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だから教師はやめられないっ!!(中編)

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 みなさまあけましておめでとうございます。

 ばななぼうやです。

 本年も当ブログをご愛読くださいますようよろしくお願いします。


 で、なに書いてましたっけ??

 そうそう、 だから教師はやめられないっ!!(前編) を書き終わったところでした。

 それでは「だから教師はやめられないっ!!(中編)」をお楽しみください。


 どうぞ。



 基本的な振り付けは簡単なので1週間もしないうちにほとんどの子が踊れるようになりました。

 そして不思議なことになんだかクラスがまとまってきたというか団結してきました。


 今回日本語キャンプに参加するクラスは高校3年生で優等生2人組と日本語はぼちぼちだけどぼそぼそ話すおとなしい感じのグループ、あととにかく元気だけど日本語はいまいちな感じのグループという3グループがそれぞれの状況に応じて主導権を握るというよくわからないクラスでした。


 大抵は優等生2人組が主導権を握っているのですが、優等生はよく行事に駆り出されるのでそんな時は元気なグループがクラス主導権を握ります。


 でも授業内容が難しい時は日本語がよりできるおとなしいグループが主導権握っちゃう時もある。


 それぞれのグループの仲は悪くはないんだろうけど良くもないでしょうって感じでした。



 で、このダンスの練習においては最初は優等生2人組がやはり飲み込みがはやく他の生徒をひっぱっていたのですが、この2人はぼうやがセクシーさを求めすぎたためか恥ずかしさが出てきて途中から失速。(><)


 その次にクラスを引っ張ったのが元気な方のグループ。

 おもしろおかしくセクシーダンスをしてクラスを引っ張ってくれました。


 でも、元気すぎてセクシーさが抑えられるので後半ぼうやがダンスが上手い(=セクシー)と褒めていたのがおとなしい感じのグループだったせいもあって、後半はあろうことか普段はおとなしい感じの子たちがクラスを引っ張っていってくれました。

 優等生がおとなしいグループの子にダンスの指導を受ける始末(笑)


 ということで、最後の方はもう誰が優等生で誰が元気な子で誰がおとなしい感じの子たちなのかわからないほどみんながこの「生茶パンダ先生ダンス」を成功させるべく互いに教えあい励ましあいしながら練習していたんです。



 こうなってくるとやっぱりコンテストで勝たせてあげたいなぁとぼうやは思ってしまうんですよね。

 だいたいぼうやは最初はやる気がないんですよ。

 今回も振り付けの映像だけ渡してほっとこうと思ってたぐらいだし。

 でもそんなやる気のない指導者のもとでもがんばってある程度まで成長してきたのであれば、そのがんばりはなんとか結果に結び付けて生徒の自信につながるようにしてあげたいわけです。



 で、最後の1週間でちょっと小細工を施しました。



 1.踊り終わったら決めポーズをしばらく維持するように指導。


 タイ人の生徒のダンスをみて常々思ってたんですが、ほとんどのグループが踊り終わるとすぐ舞台から降りちゃうんですよね。

 はい終わったぁ~って感じで。

 踊り終わったときのポーズの維持がないんです。

 いくら途中のダンスが上手くても最後がしっかり決まってないと印象が悪いと思うんですよね。

 タイ人がどう感じるのかはわからないけど、少なくても日本人ならやっぱり最後のポーズはしばらく維持していた方が印象がいいはずだ。

 日本語キャンプのコンテストだから審査員の大半は日本人だろうし・・

 ということで最後のポーズの維持を指導。



 2.演技は全員参加。


 学校対抗ダンスコンテストなのでやっぱり日本人としてはそういう場合全員参加が基本だと思うんです。

 でもタイの学生はたいていダンスの得意な人数名を舞台にあげてダンスの質を優先させるんです。

 仮に無理に全員舞台に出てきたとしても半数以上が舞台の後ろで単純作業をする傾向にあります。

 幸い「生茶パンダ先生ダンス」は簡単なので総員15名のうち13名はしっかりダンスの練習に参加していました。

 残り2名は男の子です。

 この男の子2人にはパンダのお面をかぶってもらいダンスの初めのちょっとしたアクションを担当してもらうことにしてとりあえず全員参加の形態をとることにしました。



 3.ダンスの中に日本語の掛け声を入れよう。


 日本語キャンプでのダンスコンテストなので日本語の音楽を使うのはもちろんなのですが、その上さらに日本語の掛け声をダンスの途中に織り込むことにしました。

 ぼうやは昨年もこの日本語キャンプに参加していて、昨年は今年のようなコンテストはなかったけど、この日本語キャンプには日本から何名か年配の日本人の方も来られることを知っていたのです。

 なので年配の日本人が目を細めて喜ぶであろう「にほんが好きです」というフレーズをダンスの最中に掛け声として発することを指導しました。

 ぼうやはこういうところはかなりズル賢いんですよね(笑)



 4.挨拶は最初と最後の2回。しかもはっきりと。


 基本は最初に「よろしくお願いします。」最後に「ありがとうございました。」ですね。

 ときどきどちらか一方で済ましているグループがいます。

 2回言っていてもモゴモゴ言ってるケースが多いです。

 ぼうやは幼稚園の発表会ばりにはっきり大きな声であいさつするように指導しました。

 ダンスの内容がどうであれかなり良い印象を与えることができるはずです。



 5.衣装をそろえる。


 これは、普通にしっかりがんばって練習したチームならおのずと衣装をそろえようという気持ちにはなるでしょう。

 でもタイ人は何でも直前でドタバタするのでたとえそろえる気があっても物理的時間的にそろえられない場合もあるんです。

 なので早い段階で「衣装をそろえるから何か考えて準備してぼうやに見せなさい」と指導しました。

 それでもぼうやが実際に見たのはコンテスト前日でしたが・・。



 改めて文に書き起こしてみるとぼうやってかなり腹黒い感じがしますね。(><)

 今少し自己嫌悪です。(笑)


 とにかくそんな感じで当日を迎えました。





 残念ですが今回はここまで。


 続きは次回 「だから教師はやめられないっ!!(最終話)」 をお待ちください。



 ばななぼうやでした。



だから教師はやめられないっ!!(前編)

だから教師はやめられないっ!!(中編)

だから教師はやめられないっ!!(最終話)







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