濾過装置の付いていない睡蓮鉢は、もう2年前に立ち上げました今回はその時の様子を当時の日記を引用してお伝えします
止水の睡蓮鉢は、濾過のしくみを理解した上で作業すると失敗が少なくなります
できれば濾過付きのものを経験してから(水の立ち上げに何をすれば良いか想定できるから)、もしくはできるだけ水量の大きい鉢(20L以上)で始めるのが良いかと思います
水量が多ければ、水質の急変を招きづらいからです
また、できるだけ金魚を買いに行く前に鉢の用意をするようにします
* * *
<外鉢データ(2004年時)>
直径:約65cm
水量:約45リットル
濾過装置:なし
植物:姫睡蓮(前回からの引き継ぎ)
木賊(前回からの引き継ぎ)
小型温帯性睡蓮(新規購入)
流木x2(前回からの引き継ぎ)
生き物:金魚x4(琉金x3、丹頂x1)
狸々、赤勝ちの更紗、
キャリコ、丹頂
※以下、 赤字 は今回書き足した部分です
<セット1日目:2004年 6/26(土)>
青葉台にある ホームセンター
にて巨大睡蓮鉢を購入ついでにミニ睡蓮(赤花)を購入
早速鉢を洗い、水を張る
もちろん面倒なので水道水直結で(笑
古水が無いのですべて新水で
この時できるだけ、
「曝気(ばっき)」”空気と液体を接触させて酸素を供給すること”をしながら水を入れます
(具体的にはシャワーなどにしてばしゃばしゃ入れる)
そうする事により水中の塩素をある程度抜く事ができます
買ってきたミニ睡蓮、木賊、姫睡蓮を配置した(姫睡蓮は1年経ったので軽く植え替えた)
バクテリアの底床となる事を期待し、今まで使用していた流木を2本配置またこちらもバクテリアの底床となる事を期待し、ミニ睡蓮の株元に大磯を2cm程かぶせる
これで1日程寝かせる事にする
この時点で金魚はまだ入れません
何故なら水道水の塩素が抜けていないからです
1日寝かせるのは塩素を抜く為です
<セット2日目:2004年 6/27(日)>
水は澄んでいる(魚が入っていないので当然)し、外気に触れて程よくあたたまった
さて、金魚を買いに出発
日頃気になっていた近所の鯉屋さんに行ってみる
あまり期待していなかったのだが…はっきり言って良かった!
金魚のタタキは4つ位しかないのだが、金魚自体モノがいい感じ
種類はそんなに多くない
琉金、出目金、丹頂、オランダ、和金、朱文金、の当歳中心そしてらんちゅう黒子くらい
おじさんに許可を得ていくつか気に入った子を掬ってみる
今回は基本にかえって(?)琉金系中心でいこう
ここの子はキャリコがいい感じバランスよく黒がちらばって、尾にも筋がきれいに入っている
個人的に黒勝ちの子が好み
真っ赤な子も欲しい
個人的に丸手で尾の短い子が好きなので、選りすぐってみる
更紗もいいなーと探していると、偶然網に更紗の子が入る
しかも、ものすごく色っぽい赤の入り方!
特に尾の赤の入りがメチャクチャいい
胴体側が白、尾は付け根から赤く先に行くに従って白い縁取りが太からず細からず
丹頂も色合い的にいいなあ
頭だけじゃなくて口の方まで赤のある子が好き
最初は3匹にする予定だったのだがどの子も捨てがたい魅力アリで、
どうしてもこの4匹から1匹落とすことができず結局4匹買って帰る
500円玉程度の当歳なので水量に対する匹数オーバー気味だが、気合いでがんばることにする
家に帰ると早速0.7%塩水浴その後水合わせを1時間程かけて、ようやく鉢の中へ子供達を放す
0.7%塩水浴はトリートメントです
濃いめの塩水なので金魚の様子をよく観察しながらやります
もし丁寧にやるなら こちら
のトリートメントの方法で
はじめはびっくりして鉢底に沈んでいたが、
しばらくして泳ぎだす
左の写真は3匹、狸々の子は写っていない
みんなかわいい
普通は1週間くらい放置してから金魚を入れるのが吉
今回は水が出来ていないうちに金魚を投入しているので、これから毎日気をつけて観察する事にする
梅雨で水温も水質も安定しないしね
水質の悪化を最低限に防ぐ為、今日は金魚はゴハン抜き
明日も抜いた方がいいかな
明日の水の様子を見て考えよう
<セット3日目:2004年 6/27(月)>
問題発生!水が白く濁ってる(TT
やっぱり水が立ち上がっていない上に4匹の金魚じゃ当然かも
緊急に対策を練るとする
まずは水替え
会社行く前の朝だし急だったので水道水を直に使う
水道水の水温がやや低いのが気になるが、ここはしょうがない
底水をオーバーフローさせるように四分の一程水を入れ替える
水はまだやや白い
エサは当然抜き
子供達、もうちょっと我慢してくれ
とりあえずこのまま会社に行き、会社帰りに対策に必要な物↓を購入