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先日のブログで イノベーション について書きました が、ちょうど読んでいた、
茂木健一郎さんの『 脳を活かす仕事術 』にて考えが深まりました。
私は昨日のブログの中で、イノベーションは「常識では考えられない事態や常軌を逸した目標がきっかけになります」と書きました。
茂木さんが違うアプローチで似たようなことを述べています。それは、
火成論 と 水成論
です。
「火成論」とは、地球の変化におけるところの 一瞬で地形が変わる爆発的な変化 を言います。
まれは正に 常識では考えられない事態、常軌を逸した事態 と言えるでしょう。
不連続な圧倒的変化 です。
ここまでは私の持論にシンクロするのですが、もうひとつの 水成論 は新しい概念でした。
「水成論」とは、 ゆっくりとした変化 なのです。
地球の変化で言えば、 水の浸食作用や堆積作用によって時間をかけながら少しずつ地形が形作られる ことを言います。
これらはどちらかが重要とか必要とういうことではなく、どちらも必要なのだそうです。
茂木さんはこの考え方を私たちの人生にも当てはめています。
「人生を豊かなものにするためには、火成論的な発作的な行動と、人格や世界観を養うための水成論的な時期の両方が欠かせない」、と。
先日の勉強会でのディスカッションにおいて、
「イノベーションはうまくいけば天国だが、下手すると地獄に堕ちる」
と言っていた人がいましたが、この茂木さんの本を読んでいて腑に落ちました。
イノベーションを起こすためには、 不連続で圧倒的な変化(火成論的変化) は必要なのですが、それはイノベーションのきっかけに過ぎず、その後にイノベーションを成功に導くために事態や状況を落ち着かせ変化を軌道に乗せるための 小さな変化の積み重ね(水成論的変化) が必要だということ。
火成論的変化はたとえて言えば、火山の爆発 や 隕石の衝突 が挙げられるでしょう。
人生や私たちの労働環境で言えば、火山の爆発は、日々積み重ねていった努力が実を結びスポットライトが当たる時であり、隕石の衝突は外資による会社の買収かもしれません。
そこがイノベーションの始まりと言えるでしょう。
そして、スポットライトが当たった後に抜擢された職務の上でどう成果を上げていくのか。はたまた、買収された後の経営者がどのような手段で企業の改革を進めていくのかが、イノベーションの正否を分けると言えます。
夢実現においても、これがあてはまりそうです。