道のりは険しい？

一人旅

長期休暇が取れたので、学生の頃留学していた国へ一人旅にでかけたのです。

３週間の海外旅行。

旦那さんに「ホストファミリーに会いに行きたい」って言ったとき、

旦那さんは、「行っておいで！楽しんでくるねんで！」と快く了解してくれました。

それにお小遣いまでくれました。

すごく理解のある旦那さんで、私も迷うことなく一人旅を実行できました。

なつかしい国。　なつかしい風景。　そして愛するホストファミリー。

そこで私が感じたことはたくさんありました。

感じたと言うより、ずっと昔に私の中にあったものを思い出したという方が

正しいかな。　日本に住んでるうちに忘れてたこと。

とっても楽しい３週間でした。

あっという間の３週間でした。

でも私の中でいろんなことが変わりました。

留学時代もそうだったけど、私はよくホストファミリーの家で料理をしていました。

私が料理するたびに、家族全員が「すごくおいしいよ。　ホントにありがとう、空」って

言ってくれました。

一回だけじゃなく何回も。

「いつでも僕たちのために料理してね」

「空は、すばらしいコックさんだね」

「こんなおいしい料理どうやって作るの？」

「ありがとう。　ありがとう。　ありがとう。」

「愛してるよ、空」

私はホントにうれしかった。

料理だけじゃなくて、洗濯したときもアイロンしたときも掃除したときも。

幸せだった。

ホストファミリーとの生活。

愛されてるって毎日感じた。

その時はまだ気づかなかった。

私が創りたかった家庭はこういう家庭だったんだ。

留学してたときにも同じ事を感じてた。

愛にあふれた家庭。　

誰の前でも何歳になっても手をつないだり、KISSしたり。

I love you.って一日に何回も言えるような家庭。

一人旅の間、私はただ旦那さんに会いたかった。

いつも一緒でこんなに長い間離れて生活することはなかったから、

やっぱり淋しかった。

会いたかった。

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