+スタンリーのアメリカンレポート

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Vol. 111 「新しい世界」




8日土曜日はシカゴ補習校の初日でした。
ダラスとの大きな違いは、
1.幼稚部も一日中あること。
2.全員スクールバス通学ということ。
初日は担任の先生と会うことと、授業料を支払うために、学校まで送っていきました。
子供らが緊張するのはわかるけど、親の俺まで緊張しました。
すれ違う人すべてが知らない人で気持ちは沈み気味。
(ダラスやったらこんなことないのに…)
そんな中、3学期から入る人は体育館に集合ということでいきました。
5.6組いました。
「土田こうきくん。」とまあまあ若そうな担任の先生が来てくれました。
「はーい。」とみんなで答え、
「土田こうきくんですか。」に対して、
「はい、ぼくがこうきです。」と俺が俺を指して言ってみたところ、
軽く「はぁ?」と言われ本人に向かっていきました。
大きくすべったということです。
このすべりでまたまた元気をなくしました。
航希のほうはあきよにまかせ、3年生の大樹の担任を待ちました。
「土田だいきくんいらっしゃいますか?」に対して、今度は普通に、
「はい」と答えました。
先生によろしくとお願いして、入り口近くであきよの戻ってくるのを待ちました。
3学期の始業式のため、みんなが体育館にぞくぞくと集まってきたのでちょっと観察してみました。
・先生の平均年齢はダラスより高いようです。
・男の先生が3.4人いました。
・生徒は同じです。

先生も生徒も誰ひとり知らない、
誰も声をかけてくれない。
あきよは戻ってこない。
幼稚部は始業式に参加しないようなので、教室に行ってみようと思ったけど、教室が分からない。
誰かに聞いてみよう。
男の先生がいたので近寄って聞いてみようとしたけど、体育館の中に入ってドアを閉められた。
「おっ誰もいなくなった。」 
たったそれだけのことでちょっとへこんだ感じ…。
「適当に教室まで行ってみようか。右かな左かな?」
そのとき、一人の若くてきれいな女の先生が出てきて、
「中に入ってごらんになりますか。」と言われた。
「やさしい!」って思った。
「幼稚部の部屋を探してます。」と言って教えてもらった。

そして、その後学校を出ました。
外の空気も寒かった。
「俺がこんなやったらあかんやん」と思いながらも、知らない人ばかり、慣れない学校で沈み気味でした。

帰りはバスなので、バスを降りるところまでむかえに行きました。
無事ふたりは帰ってきました。
航希に「どうやった?」と聞くと、
「また、かわいい子クラスにいた。」という返事(お父さんとよく似た感想)が返ってきて、いっきに心がなごみました。

ちょっと早起きしたので、いつもの駅までの道とちがう道を歩いてみたけど、
知らない人ばかりで、声もかけてもらえずちょっとさみしかった。
でも、それが新しい世界への第一歩。
ダラスの補習校へはじめて行ったときもそうだった。

2005年1月9日

テーマ曲 「冬のソナタ」より


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