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2009.05.24
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カテゴリ: 教育
今日は
運動会当日。

昨晩から降り続いた雨もやみ、
午前6時には開催決定がなされるであろう。

さて、心配な5年生の女の子、
来てくれることを祈るばかり。

だが、
あえて運動会に参加しないことを決めている
6年生が二人いる。


右手を骨折してしまった。

残念ながら運動会当日は
入場行進くらいしか参加できないだろうと、
担任は「放送担当」に急遽抜擢、
原稿も作り変えてきた。

ところが1週間前に迫った月曜日、
「当日欠席させる」との親からの連絡。

理由を尋ねると
最初のうちは
家族も本人も「事情があって・・」
と明らかにしなかったが、

しつこく聞くと
県外で行われる
「プロ野球観戦」のためだという。


「どうせ運動会に出ても
参加する種目がないのだから」


「小学校生活最後の運動会」
「応援するのにも意味があるのでは」
「放送係という重要な役割が・・」
「その県は新型インフルエンザの発生地域」


いろんな理由をつけて説得するのだが
「本人が楽しみにしているから」

と、またまた本人のせいにする親!


そしてもうひとり、
同じく6年生のB君。

1週間前の連絡帳に
「運動会当日、
テニスの遠征試合のため
欠席いたします」
と書かれていた。

B君はずっとクラブチームでテニスをしてきた。
県内予選を突破し、
ブロック大会への出場権を得たが
運悪く運動会と重なり、
ブロック大会を選択した。

父親は本校PTA会長。
卒業式や入学式の祝辞では、
必ずテニスのことを入れ込む
「テニス大好き人間」。

それにしても・・

何度かPTA役員会で同席してきたが、
運動会当日息子を欠席させることは
一言も触れず、
母親による連絡帳のみ。

よほど言い出しにくかったのであろう。

それもそのはず
「PTAは学校の応援団、
みなさん、学校行事には
仕事を休んででも
参加しましょう!」

と言い続けてきた人物なのだ。

その息子が運動会を欠席。

いったい開会挨拶で
何を言うつもりなのだろう。

黙認できないと考えた校長は
電話を入れた。

「直接はお聞きしていないのですが、
息子さんが運動会を欠席されるとか・・」

「そうなんです。テニスのブロック大会と
重なってしまったものですから。
すみません・・。」

まあ、それ以上突っ込めない。

それにしても、
これから続く学校行事等、
PTA会長は
「みなさん、積極的に
参加しましょう!」
と言い続けるだろうが、
保護者はその言葉を
そう受け止めるのであろう・・。

学校がすべてではない。

でも、学校行事の中でも
最大ともいえる運動会も
こんな風に欠席する世の中になったのかと
正直驚いている。

学校教育の価値も

多様化する親の価値観の中で
揺らいでいる。

さて、ぼやきはやめて、
そろそろ運動会の準備に
出かけることにしよう。





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最終更新日  2009.05.24 05:23:10
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Re:運動会に行かない理由2(05/24)  
3児の母 さん
過去の日記にコメントすみません。

この日記の理由で休むことを決断をした保護者の気持ち分かります。


少しずれましたが、
子供の学校は、
勉強重視となり運動会が簡素化されました。

ダンスやスタンツなどは廃止、
親子競技もありません。

やるのは、
70M走とちょっとした競技だけ。
あとは、
選抜者のリレー。

リレーの選抜者なんて毎年決まっています。

選抜になれなかった我が子はたった5分も満たない出場のために、
炎天下の中います。

毎年あほらしいなぁと思っています。
だったら平日子供たちだけでやればいいのに、
それもせず、土日に1日かけてします。

観客席はみるものがないのて、宴会場。


今年は塾のテストと重なり、
本当に悩んでいます。

学校行事という強制力。

学校行事は参加が当たり前と考えていましたが、
こんな内容だし
練習もほとんど時間をとらないし、
あほらしくて仕方がありません。
(2017.05.01 19:20:50)

Re:運動会に行かない理由2(05/24)  
3児の母さん
コメントありがとうございます。
おかげさまで、過去の日記を読み返し、
懐かしい思いに浸ることができました。

>子供の学校は、
>勉強重視となり運動会が簡素化されました。

>やるのは、
>70M走とちょっとした競技だけ。
>あとは、
>選抜者のリレー。

かなりの簡素化ですね。
体育主任を長年務めてきた私から見れば、
「ここまで削減してしまって、意味あるのかなあ…」
というのが、率直な気持ちです。

>学校行事という強制力。
>学校行事は参加が当たり前と考えていましたが、
>こんな内容だし
>練習もほとんど時間をとらないし、
>あほらしくて仕方がありません。

確かに私自身、学校行事への参加は
当たり前だと考えていましたし、
だからこそこの日記を書こうと思ったわけですが、
保護者の側からの思いを聞き、
なるほどなあ…と。

運動会よりも塾のテストを優先するなんて聞いたら
怒り心頭ですが、
運動会の内容をお聞きすると、
そうとばかりは言えないなと
困っています。

実は私、東京にある私立の小学校を
何度か訪問したのですが、
塾で勉強して学校は休息の場、
またはブランド獲得の場、
または社交場という現実を目の当たりにし、
カルチャーショックを受けたことがあります。

お受験バトルは今も盛んで、
学年が進むたびに入れ替え戦が行われるため、
男女比半々だったその学校は、
6年生になると女子が3分の2を占め、
いわゆる「お嬢さん学校」となっています。

当時、小学部2年生の男の子が
「ぼく、今年はだめかもしれない。進級できなかったら近くの公立に行かなくちゃ…」
とぼやくのを聞き、暗澹たる気持ちになったものです。

ここの卒業生はそのまま
中学部・高等部・大学と進学することが多く、
皇室関係や大企業の子息に嫁ぐ割合が高いことで有名です。

しかしこの学校、
学力よりむしろ文化・芸術・体育を重視し、
専門的な技能と知識を持った人を
ゲストティーチャーとして招いています。
「演劇」の時間には劇団四季の役者が指導に来ます。
「美術」の時間には著名な陶芸家の指導が受けられます。

運動場は400mトラック完備、
ダンス専用の完全防音の小体育館も有しています。

そのかわり入学金は150万円、
月謝は10万円以上、別に教材費等数万円、
別途寄付金が年間100万円以上です!

このように学校の特色を前面に打ち出し、
保護者も納得している場合はうまくいくのですが、
地方の公立はそうもいきません。

経済的に厳しい家庭が多いため、
やはりどうしても学力最優先となってしまいます。
高偏差値が豊かな人生を保障してくれるという幻想を
未だに信じている保護者が多いです。

しかしそれはほんの一握り、
いくら努力しても、
半端な学力だけでは人生の成功者にはなれません。

しかも学力は金で買えることが
各調査ですでに証明されています。
家庭の経済力と子どもの学力は、見事に比例しているのです。
親の職業別ランキングも明らかになっています!
公立の教員の努力だけでは、この現実は変えられません。

だからこそ、
運動会の練習を通して体力を培い、
集団演技を通して協調性を身に付け、
応援合戦を通して団結力を高める。

親子演技で家族が触れ合い、
地域に公開することで共同体意識を高める。

地方が生き残るには、これしかないのです。
運動会には、このような意義があります。

もし「3児の母」さんの学校が学力向上だけを目指すなら、
中途半端な運動会の休日開催は中止し、
平日開催にすべきです。

そのかわり、学校が目指す児童像を明らかにし、
保護者の納得を得る努力をすべきです。
学力で実績を示すべきです。

当日は理由を明確に述べた上で
欠席しましょう。
そして、
組織として声を上げましょう。
「保護者会」も任意になりつつありますが、
組織の力はあると思います。


理念なき学校は、
保護者や地域の力で改革していきましょう。 (2017.05.02 03:22:25)

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