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韓国旅行記★３日目（後編）★

　　　　　　　　　　　　　　　　～韓国旅行記３日目～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　９月２４日（後編）

　カジノをする前にゆっくり作戦をたてるべく、休憩場でゆっくり

　コーラを飲みながらカジノの雰囲気に浸っていた。

　カジノ内ではジュースもお酒も食事も無料なので嬉しい限りであった。

　ぼうやがみんなの注文を取り、アイスコーヒーを頼みにいくと、

　アイスコーヒーはないといわれた。

　そこでＭさんがカジノにアイスコーヒーがないなんて信じられないといい、

　Ｍさんも注文しに行ったが、やはりアイスコーヒーは出てこなかった。

　そんなことより、さすがカジノ。

　掛け金は凄まじく最低５０００ｳｫﾝ（約５００円）のテーブルを底辺にして、

　頂点には最低１０００００ｳｫﾝ（約１万円）のテーブルがあり、

　もちろんそこでは最低額の１０００００ｳｫﾝ（１万円）をかけてちまちまやっている人はおらず、

　日本円にしてだいたい２０～３０万ものお金がものの１分もしない間に飛び散っていた。

　ぼうやたちはまず５００００ｳｫﾝ（約５千円）でチップを買った。

　しばらくマシーンポーカーをしていると、

　ブラックジャックのテーブルがあいたとＭさんが教えてくれたので

　目をギラギさせながらテーブルに向かった。

　最初はカジノの雰囲気に押されぎみだったＭさんとぼうやだったがすぐに慣れ、

　だんだん勝負の波みたいなものがわかってきた。

　ムスッとした子が強くてかわいい子が弱いことにも気付き、

　かわいい子が相手のときは　

　「かわいいかわいい」

　「友達になって、なって」　

　「韓国語は難しい難しい」　

　などと騒ぎながら大いに盛り上がった。

　ぼうやは３時頃絶体絶命のラス１チップまで追い込まれたが、

　そこから奇跡の５０００ｳｫﾝ×２５枚勝ちで息を吹き返した。

　しかし、やはり時間がたつにつれ思考回路も鈍り

　結局６時半に破産して１万円負けてしまった。

　たぶん流れもなにもきていないのに

　「侍魂見せてやるっ！！」

　などといいながらボコボコと掛けたのが敗因だろう。

　しかしながら、あれだけ飲み物をのみビビンバを食べ

　一晩中遊ばせてもらって、たったの１万円とは安いものである。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　カジノ最高！！

　Ｍさんはまだまだ勝っていたのでそのまま続けていたが、

　Ｋさんはすでに３時頃ダウンしていた。Ｋさんはスロットにはまったらしく、

　スロットで同じく１万ほどスッていた。

　朝方ロビーまで散歩にいくとホテルマンがものすごい丁寧な挨拶をしてきたのでびっくりした。

　ぼうやみたいにヨレヨレの服を着た人にも深々と挨拶をしてくれるなんて、

　なんて立派なホテルマンなんだと感心した。

　８時ぐらいにＭさんも一区切りついたらしく、

　５千円勝ちで戻ってきたのでシャトルバスに乗って駅まで送ってもらい

　ﾐｮﾝﾄﾞﾝに帰って昼の３時半まで寝た。

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