Spring Has Come

Spring Has Come

絵画制作BEFORE&AFTER


選択科目は「絵画制作」と「言語」。
選んだ理由は単に消去法でした。ピアノ?猫ふんじゃったしか弾けない(当時)。
ギター?タブ譜を見てベースを齧った経験のみ。ということで。

絵画なら、中学時代3年間色々描いてきた経験があります。まあ今はもう油絵とか全然駄目ですが・・・
人物デッサン苦手だけど、何とかなるだろう!と思ってました。

でも、講習会を受け、その後練習を重ね、
絵の経験や技術力は二の次 だな、というのが最終的な思いでした。

まずは一枚目の作品を見てみましょう。
  • 作品1・積み木1
講習会を申し込んだ キャリアステーション 渋谷本校から、「受講するにあたり保育園生活をテーマに自由に一枚、絵を仕上げて来て下さい」という宿題が。
何となく、大きな積み木を使った遊びがイメージし易かったので、描いてみました。
ちなみに、時間は全く気にしませんでした。

さて、この絵のどこが問題かお分かりになるでしょうか?

●顔が下手
●身体が下手
●とにかく全部下手


・・・というのは置いといて。分かっています、下手なのは。でも、問題はそこじゃないんですね。

正解は・・・

●仕上げるまで1時間半以上かかった。(本番では45分間)
●基底線や窓枠を丁寧に定規を使って書く必要はなかった。(時間の無駄、何より定規は本番当日使っていいアイテムではない)
●保育士や女の子の服は「白」というつもりで、色を塗らなかった。


更に細かく見ていくと、

●向かって左側に人物が寄っている。もう少し中央よりにバランスよく

●窓の外に何もないのは不自然で寂しい。何か描くべき

●基底線(地面と上の空間を隔てる境界線)の位置が下寄りのため、壁が殺風景

●輪郭をはっきりさせようと、人物・物全てに張り切って真っ黒い外枠。

以上の反省点は、受講中に講師から聞いたことや受講生同士意見を交わしたこと、そして自宅での練習、
それらを通して分かったことでした。

では、まとめの前に、次の作品はどうでしょうか。
  • 作品6・積み木2
これは講習会に通いだしてから自宅で練習したものです。初めの自己流作品と比べて、異なる点はどこでしょうか?

答えは・・・


●制限時間内に仕上げた。
●フリーハンドで描いたので絵の印象がソフトな感じに。(そもそも定規はNG)
●(見えにくいが)用紙全体にくまなく色を塗り、白いままの部分は皆無


以上3点は、採点に非常に大きく影響があります。
どれほど上手に描けていても、(明らかに)未完成なら駄目。
色鉛筆・鉛筆・消しゴム・腕時計といった規定外のものが机にあるのは駄目。まあ開始前に注意してくれるでしょうが。
塗り方が雑になってしまって・・・なら、多分さほど点数には響かないでしょう。しかし「塗り残し」これは駄目です。

もちろん、この「積み木2」でも反省点はあります。完璧な絵なんて描けません。
ましてや中学以来久々の絵、素人同然、というか素人なんですから。

このページのまとめです。

絵画制作で合格点に達する最低限のルール

◎45分間という時間配分を考える
◎色はくまなく、全てに塗りこむ
◎提示されたテーマ等に忠実に。(保育士や子の人数、遊びの内容、室外or室内など)
◎その他、会場のルールは守る


→絵画制作の手順 のページへ


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: