睡蓮鉢の水換えに使っている水
置き水したりして塩素を抜いているはずなのですが、果たして本当に塩素が抜けているのか?
今日はそれを測ってみる事にしました
まずは残留塩素を計測する「塩素チェッカー」
色々 試薬
などもあるようですが、お手軽簡単ということでこの「 ミズミル
」で測ってみる事にします
ミズミルでは1.2~0.05ppmまでの残留濃度を測定できるようです金魚の水換えには少なくとも0.05ppm以下(残留塩素はほとんど検知されない)を目標とすることにします
厳密に言えば、0.05ppm以下であっても僅かに残留していれば濾過バクテリアなどにダメージが無い訳ではありませんが、あまりシビアに考えすぎると切りがなくなってしまうので、金魚を普通に飼育する分にはこのくらいで良し、と自分の中の基準としています
もっと厳密に測りたいときは、試薬などを使うのが良いと思います
月夜野では塩素を抜くのに、少なくとも12時間以上置き水をするようにしています普段は10L用バケツに10Lの置き水をしていますが、今回はバケツの大きさを10L、600ccと2種類用意して測定してみました
<夜9時>:水道水を用意
水道の蛇口から直接出したものを測定、何れも 0.4~0.15ppm程度
検知
<翌朝9時>12時間後の測定結果
表面と内側で濃度が違うかもしれないのでよくかき回してから測定
何れも 0.05ppm以下
の判定
一応一晩の置き水で塩素は抜けているようです
月夜野ではこの水に ブライティK
を規定量の半分入れて水換え用にしています
塩素抜きの水質調整剤は色々ありますはたしてこれらでも本当に塩素が抜けているのかどうか、ついでに測定してみました
使ったのは家にある「 ブライティK
」と「 EHIME 4 in 1
」
これらを10Lの汲みたての 水道水(0.4~0.15ppm程度塩素濃度)に、 試しに規定量の半分
入れて
みました
なぜ規定量の半分にしたかと言うと、通常水道事業体による塩素濃度目標値が1ppm以下ということなのですが、月夜野の水道水は0.4~0.15ppmでした
水質調整剤の規定量が(仮定ですが)もし1ppmを基準として作られているなら、単純計算でも2/5~3/20量、すごくおおざっぱに要約して1/4量程度で良いはずです
結果はどちらも 0.05ppm以下
の判定
これで少なくとも月夜野の現在の水道水では規定量の半分の調整剤で済む事が判明しました
次に同じく10Lの 水道水に 規定量の1/4量
入れて
みました
計算ではこれでも塩素は中和できるはずです
結果は ブライティKは0.15~0.05ppm程度検出、EHIME4 in 1は0.05ppm以下 の判定
でした
ブライティKでは若干塩素が残る、EHIMEではこれでも大丈夫ということです
外鉢の方はどうなのか?
まず普通に外の水道の塩素濃度を測ると 0.4~0.15ppm程度の塩素濃度
、家の中と同じです
いつものように足し水する場所に小さなバケツを置いて鉢に入る水の塩素濃度を測ります
結果は 0.4~0.15ppm程度
の塩素濃度、全然抜けてないです
外鉢の方は、この方法であまり大量に水換えするときんぎょーずにはあまり宜しくなさそうです
*
ちなみにこれは月夜野での測定結果ですので、皆さんの家の水道水に必ずしも当てはまる訳ではありません
地域によって水道水中の残留塩素濃度は異なります
また、同じ家でも季節によって塩素濃度が変わる場合がありますので、夏と冬には測り直してみた方が良いかもしれません(夏の方が塩素が多いと言う話もあります)
あなたの家の水はどうですか?