+スタンリーのアメリカンレポート

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Vol. 101 「クリスとベンジャミン」


テーマ「クリスとベンジャミン」

アメリカの春休み(Spring Break)は日本より少し早めの3月上旬です。

子供の休みに合わせて親も休みをとりバケーションに行くのがアメリカ風ですが、日本企業の日本人社員にはそんな文化はありません。

そんな春休み明けの今週になってこんな話がありました。

大樹母(うち)とクリスのお母さんとの会話。

クリス母:「うちはスプリングバケーションでロスのディズニーに行ったんだけど、クリスは出発の朝に  なって行きたくないと言ったのよ。」

大樹母:「ロスのディズニーなんて羨ましいわ。それなのになぜ。」

クリス母:「ベンジャミン君が春休みに大樹君ちへ泊まりに行くとき聞いていたからよ。」

クリスもベンジャミンも大樹と同じクラスの韓国人。いつも3人で遊んでいるらしい。

これを聞いてちょっといい話に思ったのと、子供にとってどんなことが楽しいことかなんて親からは計り知れないことだと思いました。

3人は普段学校では仲良しなのですが、家に遊びに行くとなるとやはりお互い国や言葉が違うことから相手の家のことを気遣ってしまいます。

家も近所ですが、日本のようにチャリンコで行くわけにもいかず、遊びに行くときは高校生であっても、親に車で連れて行ってもらわないといけません。

親の勝手で日本から離れ、言葉の通じない仲間のいる学校にほうりこまれ、小さいながらに苦労している子供らを持ち、そんな中でこんな話を聞くと、親としてほっとします。

子供たちは休みに旅行に行くよりも、近所の仲良しの友達とゲームボーイのポケモン通信バトルをして遊びたいのですね。

先月ダラスに雪が積もったとき、前のゴルフ場の土手でソリをしていたら、クリスと会いとても楽しそうでした。今でもあの土曜日のことをワンダフルウィークエンドやったと言っています。

平日は現地校と補習校の宿題に追われ、土曜日も補習校で勉強、遊びたい友達とも自由に遊べないのではかわいそう。

なるべく現地校の友達、クリスとベンジャミンと遊ばせてやれるようにすることは親の使命です



ダラスはすっかり暖かくなりました。もうすぐ土手一面に咲くブルーボネット(州花)の季節です。



2004年3月21日

テーマ曲 「桜」 河口恭吾 2004年


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