体創り~コウノトリさんをお迎えしたくて

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子宮内膜症発覚

2003年4月に結婚。当時32歳。
2人とも子供が大好きでしたし、年齢的なこともあり、早く赤ちゃんが欲しいと思っておりました。
しかし、世の中、そう上手くはいきません。なかなか赤ちゃんが出来なくて、毎回生理が来るたびに、
まるで流産してしまったかのように泣いていました。

2004年1月7日、結婚して9ヶ月。夫の実家への帰省から戻ったところ
今までに味わったことのないような激しい胃痛。一向によくならないので、近所の内科へ行きました。

そこはたまたま婦人科もあり、不妊相談と看板に書いてあったので胃痛のついでに相談してみようと思っていました。

超音波で検査して頂いた結果、4センチの子宮内膜症(チョコレート嚢腫)と、
1センチに満たない子宮筋腫があることが発覚したのです。しかも血液検査では貧血という診断。

子宮内膜症とは 本来、子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子宮内膜様の組織が
子宮以外の場所(卵巣・ダクラス窩・S状結腸・直腸・仙骨子宮靱帯・腟・外陰部・膀胱・腹壁・へそなど)にできる病気です。

子宮以外の場所にできた子宮内膜も、本来の子宮の周期と同じような変化が起こります。
つまり、月経期になると子宮以外の場所にできた子宮内膜も剥離・出血しますが、
血液や内膜を体外に出すことが出来ず、体内に溜まります。結果、チョコレート嚢胞が出来たり
諸臓器との癒着が起こります。子宮内膜症の80%位の人にチョコレート嚢胞が見られます。

生殖年齢の女性の少なくとも5%に、子宮内膜症があるという統計があります。
妊娠したことのない女性に多いことも知られています。

原因は不明ですが、月経時に剥がれ落ちた子宮内膜の一部が、卵管を逆走して
卵巣や腹部臓器に達して増殖するという説が最も有力視されています。その他に生まれつきという説もあります。

結婚前に入った人間ドッグでは何もなかったのに、結婚してからストレスで内膜症が出来ちゃったのかしら??と
こんなに病気があるから赤ちゃんが出来ないんだな…と思い詰め胃痛どころではなくなってしまいました。

子宮内膜症は妊娠すると治るので手術をせずに、積極的に妊娠に向けて
頑張りましょう!ということになりました。

なぜ妊娠すると治るのかというと、妊娠すると生理が止まります。
子宮内膜症(子宮以外に出来てしまった子宮内膜)も剥離、出血が止まるので組織がどんどん小さくなっていくのです。

それから、その近所の婦人科で基礎体温表を買い、毎日体温を記録し始めました。
そして、妊娠出来るタイミングを教えて頂きに、そこの病院へ通うようになりました。




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