人間50年

人間50年

白虎~5歳10ヶ月まで


めばえ教室の体験教室が大手スーパーにて行われていた。
知能因子を調べることができるというのでやらせてみる。
少なからず色々と試していたので期待。が、期待は裏切られる。(数値は母の部屋=白虎の資料棚)
この出来事により私と白虎の生活が一変する。
英語教育から知能教育へと私の方向が変わる。

●3歳11ヶ月
「めばえ教室」と言う教室を、この時点で良くわかっていない。
この頃は幼児教室などというものがあること事態、知っていたかどうか疑問である。
知能因子検査というのは、要するに知能検査だ。よってIQ(知能指数)が出る。
「ショックを与えてしまうから数値は見せない」らしい。(高ければ教えてくれるようだ)
「知能因子を調べます」と誘い込み、低ければ「あなたのお子様はこの数値、今伸ばしてあげなくては大変よ」。
高ければ「もっと高く伸ばしてあげましょう」と入室へと促すのだろう。
白虎の検査結果を渡された時「あなたのお子さんの数値が悪いのは、親の接し方が悪かった為では?」と言外にそのにおいをぷんぷんさせていた。
更に「このままでは白虎ちゃんが勿体無い!是非入室を!!」と畳み掛けるように言われ、心配になるよりも頭にきた私。
私と白虎の関係を馬鹿にしてない?この人!!
来年の知能因子検査では高数値を出してやるぞ(今思えば出そうと思って出せるものなのか不明だ)
絶対見返してやる!!リベンジ決意。

付け焼刃の知能教育が始まった。
私はと言えば、朝は皆が寝ているうちに起き出し、夜は子供と一緒に就寝という生活に変わる。
ネットで「幼児教育」「早期教育」「英才教育」「知能教育」を検索。
見つけたページを参考に「書籍・教材・教育法」など毎朝検索しまくる。
図書館の検索でテーマを「教育」や「知能」「天才」「英才」などと入れると沢山出てくる。
借りてきては読みふける。
このように幼児教育の深みにはまっていった。
見出しをつけるとしたら「怒涛の快進撃 始まる」といったところ。
今までは、気に入ってくれればいいや、とタラタラやっていた感のある取組みも、「さあ、やるよ!」と気合が入る。
目的や動機は不純だが、結果的に子供が楽しく能力を上げてくれればいい。
今まで遅々とした取組みしかしていなかった自分に、渇を入れるための一つの口実だと頭の片隅で認識している自分がいる。

めばえの先生に「ひらがなはまだ読めないわよねぇ」と言われたので慌てて教えはじめた。
ひらがな表とカタカナ表をエクセルで作り、上下並べて壁に貼った。
指で指しながら読んであげる。
ひらがなが読めるようになるとそれに対応した位置にあるカタカナも同時に覚えた。
その法則性によく気が付いたなぁと感心しつつ、そんな覚え方で良いのか?とも。
また、めばえの先生に「英語よりもまず日本語を」と言われた訳でもないが、三石由起子著「天才児を創る」を読んで日本語(漢字)を教えることに。
食べ物で何とかなるのなら、と藁をもつかむ思いで良質のレシチンを求めネットオークション上をさまよう。
量、質、信頼できそうなものを見つけ購入。
以来、我が家のふりかけは大豆レシチン。

●4歳0ヶ月 
クリスマスには、二人に「学研ニューブロック・トーマス」をプレゼント。
宅急便で届いたのを目撃しているので「サンタさんが自分でこれないから宅配で届けてくれたんだよ」と説明。
今後届けてもらう時は、時間帯も考慮せねばならない。

玩具は、組み立てたり、形を変えたり、というものを選ぶようにする。
学習の導入として、七田のプリント教材(ずけいあそび、つみきプリント、プリントA、右脳あそび、せんがきプリント)を購入。
全て、青龍の為にコピーをとる。
これに少し時間がかかり、すぐには始められなかった。

●4歳1ヶ月
七田チャイルドアカデミーへの入室も考えたが、場所が遠いので通信制保育プログラムを申し込む。
このプログラムは最初に田中B式知能検査を受ける。
親がタイムを計っての記述式。
「数の弁別」「大小弁別」「立方体分析」「欠所発見」「類似判断」の5項目。
小学生の時にやらされた知能検査と似ている。
結果は評価段階“優”。
「良い成績です」と評価されたが、誰でもこの程度できるんじゃないの?
めばえの検査以降2ヶ月しかたっていない。
試験内容が違う為か?それとも、今までインプットしたものがアウトプットされてきたのか?

保育プログラムを始めてから「牛乳」を飲まないようにした。
今までは飲物と言えば牛乳(低脂肪乳)だったので、玄武に「極端だ」と避難される(笑)

運筆力をつける為に、手始めに「せんがきプリント」
プリント類は朝食が終わって、少し遊んで10時頃から始める。
指示通りさせようと思うものの、私が見てもあまり面白くないものは飛ばす。
数日後「たのしいめいろ」と「ずけいあそび1」も追加。
数日後「リコータッチエース」石井式の教材からもじとかずのプリントも追加。
数日後「つみきプリント」を追加。
積み木は、始め陰に隠れている部分がわからなかったが、一度の説明で理解。
もしかしたら賢い?(笑)
数日後「右脳プリント」追加。
一日10枚~15枚を楽しくやっている。
(「もっとやりたい」と言ってもやめさせる余裕があった 笑)
七田の「妙妙板」が欲しかったが、ちょっと高価なので、公文の「タングラム」を購入。遊び始める。

~七田、保育プログラムの中の発達検査ブックから~
野球のボールを2~4メートル投げる。
とんで前後左右に移動できる
40センチの高さのゴムひもを飛び越える
立ち幅とびで70~80センチとぶ
前屈をしてひざを曲げずに足首にさわる
足を押さえると腹筋の運動ができる(手を使っても良い)
ボールを投げたり、受けたりできる
前転が2回ぐらい連続してできる
補助をしてブリッジができる
多くの図形の中から同じ図形を見つける
はさみでいろいろな形を切ることができる
2つのものの大小・多少を、見て直感的にわかる
色の名前が10以上わかる
順列のルールがわかる(○△□○△□…)
積んである積み木のかずがわかる(隠れているのも)
何時(12時、3時、5時など)がわかる
似た図形の違いを見つけることができる(六角形と八角形)
2つのものの違いがわかる(卵と石、木の板とガラスなど)
家族の名前を言うことができる
体の部分を細かく言う(まつ毛、まぶた、耳たぶ…)
ひらがながほとんどわかる
5までの数の対応がわかる
「~するもの」と聞いてつ以上言う(書くもの-クレヨン・鉛筆・マジック)
鳥、果物などの種類の名前を5つ以上言う事ができる)
短いストーリーの流れが理解できる(例:ももたろう)
交通ルールがわかる
一つのことに集中して取り組む
じゃんけんのルールがわかる
日常生活の中できちんと挨拶ができる
自分の家族構成がわかる(父・母・兄・私)
遊んだ後の片づけを協力し合ってできる
人のものを壊した時、きちんと謝ることができる
絵カードを取ることができる
本やチラシからわかる文字を探し出す
すべてのひらがなを正しく取る
30文字以上、読むことができる
「め」と「ぬ」など似た文字がわかる
2~4文字の単語を読むことができる
カタカナを半分くらい読むことができる

●4歳2ヶ月
【英語】現段階で英語と日本語が違うということを理解。
    発音は非常にナチュラル。
    英語圏の4歳児対応の問題を8割は理解。(要するに問題を英語で聞き取れる)
【読み】ひらがな かたかなの濁点 促音 ほぼ読める。
【書き】数字は書くが、まだまだ。もじはまだ書けず。
【かず】入浴時、数字を100まで読む。
    何も見ずに20まで言えるように。10からの逆唱もできるように。
【音感教育】Lesson10のうち4あたりをうろうろ
【大量入力】覚えるのも早ければ、忘れるのも早い。
      この段階で覚えているのは車と国旗ぐらい。

毎晩夜寝る前に絵本の読み聞かせ。5冊ぐらいは軽く読まされる。
(昼間も引っ張り出してきては読まされる)
私の体調が悪く読めない時は、読んで欲しいと泣く。
ちょっと遅いと思ったが「プリントA」をやり始める。
楽しく簡単なプリントなので意欲的。
「もっと」と言う要求に応えてかなりのハイペース。
七田の保育プログラムで「写真記憶カード」というものが一緒についていた。
カードを瞬間見て覚えるものだが、あまり面白くなさそう。

~発達検査ブック(4~6歳)~
少し長い距離でも走る
同じ種類に分ける(みかんとりんご・うさぎと牛など)
ブロックで形あるもの(家など)を作ることができる
20~1までの数唱ができる
カタカナをすべて読むことができる
濁音・半濁音がすべてわかる

●4歳3ヶ月 
プリントを順調にこなす。
1日10枚程度。多い時は15枚。
他の七田のプリントを終わらせてから、プリントAに取り組む。
これは簡単で楽しいので、息抜きプリントという感。
数字が上手に書けるようになった。
ひらがなも書き始めるが、書き順が滅茶苦茶なので注意。すると怒る。
どうして順番通りに書かなくてはいけないのか不満らしい。
「は」と「わ」の読みを時々間違える。

~発達検査ブック(4~6歳)~
粘土でにんじん・うさぎなどを作る
お手本の通り、簡単な図形を描く
「ピョンピョン」「てくてく」など正しく使う
品物と名と用途を10個以上言う(掃除機・時計・茶碗など)
優しいなぞなぞ遊びができる(「冷たくて白いものなあに?」)
反対語が10以上わかる
自分の家の住所をきちんと言う事ができる
かるた取りができる(できれば読み手も)
100までの数唱ができる
1分間に言葉(単語)を20以上言う事ができる(魚、青い…)
すごろくやかるたなど、皆で遊ぶことができる

●4歳4ヶ月 
公立幼稚園 入園。
国立・私立の幼稚園も考えたが「どこの幼稚園も同じ」という近所の人の言葉に「都内と違って地方だし、そういうものかも知れないな」と安易に近所の園に入れてしまった。(後に後悔・・・)
親と離れる事に抵抗があるか不安だったが、いたって淡白。杞憂であった。

【英語】普通の会話に英単語がちらほら聞かれる。
【読み】ひらがな かたかな 濁点 促音 拗音が読める。
【書き】数字は書けるように。文字をそろそろ書き出す。
【かず】10までの数の合成が可
【音感教育】Lesson10のうち4でストップ・・・。
【大量入力】七田の歴史人物カードをちょこちょこ

「医学部ラクラク一発合格法」「5歳からでも間に合う英才教育」を購入。
読後、公文の入室を考える。
子どもの現時点での発達具合が気になりだす。

ネットオークションにて3cm積み木を購入。
DWEメインプログラムを購入。

七田の保育プログラムに「リンク法のカード」がついてきた。
カードが少ないので、ネットにてクリップアートをダウンロード。
数十枚のオリジナルカードを作る。
リンク法の方が白虎には取り組みやすいようだ。

~発達検査ブック(4~6歳)~
ハサミとのりを使って工作ができる
経験したことを絵に描く(絵日記など)
幼稚園・保育園の名前、先生の名前を言う事ができる

●4歳5ヶ月
「プリントA」終了。
七田「プリントB」開始。
公文の体験学習に参加。気に入った様子。
当初は白虎だけの入室予定だったが青龍も「やりたい~!!」と泣くので仕方なく始める。
公文の「ずんずん教材」が楽しそうなので、似た教材の「せんがきプリント」はまだ半分以上残っていたが処分。
白虎、リンク法は15枚まで覚えられるように。(青龍には4枚でもちょっと難しい)
「~は」「~へ」の読み方を理解。
リンク法に使おうと思っていた絵カードを、神経衰弱のカードとして活躍し始める。(30枚ぐらいかな)
絵本の読み聞かせは、私が3冊~5冊、白虎が2冊(ひらがなだけの簡単なもの)を音読というペースに。
ももんがクラブのマックスコースを購入。

~発達検査ブック(4~6歳)~
促音・拗音・長音がわかる

●4歳6ヶ月
市内の「幼児教室」の無料体験教室に参加。
入室を考えてのことではなく、知能検査が受けたかっただけなのだが「とりあえず体験を」と勧められた。
無料に惹かれて、のこのこ出かける。
1998年生まれのクラスに入っての体験。
ニキーチンの積木や、3桁の数字の復唱とその逆唱。三角板で模様づくり等。
普通のクラスなのか、物足りなさを感じた。
幼児教室に通っている子が必ずしもお利巧さんなのではない、とわかり親にとっても良い経験だった。

公文の教室では、課題のプリントが終わると、シールをくれる。
シールがたまると、お楽しみ会でプレゼントがもらえるらしい。(全員もらえるのだが、ここはうまく誘導される)
その手法が気に入ったので、家でもプリントを終えたらシールを貼るようにした。
パソコンで台紙を作り、七田でシールを購入。
我が家ではお菓子を与えていなかったので、シールが貯まったら一つだけ何でも欲しいおやつを買ってあげるという決まりにした。

神経衰弱が大流行。絵カード40枚ぐらいで遊ぶ。
リンク法は20枚まで覚えられるように。

●4歳7ヶ月
隣市の「幼児教室」で知能検査を受ける。
体験をした教室は、会員にならないと検査が受けられないと断られたため。
「高いの反対は?」の質問に「いたか・・・」などと答えている白虎。
結果はちょっと遠いので郵便で通知してもらった。
一週間後に、結果が届く。
評価段階は“優”(詳しくは母の部屋=資料室におく)
結果表と共に「附属小受験 夏季講習」の申込書が入っていた。
白虎が検査結果どおり“優”なら附属小学校を視野に入れたほうが良いのではないか?と、ここに至り初めて「国立小受験」を視野に入れ具体的な方法を考え始める。
ちなみに周辺には公立校しかない。
(2004年度に私立の小学校もできたが、この時点ではまだ知らず)

ニキーチンの積み木を紙で作った。
課題もエクセルで作って与える。そっけなくクリア。手間をかけて作ったので喜んでいいのか悪いのか…。

学習ソフト「右脳キッズ」を購入。子供たちには不評。
オセロを購入。やり方を覚えるまでにしばらく時間がかかりそう。
七田の「反対語カード」を購入。寝る前に、絵本と一緒に見るように。
朝食と夕食前には公文のプリントという習慣が定着。

●4歳8ヶ月
市内の幼児教室の「特別講習」に参加。
年中児対応の「附属小学校受験対策講座」であるが、人見知り・大人ときちんと話ができるようになる為の対策として全部で5日間、通った。
隣市の幼児教室も内容は良さそうだったが、如何せん遠いので却下。
授業を受けて『家族』と言う言葉を知らなかったことが判明。
英語の歌ばかり聞かせていたが、童謡も重要だと教えられた。
高い買い物であったが得たことは大きく、まぁ許容範囲内。
私以外の人と話をするのが出来ないのではと思っていたのだが、きちんと受け答えし、先生たちからの評価は上々だった。

ネットで幼児知能教育教材「Kiddy Train」を見つけ三角板を利用。
課題をこなした後は図柄を私が作って挑戦させた。
ただの三角の板だが、しばらくこれで遊んでいたように記憶している。
七田の「暗唱文集 達人編」を購入。
七田のプリントが進まない。難しいのではなく、単にやらなくなっている。

●4歳9ヶ月
七田の通信制保育プログラムの半年間の受講が終了。延長なし。
最後に、それまでの取組みの成果を見たいと幼児用田中B式知能検査を再度受ける。
結果は「最優」。評価が甘いんじゃないかな・・・。
三石由起子著「天才児を創る」を読んで、POI作りの題材集めに「新すじみち学習43冊」をネットオークションで購入。
また、幼児認知発達研究所「Kid's IQ club」というホームページで無料のプリント教材を見つける。
リンクが貼ってあるところは出来る限りプリントアウトした。
紙芝居を図書館で借りてくるようになる。
読んで聞かせると、面白かったのか、真似をして紙芝居を作ってくれた。
まさしく模倣の時代だなぁと感心。
白虎、48ピースのジグソーパズルが出来るように。
青龍、ひらがなが少し読めるように。

●4歳10ヶ月
【英語】  滞り気味・・・。
【読み】  小学校1年生の教科書を読む。
【書き】  「~は」の使い方以外は書ける。
【かず】  10までの数の分解と合成は出来る。
【音感教育】Lesson10のうち4まで。時折1に戻って遊んだり。
【大量入力】滞り気味・・・。

紙芝居製作は話にまとまりを持ち始める。
最初はどうなることかと思った。
ばらばらに書いた絵を、重ねて、次々に出てくる絵にあわせてお話をつくっているというだけだったのだ。
一貫性、テーマ、起承転結もなにもない。
「枚数は5枚ぐらいが良いな」と促すと5枚に話を収めようと努力し始めた。
起承転結とまではいかないが、起承結ぐらいにまとまりを持ち始める。
しかし、裏にお話を書くまでには至らず。
ニキーチンの四角パズルを本を参考に手作り。
あっという間にクリア。結局30組ほど作った。
(どうしてもできない!と言うものはなかったように思う。)
公文の「数つみき」を購入。

~発達検査ブック(4~6歳)より~
ボールをつくこと(ドリブル)が2回以上連続してできる
折り紙で簡単なものを折る(かぶとなど)
いくつかの童謡を完全に歌う(3つ以上)
いろいろな助数詞がわかる(○個、○枚、○匹など…)
幼児語をほとんど使わずに話す
文の復唱が正しくできる(「僕の顔には目は2つ鼻が1つあります」など)
短いお話を読む

●4歳11ヶ月
紙芝居製作はいよいよ本格的に。
お話の順番通りに絵を並べてからお話を裏に書いていけば良いんだよ。と教えるとお話を書けるように。
これなら後々どんなおはなしを作ったのかがわかって良い。
紙芝居や書いた絵、プリントは穴を開けてしまうがファイルに閉じてある。
後に自分がどんな物を書いたのか見て楽しんでくれればいい。

「幼児知能開発問題集 迷路」を青龍のために購入。白虎もついでにやる。が、ただの迷路はやはり簡単すぎる。

再び「めばえ教室」の知能因子検査を受ける。
見事リベンジ成功!!これで一年やってきたことが報われた気がする。
教室の中にも入れてもらい教材を拝見。(随分と待遇が違う・・・)
「わかばコース」を終えた人でなくては入れない「あおばコース」の教材が興味深かった。
もちろん入室も勧められたが丁寧にお断り。
ついで、といった感じで青龍も検査を受ける。
こちらはアウトプットの時期ではないのか 思った程数値は高くない。
この一年、私はと言えば色んな本を読み、色んな教材を知り、ギルフォード知能構造なんて空で言えるぐらい眺めた。
子供たちはといえば、毎朝・毎晩のプリント。毎晩の読み聞かせ。
遊ぼうと言えばパズルやゲーム。良く付き合ってくれました。
めばえの先生に「白虎ちゃんがここまで伸びるなんて予測できなかったわ。ごめんなさいね」と言わせることが出来たので、一つの目標は達成できた。
お疲れ様でした。

●5歳0ヶ月 
誕生日におばあちゃんから自転車をプレゼントしてもらった白虎。
実はこれまで三輪車すら乗った事がない。
ネットオークションにてめばえ教室の「あおば教材」を中古で購入。

~発達検査ブック(4~6歳)より~
円の周りをスキップして回る
曜日がわかる
午前・午後がわかる
どんなに夢中で遊んでいてもお漏らしをしない
危険な遊びはしていけないことがわかる
遊びのルールを守ることができる
行き先を行って遊びに行くことができる
友達と仲良く遊ぶことができる
自分の身の回り(歯磨き、着替えなど)のことができる
友達と譲り合っておもちゃを使うことができる
集団生活の中で指示に従ったり、ルールを守ることができる

●5歳1ヶ月 
二人とも七福神を覚える。これは絵本のお蔭。
また干支も覚える。これはペープサートを作って見せた。
凄く手間ひまかかっているのに、一回で覚えられてしまった。
とっておくほどでもない、かと言ってこのままゴミ箱?
写真に撮っておくという方法で保存。「我ながらよくやったなぁ(笑)」

●5歳2ヶ月 
白虎、自転車に乗るのが上手になってきた。
隣家のお姉ちゃん(小学校2年生)と自転車に乗って遊ぶのが楽しいようだ。

●5歳3ヶ月
白虎、自転車に乗れるのが大分楽しい様子。
今まで家の外で遊ぶと言えば、砂場遊びぐらいだったので、大分世界が広がった(?)かも。
お隣に住んでいた小学校2年生のお姉ちゃん一家が引越し。
もう会えないのだとわかっているのだが、それほど悲しいことでもないようだ。
以外に淡白・・・なのは幼児だから?それとも性格?

図形の能力が落ちてきているかも知れない、と公文の「ジグソーパズル D」を購入。
そんなことないのかな?とも思った。私がウーンと考えていると「ここじゃん!」と怒る。
二人とも好きなので、この時期ジグソーパズルばかりやるように。

難しくて取り組まないでいた七田の「ずけいプリント2」再開。
バレエ教室の体験をする。体験をするまでは「やりたくない」と言っていたが、見てやってみると「面白い!楽しい!」と感想。
来月から通うことに。

●5歳4ヶ月
近所の人に「めばえ教室」教材(中古)をもらった。
「ふたばコース全4巻」「わかばコース 2巻と3巻」大変有り難い。早速やってみる。
白虎は「わかばコース」相当だが、図形において優れているのか(と言うよりパズル好き?)図形分野の問題を楽々クリア。
知能因子を刺激していると思えない。
青龍がわからない問題も、横からヒントを出してあげたりする。

幼稚園年長組に進級。
今年より「英語遊び」の時間が設けられた。週に1回、外国の人と触れ合うのはとても良い。
幼稚園からは「遊びであって学習ではありません」と説明を受ける。
久しく英語に触れていないが、抵抗がないらしく率先して会話しているようだ。(日本語で・・・)
これも英語教育のお蔭かな?そう思わないとやりきれない。
進級に伴い、遊ぶお友達にも変化が見られる。
この頃は「幼稚園で何している時が楽しい?」と訊ねると「本を読んでいる時」と答える。
私の知らないところで色んな本を読んでいるのは嬉しいが、やっぱり幼稚園はお友達とお外で遊んでもらいたい。

車で1時間程の図書館に「英語の絵本、読み聞かせ会」というのがあったので参加。ただで英語教室の感。もう英語にお金はかけない!と決めているので貴重な体験。
外国のサイトから英語学習のプリントを見つけアルファベットの練習を少しずつ始める。

●5歳5ヶ月 
公文一周年記念。なんとか公文に通いつづけた。
この頃はAを学習。
1年間に5つの進度を果たす。

若桐のホームページでメルマガに登録。
Web問題が配信されるので、それをやってみる。
受験問題らしい問題で小学校受験の訓練になるかな。
問題を聞いている途中で答えがわかり、勝手に答えを書き始めてしまう傾向がある。
受験では「最後まで聞く」という技術も少なからず必要・・・なのかなぁと思って。
今月は「YOSAKOIソーラン祭」「アクロバットショー」「ジャズセッション」人形劇「泣いた赤鬼」鑑賞。
「アクアワールド(水族館)」「大道芸」見学。

●5歳6ヶ月
この頃から情緒不安定さが目立つ。良く泣く。幼稚園から帰ると泣く。
私も、日々イライラがたまる。
折り紙で鶴を折る練習。3、4回で折れるように。
始めに教えた時は「わからない!」と泣いたのに、数回で覚えると言うのは凄い?
こういう事が多々あるので、もしかしたら泣くという行為は、彼女が何かを習得する上で必要な過程なのかもしれない。

DWEのトークアロングカードの復習。自分の声が録音されるのを楽しんでいる。

虫歯もなく、歯並びなども良いということで、幼稚園で代表に選ばれ、市から表彰される。

「盛岡市こども科学館」「宮澤賢治童話村」「仙台こども宇宙館」の利用・見学。
舞台「アルプスの少女ハイジ」「バレエ発表会」「ダンス発表会」鑑賞。

●5歳7ヶ月 
国立小受験に向けて幼児教室で「特別講習」を受講しよう(させよう)と計画。
昨年受講させた時は、教室の生徒ではなかった為、理解度や学習能力を把握してもらっておらず、「教材」の行き違いがあった。
(昨年は、受験対策ではなく、人見知り対策を意図して受講させた)
なので、受講前に白虎がどの程度なのか知ってもらうのに、知能検査を受けさせた方が良いと判断。
結果は郵送してもらうことにしたが、手紙が届く前に電話があった。
内容について教室の責任者より数値、評価などを教えてもらう。
まず、非常に良いですよ!と。続いて、
「これからが大変ですよ、お母さん。頑張ってください」なんて声をかけられる。
数値・評価を教えられても どうも釈然としない。
電話をかけなおし、担当した人と直接話をすることに。
何が釈然としないって、高数値や高評価をもらっても「どこが?」と言う感じだから・・・。
先生に伺うと「本当はここまでお話することはないんですが・・・」と検査内容なども教えてもらい、「外で遊ぶこと経験するともっと知能が伸ばせます」などとちょっと期待はずれなことを延々と言われた。
知能指数に関して言えば、予想よりやや高めの数値だったので、びっくり。
でも、結局のところ「知能指数」って知能(能力)の一部分だと改めて思った。
人間の能力を測ることなんて、やっぱり無理なんだね。
特別講習は「去年やったからいい」と嫌そうだったので結局受講せず。
「花火大会」「デカレンジャーショ」見学
「わくわく科学館」「東京国立美術館」「科学技術館」「シビックセンター科学館」等の施設見学。全て白虎の希望。

●5歳8ヶ月
絵日記を毎日書き始めることに。
白虎、始めは上手に書いていた文字も、早く書こうという意識が強いのか字が乱雑になっている。
注意をすると怒って泣く。
青龍、始めの絵日記こそ「きょうは、レストランにいっ」で終わっていたのが、10日もするとまとまった文を書き始める。

あるテーマにそって絵を書かせようするが、自由に書くのとは違ってうまく書けない。
例えば「乗り物」とか「花」などを書いてごらんと言っても稚拙だったりする。
自分の世界はうまく表現できても、書きなさいといったものが書けないと学校に行って困るんじゃないかなぁ?ちょっと心配。

カレンダーに「萩祭り」と書いておくと「なんて読むの?」と白虎。
「はぎまつりだよ」と教えると「秋だもんねぇ」。まずまずの出来・・・かな。

●5歳9ヶ月
受験する附属小学校はペーパーテストがないと判明。
しかも、くじ引きは子供はできないらしい。
じゃあ、私次第って事?愕然とする。

白虎達幼稚園生が、近くの公立小学校の一年生に招待され、パネルシアターを見せられた。
1年生の総合学習の一環で作られたものらしい。
これまで「附属小学校じゃなきゃ嫌だ」とわめいていたのに、何を見せられのか「公立小学校がいい!」と言い出した。
お友達がいるからという。
(正直「余計なことをしてくれるな!」と思った母です。)

図書館などのお話会に今まで楽しく参加していたが、この頃になると「もう読んだ本だから。お話知っているから面白くない。」と言い出す。
私が選ぶ本と、ボランティアの人が選ぶ本が同じだという嬉しさを感じつつ、困惑。
お姉ちゃんが聞かないなら私も聞かない、と青龍。そろそろ「お話会」も卒業なのか?
黙読すると音読より早く読める、と言うことに気づく。
「とべないホタル」「あらしの夜に(シリーズ)」など黙読で読むように。
白虎が読めそうな本(字が大きくて、所々に絵が入っている対象小学1年生あたりのもの)をテーブルの上にさりげなく置いておく。

●5歳10ヶ月 
降園の際、幼稚園での様子について先生から話を聞く。
家の中では妹を従えて、自分の世界を作り出す白虎。
引っ越してしまったけれど、年上の子とは言いたいことを言い合って遊んでいた。
だが、園では周囲を傍観し、自分の世界が壊されるようであれば関わらない、という態度のようだ。
先生曰く「人を見る目がある」ということらしい。
「この人は自分の世界を壊す人」と見定めると一切かかわらないと言う。
協調性がないのか?と言うとそうでもないらしい。しばらく様子を見ることに。

補助無しの自転車が一日で乗れるようになった。これには驚き。
それまで、補助ありの時期が長すぎたのだろうか?
「右脳プリント」終了。

■■■今までは、小学校受験対策のペーパーを「やらなくちゃ」と言う思いでやっていた。
それらは知能を高める上でも有効と考えていたので、私の中で無駄ではなかったのだが、子供の理解度に応じて興味のあること、補足すべきことを学習させることの方が重要では?と思い始めた。
更に、地元の国立小学校の試験内容がノンペーパー試験だとわかり、受験対策のペーパー類は2次的なものとしてとらえ始めた。
本来、小学校受験は二の次だったはずなのに、どこかで、目的がゆがめられてしまったようだ。(誰のせいでもないのだが)

私が「これもしよう!あれもしたい!」と意気込んでも、根気がなく続かなかったり、子供に拒否されたりで、それほど子供の負担にはなっていないとは思うのだが、如何せん親の主観。
後に弊害が出ないか恐れるばかりである。

ただがむしゃらに「プリント!ペーパー!受験問題!」と考え、
「とにかく、これだけプリント(ペーパー)用意したんだから順にやっていけばいいのよ!」という意識と
「白虎は今漢字が書きたい様子だから、漢字習得の為のプリントを用意しよう」という意識では、私の中で全く違う。私の態度も違う。
「青龍は10の分解・合成ができないんだな。積木で理解させようか?」という意識と「公文のプリントを只管やっていればそのうち理解できるさ」という考えでは、私の注意の仕方も違ってくる。
・・・どのように意識するか。今後の大きな課題。

結局、我が家は七田式に立ち返って、バランスよく脳を育てる「全脳教育」へと移行。
だからって急に何かを始めたり、何かを止めたりといったことはできないけれど・・・。

■■今までも、これからも、完璧な育児や教育方法を模索するものではない。
声を大にして言うが、人様にひけらかして「こういう考えをもって、こういう方法が良いよ!」というものではない。決してない。
寧ろ、「違うだろ?」と突っ込まれるようなことばかりしたし、すると思う。
でもその点は、子供たちよ、諦めて欲しい(笑)
開き直って言うが
「私は私の思ったように子育てする!!教育する!!」

沢山の育児書があるし、育児方法がある。あっちではこう言っているけど、こっちではこうだ。
そんな事が多々ある。
当然私は都合のいいほうを選んだ。
自分を正当化するためにそれらの本を読んだとも言える。
これからも、多分そう。

■米国同時多発テロ。阪神淡路大震災、今度の新潟中越地震。誘拐・略取・通り魔・変質者・いじめ・暴行・・・・等等。
いたるところに生命が脅かされる災いがある。
どんな状況でも、言葉どおりの意味で「生きる」力を見につけて欲しい。
小学校の受験面接で
「冒険野郎マクガイバー」みたいに賢く強く育って欲しい、とは言えないもんなぁ。(「MASTER キートン」みたいに。でも良いけど・・・)
これが一番近い表現なんだけれど、わからない人にはわからないし、ふざけているとしか思われないか。

これ以降は「日記」に







© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: