず　全てを捨てた　人のみぞ知る

苦しみは　笑ってしまおう　そのうちに　時がなんとか　してくれるから

新しき　事の嬉しさ　薄れるも　尚糧とする　新しき夢

神なんて　いるかどうかは　わからない　神の力は　あればいいけど

（２１～３０）

足裏に　人それぞれの　歴史あり　涙の河を　渡ったことも

変わり行く　己の枝ぶり　ゆっくりと　力でたわめば　心折るかも

忘れよう　自分に都合の　悪いこと　無かったことに　すれば青空

今日喰った　飯が明日も　食えればいい　叶うかぎりの　夢は小さく

悪口は　言いたくはなし　嘘も嫌　そいつの話は　しないに限る

ちょっぴりの　希望の炎　灯すもの　年末ジャンボと　新しい恋

人生は　思い通りに　いかぬもの　良き事悪し事　どうでもいい事

何もかも　君の全てを　愛してる　君の隠して　おきたい事も

目を伏せて　頭抱えて　ひざまずき　通り過ぎよと　祈ればいいかな

井の中の　かわず大海　知らずとも　空の青さは　誰よりも知る

（３１～４０）

二十歳から　三十年で　ここに来た　三十年で　そこに行くのか

今見てた　夢を必死に　思い出す　自分探しの　それも手がかり

何探す　自分という名の　モニュメント　発掘をする　考古学者

数々の　恥ずかしきこと　若き日よ　失敗の跡　今は宝よ

新しい　事を覚える　楽しさは　ボクも知ってた　若い頃なら

振り向くと　顔が赤らむ　こともあり　ちょっと変えよう　自分の立ち位地

あの頃は　見えてなかった　分かれ道　ため息付かずに　見れるのはいつ

思うように　事が運ばぬ　つらい日は　神が休めと　言っているのさ

空腹を　楽しめるのが　第一歩　腹が減っても　すぐに食べるな

君の事　めちゃめちゃスキと　いうこころ　今は言えない　長い楽しみ

（４１～５０）

こんな日は　「よろしく哀愁」　くちずさむ　"会えない時間が　愛育てるのさ～♪"

幸せの　脳内ホルモン　駆け巡る　君の笑顔を　思い浮かべて

悲しくて　怒って悩んで　苛立って　喜んでるのは　すべて脳なり

愛される　ことを求めて　暮らすより　愛することに　生きる喜び

おじさんの　恋は炎を　上げられず　炭火のごとく　愛し続ける

良かったと　思えることの　あった日は　少しだけれど　心が伸びた

忘れよう　嫌な記憶は　ポイポイと　失くしたことが　何か不都合？

願い事　叶えてくれる　魔法など無い　少しずつでも　近づく幸せ

生きていて　良かったんだと　思える日　きっと来るから　すぐに来るから

過去の日の　採点をする　愚かさよ　これでいいんだ　すべて正解

（５１～６０）

君のすべてを　なにがあっても　受け止める　決心したから　運命の人

この距離を　守っていけば　いいんだよ　この幸せを　崩すな欲望

なぜこんな　辛い思いを　させられる　きっと解るさ　十年経てば

怒るより　この理不尽を　疑おう　神が私を　試してるかも

出来ること　だけをやってりゃ　いいじゃない　見栄を張っても　傷つくのは自分

君がそこに　いるってことが　幸せだ　問題は無い　棚上げすれば

とりあえず　決めてしまおう　簡単に　後悔しないと　約束したから

正しいと　思える決断　できるのも　それなりに学んだ　数々の失敗

痩せるほど　アドレナリンが　駆け巡る　自分らしいか　らしからぬのか

今日もまた　笑ってもらえる　ドジ話　だけど誰にも　話せないよこれは

（６１～７０）

疲れては　ないのだけれど　まぼろしを　愛してしまった　オリビア聴いて

たすけてと　君が呼ぶのを　待っている　君のピンチは　僕のチャンスだ

会えぬ日の　恋の行方に　気をもんで　いったい何に　嫉妬している

この先に　待つ誰かより　君のこと　知っているなら　許せるのかも

教会の　花嫁奪って　いく夢を　見て目がさめる　汗ぐっしょりと

眠られぬ　夜のむこうに　君がいて　握りしめたる　左手熱く

この指で　かたくななる凝り　ほぐせれば　ゆるめ体よ　溶けろこころよ

このままで　いいんだからと　言い聞かせ　手綱をしめる　欲望という馬

はしゃぎすぎの　僕の心を　たしなめて　無視しておくれ　八月の風

この夏は　練馬が日本　一となり　忘れられない　アツき日々なり

（７１～８０）

同じ空の　下だけどこの　デイスタンス　それぞれの地の　それぞれの人

どちらから？　訊かれてかえす　説明に　なかなか通じぬ　新座の知名度

テディベア　ミュージアムの　館長と　紹介されし　輝く青年

若夫婦　幼き子三人　引き連れて　クマ好きの仲間　何故かハマショウ

森のステージ　歌姫の声　心地よく　１/ｆのゆらぎに　しみわたる風

運命が　すこし味方をしてくれれば　この娘もきっと　浜崎あゆみ

子供らが　喜ぶのなら　それでよし　お嫁に行った　ままごとキッチン

ひさかたに　まみえし君の　まばゆさに　そしらぬふりで　心ときめく　

我は今　幸せゆえに　欲望よ　暴れたまうな　永久（とわ）に静まれ

君がいて　君が話して　君が笑う　気持ちいいんだ　そのままの君

（８１～９０）

《義父の足裏もみながら-特別養護老人ホーム編》

痛ければ　痛いと言って　いいんだよ　我慢などもう　しなくていいから

老化だよ　病気じゃないから　治らない　あるがままに　受け止めておくれ

いつの時も　笑顔で仕事を　する君は　教わったのか　持ち前なのか

車椅子で　自由にフロア　移る人　元気でいいねと　視線うらやましく

遠足に　行って来ましたと　写真展　思い出作りの　最後になるやも

園の庭　流しそうめん　囲む人　猛暑の夏も　風はそよいで

いじわるを　しているのでは　ないのだよ　自分でできる　ことは自分で

生来の　性（さが）はついに　改まらず　流動食を　貪り食う人

決められた　毎日をただ　やり過ごす　欲を捨てれば　それも幸せ

そのときは　良かったんだから　いいじゃない　決着つかない　過去を仕分けて

（９１～１００）

正直に　生きていこうよ　神様が　みんな用意を　してくれたこと

今生きる　これから生きる　死ぬるまで　過ぎ去りしこと　消え去るさだめ

偶然が　ころがり出でて　ここにある　ああよかったと　思える必然に

すこしでも　うまくいったら　褒めるんだ　数字なんかに　あらわれなくとも

見返りを　求めないから　報われる　本当の愛を　続けたいから

ありのままの　君のすべてを　受け容れたい　変わって欲しい　ことなどないから

本当は　もっとできたと　悔やむとき　できた分だけ　喜べばいい

大丈夫　今のままでも　大丈夫　鏡をごらん　笑ってごらん

病んでみて　解ったことも　多くあり　良かったと思う　人生になり

生きている　ことに感謝が　できるなら　世界のすべてを　許すことかも

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