空と海と私と

3.発達障害をめぐる理解と課題


ー発達障害への理解と支援の実現を目指してー
に行ってきました。

記念講演1の途中、11時半位に会場に着きました。
立見もいるほど大勢の方が来ていました。来年はアスペルガー生誕100年を記念して国際アスペルガー年となるせいか、関心が高まっているようです。これが当人たちにとって生きやすい社会へつながるように祈ります。

記念講演1「発達障害をめぐる理解と課題ー基本概念を中心に」
                    栗田廣氏(元東京大学教授)
の途中から聴いた講演メモです

広汎性発達障害(PDD)は重篤で広汎な
(1)対人関係の障害、
(2)コミュニケーションの障害、
(3)制限された常同的な行動、興味および活動、で特徴づけられる。
   高機能=IQ70以上

PDDの予後

早期療育・教育・就労援助・雇用によって変化する部分がある

自閉性障害(小児自閉症)
対人関係、コミュニケーション能力は変化するが、こだわりは変化しにくい。
1-2%は経済的に自立し、5-20%がそれに準じた予後を示す。

アスペルガー障害
正常知能と社会性のよい例は、よい予後を示すが、対人関係にそれなりの困難性を残す。

PDDNOS(特定不能の広汎性発達障害)
自閉性障害より良好

高機能PDD
学校教育終了以降の課題が多い。対人関係・社会性の障害は持続。
わが国の現状では、職業的・社会的予後は良好ではない。


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