さて、ボウイだが、この人は「とりあえず"Heroes"を歌っとけば場が収まる」と思っている傾向にあり、どこに行っても必ずコレを歌い、そしてその瞬間自身こそが「Hero」になってしまうのだ。Just For One Day。 一番凄かったのがフレディの追悼ライヴ。そりゃあロバート・プラントだってThank Youの一節を歌ったりしたが、ボウイは凄い。まずはアニー・レノックスとのデュエットでUnder Pressure。持ち歌だが、まあクィーンの曲だ。全く問題はない(余談だが、これが近年のゲイルとのデュエットのプロトタイプだよね)。さて、アニーが下がって代わりに登場するのはミック・ロンスン&イアン・ハンター!!。このメンツで曲は当然All The Young Dudes・・・ってクィーンとの関係は!?なんだなんだと思ってるうちにそのまま続いて"Heroes"である。お~い!全員置いてきぼり。だがヒーローはボウイだ。Just For One Day。勿論、この曲をフレディに捧げればすべては丸く収まるのである。恐るべし、ボウイ。Just For One Dayなんて生易しいモンじゃない。それこそ「I Can Be hero, All Day and All of The Night!」って感じで、Baby I Feel Goodじゃっじゃっじゃじゃっじゃっ、って感じなのでもう何がなんだか解りません。
>Jinさん 結局、そういう国柄なんですよ。きっと「紳士」と「気違い」と「海賊」は英語では同じ単語です。 >辰則さん 馬鹿話書いて笑っていただけると芸人冥利に尽きます。自分を芸人だなんて思ったコト無いけど。まあ、ソレはどーでもいいですが、ボウイはきっと「辛い」とさえ思ってないです。Just For one Day。
(2006.01.11 21:32:56)