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ドン!ドン!ドン!
えっ、またぁ。
そう思いながら・・・。
ドアをそーっと開けると・・・。
ドアを引っ張られます。
すごい力・・・。
つまずくように前かがみに・・・。
ふと頭を上げ見上げると、そこにはなんと・・・。
な、な、なんと、T上司ではありませんか?
キヨ:「ほーっ。なんですか!こんな時間に・・・。ビックリするじゃないですか・・・。」
上司:「こ、こ、こ、こっちがビックリしてる・・・。」
キヨ:「えっ?ビックリって、こっちがですよ。もう」
上司:「ちがう、俺がビックリして・・・。出たの。出たの。出たーっ。」
キヨ:「何が?」
上司:「おっ、おばけが!今も、今も部屋に・・・。」
キヨ:「えっ!あ、そうなんですか。」
上司:「そうなんですかって・・・。怖くないのか?」
先ほども対決してました・・・。なんて言えないよなぁ。さすがに・・・。
キヨ:「そんなに怖くは・・・。」
上司:「だったら、戦ってくれ」
キヨ:「はっ?戦う!?何を言い出すんですか(笑)」
キヨ:「仮面ライダーや鬼太郎じゃあるまいし・・・。戦えって」
上司:「そうだな。動揺しすぎだな。戦うは・・・。そうしたらだ!」
キヨ:「そうしたら!?」
上司:「何も言わず部屋を変わってくれ。」
キヨ:「えーっ!イヤですよ。なんでわざわざ霊がいる部屋にかわる馬鹿がいるんですか?」
上司:「ここは何も言わずにだな。」
キヨ:「何も言わずなんてそんなの無理ですよ。」
上司:「ダメか・・・。やっぱり・・・。そうしたらだ!変われとは言わないから」
上司:「とっ、とにかくだな、なんとかしてくれ。」
キヨ:「何とかしてと言われても・・・。」
キヨ:「聞いた段階で、かなりめんどくさい内容だし・・・。今、ゲームの最中ですし・・・。」
上司:「じょ、上司が頼んでるんだから・・・。」
キヨ:「いくら上司だからって困りますよ。そんな、わがまま言われても(笑)」
上司:「じゃあ、どうしよう・・・。(泣声)」
キヨ:「ホテルに言って部屋を変えてもらえばいいんじゃないです?」
上司:「あっ!そうか。その手があったな。」
キヨ:「まずは、ここから、フロントにかけて事情を説明しましょう。」
上司:「わっ、わかった。」
フロント:「はい。フロントですが・・・。」
上司:「あのな、出たんや。出たの!?」
おいおい、興奮しすぎ・・・。出たじゃわからないでしょうに・・・。
フロント:「出た?何がでしょうか?」
上司:「何がって、部屋にお化けが・・・。(興奮)」
フロント:「お化けでございますか?」
上司:「そう!そのお化けが出たの!」
一瞬沈黙があり・・・。。
キヨ:「なんか、変な会話やなぁ(笑)」
上司:「とにかく、部屋を変えてくれ。今すぐに。」
フロント:「わかりました。」
フロント:「ではまず、空きがあるかどうかお調べしますね・・・・・・。」
上司:「まさか?ないの(泣)」
フロント:「この時期は多いので・・・。」
フロント:「少々お待ちください。」
フロント:「・・・・・・。」
保留になり・・・。
上司:「なかったら、どうしよう・・・。」
キヨ:「部屋がなかったら、こんな雪の中、どうしようもないですものね。」
キヨ:「ここは、一つ!」
上司:「ここは一つ?」
キヨ:「部屋の空きがなかったら、霊と仲良くしてねって言えば・・・。」
キヨ:「案外、何もないかもしれませんよ。」
上司:「それで本当に大丈夫?」
キヨ:「いえ、たぶん無理でしょう。呪われるとか、とり憑かれるとか・・・。」
上司:「そっ、そんなのダ~メ!怖すぎるし・・・。」
キヨ:「でも、まだ悪さするとは限りませんしね。」上司:「それでも怖くて部屋にいれないだろ・・・。」
キヨ:「確かにそうですね。」
上司:「もし部屋がなかったら、最悪、今日はお前の部屋にいるから。」
キヨ:「え~!」
上司:「仕方ないだろ」
最悪だ・・・。この際、何でもいいから空きがありますように・・・。
フロント:「お客様、8階の部屋なら一室だけ空いております。そちらでよろしいですか?」
上司:「わかった。なんでもいい。この部屋以外なら・・・。」
よかった!空いてた?
キヨ:「どうでした?他の部屋に移動できそうですか?」
上司:「ああ、8階が1室空いてるみたい。よかった~。」
よかった~。一緒じゃなくて。
キヨ:「8階?それってもしかして・・・。まさかねぇ・・・。」
上司:「もしかしてって!?」
上司:「それって何?何かあるのか?」
キヨ:「いいえ・・・。別に・・・。」
フロント:「ではお部屋にキーをお持ちしますね。」
上司:「では、頼むね。」
上司:「おい!キヨ!とにかく移動するの手伝って。一人で部屋に入るの怖いからさ。」
キヨ:「いいじゃないですか。T上司一人で入ってみては?肝試し気分で(笑)」
上司:「わかった。わかった。」
上司:「すしでも、焼肉でも何でもおごるから本当にたのむ。」
キヨ:「えっ、本当ですか?わかりました。お供しますよ(ウキウキ)」
さて荷物を取りに、まず6階の上司の部屋に向かいます。
するとホテルの従業員が、8階のキーを持って6階の部屋の前で待っていました。
従業員:「ではお運びいたしますので。」
キヨ:「ドアを開けますよ。」
と、とんでもない光景が・・・。
(次回へ・・・。)
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