心の浄化のお手伝い~瞑想



止観とは、中国の天台知義大師(てんだいちぎ)が今から千数百年前に、
最初に使われた言葉だそうです。
ここで、参考になりませば心の浄化のお役立ちになりませば幸いです。
以下の方法にてお試しくださいませ。

* 腰を伸ばし肩の力を抜いて座り、肺の空気を静かに鼻から吐きます。
(この時の姿勢は正座でもあぐらでも構いません)

* 次に下腹部を引きながら、更に息を鼻から吐いてゆき、
一呼吸か二呼吸分の空気が体内に残っている状態で、腹部の皮が腰骨に
つくようなイメージを心に描きながら下腹部を引きます。
そのとき、ヒップを締める様に意識すると引きやすくなります。

* 静かに下腹部の力をゆるめながら息が自然に入ってくる様に身をまかせます。
瞑想呼吸をマスターした人は、息が入ってくる時に宇宙空間の中にある生命
エネルギー(プラーナ)が、体内に入ってくる様にイメージします。

* これらを『止観瞑想』の前に10~12回ほど行ってください。

『止観瞑想』

* 心が静まったあとに、ご自身に引っかかっている問題や動揺させた出来事に
あったご自身の意識を停めて、目を閉じて瞑想の中で、不調和をおこした出来事を
第三者の立場に立って、映画を見るような意識で思い出し情景を眺めます。

* そのときにご自身の心のなかに出てきた不調和を出来る限り思い出します。
引き続き、それらの不調和を何故出たのか原因を追究します。

* もし、その時のご自身の心が調和されておりましたら、
その出来事がどの様に展開したのかを考えます。
( それらを理想的なものに置き換え、再演するのです)
すると、その不調和だった場面の事柄が調和されます。

* 今後、同じ様な不調和の事柄を起こしてしまったときに、
どの様な意識のあり方で臨めば良いか、起こさない様にするにはどの様にすると
良いのかを考えて気づきましょう。





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